【2024プレナスなでしこリーグ2部 第3節~試合結果~】VS 大和シルフィード戦

いつもFCふじざくら山梨へご声援頂きまして誠にありがとうございます。
3月31日に行われた2024プレナスなでしこリーグ2部第3節大和シルフィードとの試合結果をお伝えいたします。

≪2024プレナスなでしこリーグ2部第3節~結果~≫
(45分ハーフ)
FCふじざくら山梨 3-0 大和シルフィード
-前半 2-0
-後半 1-0
(得点)
2分 鈴木和遥
33分 山本菜桜美
82分 松岡沙由理
(来場者)
760人

≪スターティングメンバー≫
GK 出口春奈
DF 濵名花子 松岡沙由里 高山紗希 小鍛冶旭
MF 井原美波 三田幸望 中村友香 菅百花
FW 山本菜桜美 鈴木和遥

(途中出場)
60分 OUT27 三田幸望 → IN20 五味小暖
70分 OUT10 菅百花 → IN 15 成迫実咲
87分 OUT9 山本菜桜美 → IN 21 内田朱夏
87分 OUT13 鈴木和遥 → IN 14 脇田紗弥

【今節の振り返り~マッチレポート】

前節のアウェイで今シーズン初勝利を記録し、今節ではホームゲーム初勝利を目指すFCふじざくら山梨。
本日は鳴沢村Thanks Dayということで、鳴沢村の子どもたちのエスコートキッズや鳴沢村で活動をしていたピンキーダンスファクトリーの皆さんが試合を盛上げてくれました。

前節のスターティングメンバーから、3人を入れ替えて、高山・菅は今シーズン初のスターティングメンバーに名前を連ねました。

序盤から試合が動きます。
開始2分、右サイドのペナルティエリア付近でボールを持った濵名が相手を交わし、クロスを供給します。
相手キーパーがパンチングで弾き、相手選手がクリアをするもボールはルーズボールになり、そのボールをタイミングよく鈴木がボレーで合わせ、先制点を取ります。
鈴木は前節に続き2試合連続のゴールとなります。

その後は一進一退の攻防が続きます。
相手がボールを丁寧に繋ぎ、ビルドアップからボールを運ぶも、昨年全試合でコンビを組んだ松岡・高山が安定した守備を見せます。
コーナーキックのピンチも再三迎えるも、出口を中心に声を掛け合い、危ないシーンは作らせない展開が続きます。

すると、待望の2点目が生まれます。
右サイドの井原から菅が中央でボールをもらうと鈴木へパス。
狭いエリアですが、鈴木がディフェンスの背後となるペナルティエリアのスペースにパスを流すと、裏を抜け出した山本が相手を背負いながらも左足でゴール隅に決め、追加点を奪います。
山本は2試合連続、そして本日は誕生日となるため、バースデーゴールとなります。

FCふじざくら山梨が主導権を握る形で、前半リードで折り返します。

ハーフタイムでは渡辺海監督より「良く戦えてるからこれを継続したい!ただ守備の質が下がったら相手に持っていかれるゲームになることを絶対に忘れないこと。一人一人が守備から攻撃に繋げること。全員で戦うよ!いくよ!」とチームを鼓舞し、後半に入ります。

後半もFCふじざくら山梨がボールを動かす時間となります。
左サイドの小鍛冶・菅に鈴木と三田が関わり、左サイドにスペースが生まれ、攻撃の軸になる展開が続きます。

後半に入り、ゲームが動かない中で、FCふじざくら山梨は三田に変えて、18歳の五味がピッチに入ります。
山梨県甲府市出身で、日本航空高校卒業選手ということで、五味の名前が呼ばれると、会場が沸き、「こはる頑張れ!」「こはる行こう!」など鼓舞する声がサポーターさんより届きます。
その五味はミドルレンジからシュートを狙うなど、積極的な関りを見せ、ゴールを脅かします。

そして82分、コーナーキックを獲得すると、キッカーの小鍛冶が蹴ったボールは中央で五味が頭で合わせます。
このシュートは相手選手にあたるも、そのこぼれ球に松岡が反応し、右足を振り抜くと、相手選手にあたったボールがゴール右隅に吸い込まれます。
松岡のなでしこリーグ初得点は貴重な追加点となります。

最後まで相手ゴールを果敢に狙い続けるも、そのままホイッスルが鳴り、試合終了となりました。

ホーム初勝利と連勝という最高の結果を手にすることができました。
2連勝中の相手に勝つことができたことはチームとして非常に大きな1勝となりました。

次のホームゲームは4月14日(日)、13:00から富士山の銘水スタジアムで行われます。

以下、渡辺海監督、五味小暖、松岡沙由理のコメントになります。

渡辺海監督


Q)試合を振り返って
「上位に食い込むためには必要な勝利が絶対条件のゲームであったため、自分達の戦う姿を魅せられるかということでしか、この戦いを制することはできないと思っていました。一つ一つの局面で上回るということを選手たちが一生懸命やってくれた結果が今日のゲームになったと思います。」

Q)次節に向けて
「どんな相手であろうと自分たちが勝つことは変わらないことなので、次の試合に向けて日常から準備していくしかありません。チームを支えてくれる25名の選手が毎週毎週自分自身を表現してくれている結果が今のチームを作ってくれているので、次節も全員で勝利を目指して日々の練習からやっていきたいと思います。」

松岡沙由理


Q)ふじざくら加入後、なでしこリーグ初ゴールを振り返って
「ほっとしました。コーナーでチャンスを作れるシーンが多い中、前半の決定機を外してしまったので、後半で絶対決めようと思っていました。」

Q)試合を振り返って
「開始早々先制点を取ることができ、更に前半で追加点を取ることができ、2-0で前半を終えたことはよかったです。前節はリードしている時に失点をしてしまったため、今節は失点なしで前半を折り返すことはチームにとって大きな自身に繋がったと思います。」

Q)次節に向けて
「昨シーズンはなかなか連勝ができなかったので、今日勝てたことは大きかったですし、絶対に次も勝たなければならないため、引き続き準備していきたいと思います。また、交代した選手が結果を出してくれており、総合的にチーム力は上がっていると思うので次節も全員で勝ちにいきたいと思います。」

五味小暖


Q)デビュー戦を終えて
「ピッチに入った時は緊張しましたが、入る時に先輩たちがハイタッチや声かけをしてくれて、緊張がほぐれ楽しくプレーをすることができました。」

Q)試合を振り返って
「前半リードしていたため、後半はサブのメンバーが肝になってくると思っていました。自分が入った時に追加点を取ることができた時は、流れを変えることができたと実感したので素直に嬉しかったです。」

Q)サポーターさんに向けて
「最年少でわからないことや不安な気持ちもある中、今日試合に出たことで応援のチカラの素晴らしさに改めて再認識することができました。また、ピッチに入った時に自分の名前を呼ぶ声を聞いて、とても後押しになりました。次節もメンバーに入って、今以上に応援される選手になりたいと思っているのでこれからもよろしくお願いします。」