【わたし日誌】2023年シーズンを振り返るVol.9 ~脇田紗弥#14~
FCふじざくら山梨の5シーズン目である2023年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:脇田紗弥(本人)より
〇今年もっとも印象的だったこと
第5節のヴィアティン三重レディース戦でチームとしてなでしこリーグ初勝利をできたことです。
それまでなかなか勝てなくて苦しい時期が続く中で、試合終了の笛が鳴った時に、人生で初めて勝つことでの嬉し涙が流れました。
みんなで喜び合えることも嬉しかったですし、なによりどんな時でも応援し続けてくれたサポーターさんたちの前で勝利をお届けできたことが嬉しかったです。
みんなで喜び合える瞬間が大好きだなと改めて思った試合だったので、印象的でした。
〇この1年間で選手として、そして人間として成長したこと
選手として成長できたことは、シンプルに「筋力」がついたことです。なでしこリーグで戦い抜くためには当たり負けない体作りが必要だと思い、シーズン当初より筋トレを続けてきました。それが試合でも発揮できる部分が多く、この1年での成長を感じました。
それに伴い、人として成長したことは、継続することです。私は「これをやる!」と決めていてもあまり継続ができないのですが、2023年シーズンは週3回の筋トレの日を設けて1年間継続して取り組んできました。
筋トレ部のみんなにも助けられた部分もありますが、継続するチカラが私自身、成長したところだと思います。
〇私にとって「応援のチカラ」とは
「原動力」です。
2023年シーズンは思うような結果が出なかったシーズンでしたが、私が前を向き続けられた理由は、どんな時でも応援し続けてくれるサポーターの皆さんがいたからです。
正直、1年を通して、悔しさで足が止まりそうになる時もありました。でも、どんな時も温かい心で応援してくれるサポータさんたちのことを思うと、このままじゃいけない。もっと頑張らないと。と奮い立たせられました。
この1年で改めて皆さんが届けてくれる応援のチカラはとても大きなものだと感じました。
1年間たくさんの応援本当にありがとうございました!2024年シーズンはもっと皆さんと喜び合えるようにより一層頑張ります!!
〇FCふじざくら山梨は私にとってどんな存在
色々な引き出しをくれる存在です。
大学を卒業した頃は全くなかった引き出しもFCふじざくら山梨に入団して2年間でたくさんの引き出しが増えました。
サッカーの面でもプレーの引き出しが増えましたし、オフザピッチの面でも社会に必要なスキルの引き出しが増えました。私はこのチームが1年目なので、他のチームのことはよくわからないですが、こんなにも学びがあるクラブは他にないのではないかと思うくらい学べることが多いクラブだと思っています。
最強のGM、最強のスタッフ、最強のチームメイトに囲まれて、日々、色々なことを学んで吸収させてもらっています。
このクラブにいる以上は私の引き出しがパンパンになるくらい学びたいと思っています!