【ご報告】田尻 沙妃(#21)退団のお知らせ

いつもFCふじざくら山梨へのご声援いただきまして誠にありがとうございます。

この度、田尻 沙妃が2023シーズンをもちまして退団することになりましたので、お知らせいたします。

2023年シーズンに大学を卒業し入団した田尻は、在学中からFCふじざくら山梨への入団したいという想いを持っており、昨年のなでしこリーグ入替戦予選大会のタイミングからチームへの練習参加を希望してくれました。
FCふじざくら山梨の記念すべき開幕戦となったJFAアカデミー福島戦では後半途中から試合に出場すると、FCふじざくら山梨の記念すべきなでしこリーグ初ゴールとなった辻野のゴールの起点となるパスを供給したのが、右サイドの田尻でした。

出場機会は多くありませんでしたが、自分のウィークポイントを認識し、走り続けることができる、サッカーが好きな選手です。
リーグ戦後期は途中から出場することも増え、チームの後半戦負けなしに貢献してくれました。

地域活動や朝からのごみ拾いなどにも積極的に参加し、チームを応援してもらうアクションをし続けてくれました。

以下、応援頂いた皆様へメッセージになります。

田尻 沙妃/TAJIRI SAKI

■入団年 2023年(クラブ5期)
■生年月日 2000年7月24日
■ポジション MF
■出身地 京都府

本人からのメッセージはこちら

まず初めに2023シーズンFCふじざくら山梨への沢山の熱い応援とサポート本当にありがとうございました。
そして今シーズンを持ちましてFCふじざくら山梨を退団する事になりました。

今年大学を卒業してふじざくらに入団させて頂き、サッカー選手としても社会人としても1年目で慣れない事も多かった私にチームの選手、スタッフ、会社の方など多くの方々が優しく手を差し伸べてくれました。

また、今シーズン試合に中々絡めない時期が続き、正直気持ちが折れてしまいそうな時もありました。
しかし、そんな中でも最後まで今の自分がこのチームの為に出来る事は何かを考えやりきろうと思えたのは、ふじざくらだったからからだと思います。
嬉しい時や楽しい時だけでなく、苦しくて落ち込んでいる時、怪我をしてしまった時、どんな時でも1番近くで一緒に頑張ろうと声をかけてくれたチームの選手がいた事が支えになりました。
また、このクラブがファン、サポーター、パートナー企業様、地域の方々など沢山の人から応援され、愛されているクラブである事、クラブがどんな状況であろうと変わらず背中を押してくださる皆様がいたからこそそこから私個人としても本当に頑張るチカラを頂きました。
卒業後すぐこのクラブにきた私にとってはファン、サポーター、パートナー企業様がこんなにも沢山いてくださる事が初めてで、特にホーム戦の雰囲気、ふじざくらファミリーの一体感が本当に大好きでした。また、SNSを通じても沢山の方々がホーム、アウェイ関係なく声援を送ってくださり、それを見る度にああ、ふじざくらって本当にいいクラブだなあと実感する事ができました。
そしてそれを感じる事ができたのはこれまでこのクラブを創り上げてきた人達のお陰だと思います。

1年と言う短い期間でしたがこのクラブの選手として闘えた事を誇りに思いますし、オフザピッチ活動などを通して沢山の経験を積み、多くの事を学ぶ事が出来た事が私にとっての大切な財産です。

最後に、雇用先である富士観光開発始めTHE SENSE FUJI、プラットホームの皆様。社会人1年目の未熟な私に沢山の事を学ばせていただき、経験させていただき感謝しております。
ここで学んだ事を次に活かし、サッカー選手としても一社会人としてもより成長していけるように精進していきます。

まだこれからの事は決まっていませんが、良い報告と共に支えて頂いた恩返しが出来るように次のステージでも頑張りたいと思いますので温かく見守っていただけると嬉しいです。本当にありがとうございました!