【2024プレナスなでしこリーグ2部 第4節~試合結果~】VS ヴィアティン三重レディース戦
いつもFCふじざくら山梨へご声援頂きまして誠にありがとうございます。
4月7日に行われた2024プレナスなでしこリーグ2部第4節ヴィアティン三重レディースの試合結果をお伝えいたします。
≪2024プレナスなでしこリーグ2部第4節~結果~≫
(45分ハーフ)
FCふじざくら山梨 2-0 ヴィアティン三重レディース
-前半 0-0
-後半 2-0
(得点)
50分 山本菜桜美
81分 山本菜桜美
≪スターティングメンバー≫
GK 出口春奈
DF 濵名花子 松岡沙由里 源関清花 小鍛冶旭
MF 井原美波 三田幸望 中村友香 菅百花
FW 山本菜桜美 鈴木和遥
(途中出場)
56分 OUT 13 鈴木和遥 → IN 14 脇田紗弥
69分 OUT 10 菅百花 → IN 15 成迫実咲
85分 OUT 9 山本菜桜美 → IN 21 内田朱夏
85分 OUT 11 中村友香 → IN 25 田中里穂
85分 OUT 29 三田幸望→ IN 20 五味小暖
【今節の振り返り~マッチレポート】
前節ではホームゲームで大和市シルフィードを3-0で破り、2連勝中のFCふじざくら山梨。
本日の試合でクラブ史上初の3連勝を達成したいところ。
前節のスターティングメンバーから高山のところが源関に変わり、望んだ一戦。
対戦するのヴィアティン三重レディースとは昨シーズン、1勝1敗という対戦成績となり、今シーズンは2分1敗で9位。
立ち上がりから、FCふじざくら山梨がボールを保持する展開に。
ふじざくらは左サイドのスローインを起点に小鍛冶がクロスを送ると、山本が中央で競るもそのこぼれ球を拾えず、シュートまでいけず。
その後も、ふじざくらは時間の経過と共にボール保持率を高めていき、前半27分には、井原の浮き球を受けた濵名が絶妙なクロスをあげるも、菅の前でボールのバウンドが変わり、シュートは打てず。
その後も、左サイドの敵陣深くでボールを収めた鈴木から菅が運び出し、小鍛冶へパスをつなぐと、前節のアウェイで得点のお膳立てをしたあたりから右足でクロスを送り、ファーサイドに飛び込んだ井原・濵名がゴールを狙うもシュートまで持ち込めません。
ハーフタイムでは渡辺海監督より「うまくいかない流れだけども、焦れて相手のカウンターで点を取られないように意識していこう。攻撃では状況の中で、相手の背後を意識してスペースを逃さないこと、チャンスは作れるよ!難しい状況も出る試合だけど、自分たちでプレッシャーに負けて苦しくならないこと!耐えるよ!後半いこう!」とチームを鼓舞し、後半に入ります。
後半開始早々、試合が動きます。
ボックス内へドリブルで持ち込んだ山本が相手選手に倒されPKを獲得。これを山本が冷静に沈め、アウェイチームの地で先制点を奪います。
山本はこれで3試合連続ゴールとなります。
しかし、ゴールを奪われた直後の後半6分に、相手選手に左サイドを突破されるも、クロスに合わせた相手フォワード選手のシュートを出口が鋭い反応を見せ、ボールに触りポストに。
味方がゴールをした直後に素晴らしいプレーを魅せます。
試合の攻防が激しくなる中、ふじざくらは、フレッシュな選手を次々と投入し、追加点を奪いに行きます。
そんな中試合を決定づけたのは、後半35分。
途中出場の脇田が井原からのパスに右サイドを抜け出し、柔らかいボールをファーサイドへ。
ボールは円を描きながら、ファーサイドから中へ入りこんだ山本が反応し、追加点を奪います。
試合終了間際には、スルーパスに抜け出した相手選手とボックス内で1VS1に持ち込まれるが、出口の懸命の守備で得点を与えません。
最後は相手が攻勢を強めるも、しっかり守りきり、試合はこのまま終了。
これでクラブ初の3連勝を達成しました。
次節は、4月14日(日)13:00から富士山の銘水スタジアムでJFAアカデミー福島との一戦が行われます。
JFAアカデミー福島は今シーズン4戦負けなし。
昨シーズンは、1-3、0-5と力負けした相手に、今年は勝利を目指します!
この勢いを継続して連勝を飾れるよう来週も準備してまいりますので、ぜひ会場でご声援のほどよろしくお願いいたします。
以下、渡辺海監督、山本菜桜美、源関清花のコメントになります。
渡辺海監督
Q試合を振り返って
「試合の中で相手がしっかり守備でブロックを引き、厳しいオーガナイズをされる中で、チャンスを作れないゲーム展開でした。その中で、焦れずに一つ一つゴールに向かためアクションを継続できたことで、でもぎ取れたPKでしたし、その後の追加点を奪えたのが勝因に繋がっていったと思います。」
Q次節に向けて
「ここまで連勝した形で、首位のJFAアカデミーさんを迎えることはチームとしてありがたいことですね。次はホームゲームということで、最高の環境の中で試合を出来ると思いますし、強い相手に対して、なんとか食らいついてく姿を見せていきたいと思います。次も良い戦いを皆さんにお見せでききればと思っております。」
山本菜桜美
Q試合を振り返って
「堅守のチームからなかなか得点が生まれない中、自分たちが出来てることはポジティブに焦れずに継続していこうと、みんなが一体感をもって最後までプレーできた試合でした。3試合連続ゴールとなりましたが、みんなが自分の特徴を活かしてくれたり、お互いの良さを出せるようにプレーしたりと、日々の一つ一つが積み上げられてることでこの結果に繋がっていると思います。」
Q次節に向けて
「首位にいるJFAアカデミー福島を相手に簡単なゲームにはならないと自覚しています。自分たちの立ち位置も含めてホームになりますので、全員で勝ち点3をとりに行きます。ぜひみなさんの応援で後押ししていただけたら嬉しいです!よろしくお願いします!」
源関清花
Q試合を振り返って
「まず無失点勝利で終えれた事はとても良かったです。2試合ぶりのスタメン出場で少し緊張しましたが、自分自身が出た試合で無失点勝利をまだしていなかったので、今日は絶対無失点!と頭で目標を決めて試合に入りました。周りに助けられ、それが実行出来て素直に嬉しかったです。特に前半では、ボールをうまく保持出来ない時間が長く続いた時に間延びし、守備において前から圧力をかけれず苦しい時間が続いた時がありました。相手の攻撃が優勢な時ほど,引くのではなく積極的に前から圧力をかけて行く必要を感じました。試合中に話し合いましたが、もっと早く悪い流れの原因に気づき行動に移す必要があり、そこを次につなげたいです。」
Q次節に向けて
「次節は上位のJFAアカデミー福島です。また、ホーム山梨で勝利を皆様にお届けできるよう、全員できちんと準備していきます。またホームで温かい応援をよろしくお願い致します!」