【2024プレナスなでしこリーグ2部 第5節~試合結果~】VS JFAアカデミー福島戦

いつもFCふじざくら山梨へご声援頂きまして誠にありがとうございます。
4月14日に行われた2024プレナスなでしこリーグ2部第5節JFAアカデミー福島との試合結果をお伝えいたします。

≪2024プレナスなでしこリーグ2部第5節~結果~≫
(45分ハーフ)
FCふじざくら山梨 1-0 JFAアカデミー福島
-前半 0-0
-後半 1-0
(得点)
67分 濵名花子
(来場者数)
760人

≪スターティングメンバー≫
GK 出口春奈
DF 濵名花子 松岡沙由里 源関清花 小鍛冶旭
MF 井原美波 三田幸望 中村友香 菅百花
FW 山本菜桜美 鈴木和遥

(途中出場)
62分 OUT 16辻野友実子 → IN 10菅百花
62分 OUT 29三田幸望 → IN 20五味小暖
70分 OUT 13鈴木和遥 → IN 14脇田紗弥
92分 OUT 9山本菜桜美 → IN 21内田朱夏

【今節の振り返り~マッチレポート】

前節のフォーメーションから菅に代わり辻野が左サイドハーフに入り、挑んだ一戦。
入場時には、辻野友実子デザインのマッチデープログラムをサポーターさんが掲げてくださり、共に桜を咲かせました。

また本日は嬉しいことに、チーム立ち上げ初年度よりサッカー教室を実施させて頂いていた「河口湖キッズサポート」の子どもたちがエスコートキッズとして16名も参加してくださいました。初のサッカーのピッチに緊張しながらも、最後は笑顔を見せてくれました。

昨年は1-3、0‐5と苦杯をなめた相手に対してリベンジできるか、まずはふじざくらが守備からリズムを作ります。

キーパーからのビルドアップで攻撃を組み立てる相手に対して、フォワードの山本、鈴木がまずは動き出し、井原・辻野が連動し、相手を自由にさせない動きで、中盤でボールを回収する守備でマイボールにして、自分たちの攻撃を組み立てていきます。

ふじざくらは右サイドでボールを動かすと、濵名が抜け出しクロスを送り、一度はキーパーに弾かれたボールを鈴木がダイレクトでシュートを放つも、相手キーパーのファインセーブで先制点とはなりません。
相手がボールを保持しても、中盤でボールを奪取し、ふじざくらは時間の経過と共にボール保持率を高めていき、攻撃に繋げていきます。

前半35分には、右サイドの井原が切り返し、左足で上げたクロスに辻野が抜け出し、キーパーとの1対1になるもオフサイドフラッグがあがるなど、格上の相手に対して、果敢にチャンスを作り続けます。

また、左サイドからの攻撃がアクティブで、辻野・小鍛冶が何度も突破を図るシーンも見られ、ふじざくららしい攻撃が続いた前半でしたが、ゴールは生まれず。

ハーフタイムを挟み、後半は風向きが変わる中、相手のディフェンスラインから自陣ペナルティエリアにボールを放り込まれるも、守備陣がヘディングを跳ね返します。

推進力があるサイドの選手に突破されるシーンもありますが、センターバックの松岡・源関がサポートすることで、相手の攻撃の芽を摘んでいきます。

後半15分には相手のコーナーキックから、ゴール前のこぼれたところ相手が反応し、シュートも放つも出口が鋭い反応をみせて弾くなど、守備陣が高い集中力を見せ、絶対にゴールマウスを割らせない強い意志を見せます。

すると、試合が動いたのは67分。
この試合再三、右サイドで上下に運動量を見せてきた濵名が、右サイドで井原とのパス交換で抜け出し、ファーへ目掛けてのライナー性のクロスはそのままキーパーの頭上を越えて、サイドネットを揺らします。濵名はなでしこリーグ初ゴールになります。

その後も途中投入の脇田がペナルティエリアにドリブルで侵入するシーンなど作り、会場を沸かせます。

試合終盤は相手がスピードのある選手を投入し、スペースを目掛けてロングボールを供給するも松岡・源関が対応し、相手を自由にさせません。

試合はそのまま終了となり、1-0で勝利することができました。

これでクラブの連勝記録はまた1つ伸び、4連勝を達成しました。

以下、渡辺海監督、濵名花子、中村友香のコメントになります。

渡辺海監督

Q)試合を振返って

優勝を目指してチームを作ってきてますし、選手がそれに向けて本気で取り組んだ結果が、今日の勝利だと思います。
格上相手に対して、ゲームの主導権を握れるシーンは多かったですが、その中で、守備で相手にストレスを与え続けることができましたし、そういった部分が相手のリズムを崩したところにもつながったと思います。前半は得点できなかったので苦しくなりましたが、後半は焦れずに守備から攻撃への切り替え、カウンターを狙っていたので、それを継続してできたのがゴールに繋がったと思います。間違いなくチームとして、焦れずにできたことが勝利に繋がりました。

Q)次節に向けて
この結果を通じて上位に食い込むことができたので、そこから自分たちが上位2チームに付いていくことを目指していくうえで、どの試合も落とせないと思います。今日の結果でも課題は出てきてますので、修正しつつ、また来週の試合に向けて取り組んでいきたいと思います。

濵名花子


Q)試合を振返って
ファーに合わせようと思って狙ったクロスがゴールになったのですが、チームとして狙っていた攻撃だったので得点になったのは良かったです。それ以上に、無失点で全員で、ゴールを守れたことがディフェンスとしては嬉しかったですし、チームとして良い守備ができたと思います。

Q)今後に向けて
昇格に向けて、チームの中で争いが生まれている中で、その中でコンディションが良い選手が出ていて、非常にチームとして前に進んでいると思います。こうした環境でチーム全員で強くなって、次の試合に向けても戦っていきたいと思います。

中村友香


Q)試合を振返って
今節は首位相手ということで、難しい展開になると感じていました。前半の入りからこの1週間、自分達がやって来たことを出すことができていたので、良い流れに持って行けたと思います。苦しい時間帯もありましたが、全員で闘い抜いた結果が無失点に繋がっていると思うので、継続していきたいと思いますし、何よりホームで勝利することができてとても嬉しいです!!

Q次節に向けて
次節はアウェーでの闘いとなりますが、勝ち点3を山梨へ持って帰って来れるように、今日生まれた課題と向き合いながら、チーム全員でまた1週間良い準備をしていきます。