【わたし日誌】2023年シーズンを振り返るVol.12 ~広沢実佳子#19~
FCふじざくら山梨の5シーズン目である2023年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:広沢実佳子(本人)より
〇今年もっとも印象的だったこと
「出会いがあり、別れもある。」ということです。
学校ではないし、部活でないのだから当たり前ですが、2023年シーズンのFCふじざくら山梨に関わるメンバーは2023シーズンで終了しました。
率直にいうと、このメンバーで掲げた目標が達成できなかったから、悔しく、また2024年シーズンも、となれないことが悲しいです。楽しいことや習得できたこともあったシーズンでしたが、それ以上に悔やむシーズンでした。このメンバーでできたことを糧として、また再会した時にいい報告がし合えるように頑張っていきたいです。
〇この1年間で選手として、そして人間として成長したこと
この一年で、成長できたことは「自分を評価する」ということです。
行動には計画や実行、評価が伴うと思っています。選手としてどうしたら上手くいくのかプランを考え、アクション・評価することが大切だと心に留め、このシーズンは戦ってきました。それが、上手くいったときもあればそうでない時も多くありました。アクションをした後、自己評価すると、最終的にこうなりたいな、こうしたいな、などというイメージに行きつきました。自分を評価することで、物事の見える化が出来ました。
だから、昨シーズンの経験や感じた事は、もっと自分を磨くためのこれからの材料であると思います。生かすも殺すも自分次第で、この経験を2024年シーズンは、倍にして成長します。
〇私にとって「応援のチカラ」とは
「応援してもらえる人やことを増やしていくこと。」
これはここに入団してからずっと教え続けてもらったことです。試合に向かう時や試合で敗れた時、応援の言葉に助けられました。応援があることで、背中を押され、次に向かって進むこともできる、あればあるほど大きな力だと思います。様々な方々が応援してくださる環境に感謝し、改めて「応援のチカラ」を感じることができた1年でした。引き続き応援してもらえるよう、またもっと応援してくださる方を増やせるように努力したいです。
〇FCふじざくら山梨は私にとってどんな存在
成長を求め、支援してくれる存在です。
女子サッカー界のみならず、スポーツ界でやっていく上で必要なこと、大切なことを学ぶことができます。今は自分らしさの中で、なりたい自分になるために試行錯誤してます。ピッチの中でも外でもチームの成長と一緒に自分も歩み、挑んでいきたいです。