【わたし日誌】2023年シーズンを振り返るVol.3 ~鈴木和遥#13~

FCふじざくら山梨の5シーズン目である2023年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:鈴木和遥(本人)より

〇今年もっとも印象的だったこと

今シーズンもっとも印象的だったことは、ホームでのJFAアカデミー福島戦です。
JFAアカデミー福島戦は大敗となった試合で自分たちのサッカーが全くできず実力の差を感じ、とても悔しく忘れることのない試合となりました。
正直、あの試合で自分に自信を無くし、下を向きそうになりましたがファン・サポーターの温かい言葉に救われ、またここから頑張ろうと気持ちを切り替えることができました。心の大きな変化としてもこの試合は私にとって忘れられない試合になります。

〇この1年間で選手として、そして人間として成長したこと

成長したことと言っていいのかわかりませんが、以前の私と比べ少し器用になったと思います。
今シーズンはフォワード、トップ下、サイドハーフ、サイドバックを経験しました。こんなに色々なポジションでプレーしているのは自分だけじゃない??と思います。どのポジションにも役割があって求められているものが異なります。
色んなポジションを任され、試合状況をみながら自分なりに考えてプレーすることで器用さが身に付いたかなと思っています。
社会人として振り返ると、私はthe sence fujiやアミューズで働かせて頂いたことで、様々な職種の方と知り合うことができました。今まで縁のなかったホテルやキャンプ、カフェで働く方々と一緒に働くことで、その業界のことはもちろん、そこでの知識や技術が身に付いた実感があります。
来シーズンも多くの方と色んな形で関わり、たくさんの事を吸収してもっと成長に繋げていきたいです。

〇私にとって「応援のチカラ」とは

今年はシーズンを通して本当に厳しい試合が多かったです。しかし最後まで諦めずに走り続けることができたのは紛れもなくファン・サポーターの方々の応援のおかげです。
ふじざくらが劣勢で前半を終え、ロッカールームに戻る時に「大丈夫!後半巻き返そう!!」「がんばれー!!」などの言葉をかけられ、いつも「よし、頑張ろう!!点を決めてやる!!」と奮い立たされていました。
チームがどんな状況でも温かい言葉をかけてくださる皆さまには本当に感謝しています。
応援して下さる皆さまのために、もっともっと頑張ります。
来シーズンはより皆さまと喜べる瞬間をたくさん作りたいのでパワーアップした私たちも共に戦ってください!!

〇FCふじざくら山梨は私にとってどんな存在

2期生としてFCふじざくら山梨に入団して4年。
あと1ヶ月後には、5年目に突入します。正直、ここまで大学を卒業してからサッカーを続けると思っていなかったのでびっくりです。
それほど自分はサッカーが好きで、FCふじざくら山梨というチームが好きなんだと最近思うようになりました。
毎年同じ事を綴っているのですが、そんな私にとってFCふじざくら山梨は、新たな挑戦の機会を与えてくれて、サッカー選手としても社会人としても成長できるチームだと思います。
今シーズンは担うポジションが増え、配属先も変わり環境に変化が生まれました。
昔から環境が変化するのがあまり好きではなく、慣れるのに少し時間がかかりやすいタイプの人間でしたが、FCふじざくら山梨に入団して4年、様々な変化に対応できるようになったと思います。変化を楽しみながら一歩ずつ前に進むことができていると自分自身感じているので、今後も様々なことに挑戦して成長していきたいです。