【2024プレナスなでしこリーグ2部 第10節~試合結果~】VS つくばFCレディース戦
いつもFCふじざくら山梨へご声援頂きまして誠にありがとうございます。
5月12日に行われた2024プレナスなでしこリーグ2部第10節つくばFCレディースの試合結果をお伝えいたします。
≪2024プレナスなでしこリーグ2部第10節~結果~≫
(45分ハーフ)
FCふじざくら山梨 2-0 つくばFCレディース
-前半 1-0
-後半 1-0
(得点)
44分 山本菜桜美
64分 脇田紗弥
(来場者数)
967名
≪スターティングメンバー≫
GK 出口春奈
DF 濵名花子 松岡沙由理 源関清花 小鍛冶旭
MF 菅百花 三田幸望 中村友香 成迫実咲
FW 山本菜桜美 鈴木和遥
(途中出場)
HT OUT13 鈴木和遥 → IN 14 脇田紗弥
HT OUT15 成迫実咲 → IN 16 辻野友実子
72分 OUT10 菅百花 → IN 7 井原美波
80分 OUT9 山本 菜桜美 → IN19 広沢 実佳子
86分 OUT 4 小鍛冶旭 → IN21 内田朱夏
【今節の振り返り~マッチレポート】
本日は母の日ということで。お母さんいつもありがとうプロジェクト開催しました。お母さんが好きであろうアジアンフードをはじめ、ご来場特典としてカーネーションをプレゼントするなど、お母さんいつもありがとう!という気持ちを込めたイベントになりました。
選手のお母さんも多く来場を頂けたようで、いつもクラブへのご理解を頂き、感謝申し上げます。
試合前には母の日らしく、山梨ダイハツプレゼンツのママサカカップのエキシビジョンマッチを実施しました。
郡内で活動するFCフロールと国中で活動するアルティの試合は、4-0でアルティが勝利しました。
さて、前節ではアウェイの広島に痛い敗戦を喫し、負けを許されない状況の中、スターティングメンバーは、前節から井原、辻野が外れ、菅が右サイドに、成迫が左サイドに入りました。
つくばFCレディースボールで試合が始まり、最初にチャンスを作ったのはFCふじざくら山梨。
左サイドの小鍛冶が中盤とのパス交換から左サイドを突破し、クロスを供給すると、鈴木が頭で合わせるもボールはゴールの横にそれます。その後も前線からのプレスで相手自陣でボールを奪い、攻撃の時間を作ります。
その5分後には、右サイドでパスを繋ぎ、サイドに開いた鈴木にパスが渡ると、そのまま右サイドからグラウンダーの鋭いクロスを供給。走り込んだ成迫とは僅かにあわずも得点の匂いを感じます。
その後もミドルゾーンで相手からボールを奪い、主導権を握り試合を進めます。
この前半はサイドを起点に攻撃が展開され、右サイドの菅・濵名が連動して、サイドを突破しクロスを多く供給し、相手ゴール迫ります。また左サイドバックの小鍛冶もサイドで勝負を仕掛けるシーンもあり、前半は両サイドが攻撃の軸となり、得点の可能性を感じるシーンを作り出します。
そんな攻撃の形が実を結んだのが前半終了間際。
この試合多くチャンスを作っていた右サイドから、中村がゴール前に大きくロングボールを蹴り出します。クロスに対して、ペナルティエリアで山本が頭でボールをそらすと、キーパーが触れながらもボールはゴールに吸い込まれます。一度は得点が認められなかったものの、審判団が協議し、ゴールと認められ、このゴールが先制点となります。
そのまま前半終了となります。
ハーフタイムに入り、渡辺海監督からは「まずは失点ゼロで折り返した事、素晴らしい!守備の面でファーストディフェンダーをはっきり決めておくことでより良い守備ができるから、それを継続して、良い攻撃につなげよう!シュートを多く打ってるからしっかり決めて、2点、3点を追加しよう!」と選手を鼓舞して、後半を迎えます。
後半も前半の勢いのまま、ふじざくらが攻撃を仕掛けます。
後半10分には、右サイドで脇田からのクロスが流れるも、辻野が粘りマイボールとし、左サイドでマイナスの位置で小鍛冶がパスを受け取り、そのままペナルティエリア外から狙いすましたシュートを放つも、ボールは浮いてしまい、わずかにゴールバーの上を通過します。
その後も相手に攻撃する隙を与えないふじざくらに追加点が生まれます。
辻野が中盤でボールを受け、ドリブルで持ち出すと、左サイドを駆け上がる脇田へパスを出します。キーパーが出てくる中、相手を見てボールをキープし、キーパー、ディフェンダーを交わし、ゴール中央にシュートを突きさし、2点目を奪います。脇田は前節は休場したものの、その前の試合から続けての2試合連続のゴールになります。
その後もふじざくらは攻撃を緩めず、途中投入をされた井原が右サイドで絶妙なタイミングでサイドを駆け上がる濵名へパスを出すと、辻野がペナルティエリアに走り込むもスライディングがあと一歩合いません。
後半も終始攻め続けたFCふじざくら山梨。最後も相手自陣でボールを保持した中、ホイッスルが鳴り、試合終了となりました。
終わってみれば、シュート本数も20本で、相手チームはシュート2本と結果展開同様圧倒し、久しぶりのホームゲームを白星で飾りました。
以下、渡辺海監督、ゴールを決めた山本菜桜美、脇田紗弥のコメントになります。
渡辺海監督
Q)試合を振返って
「この試合ではお客さんやメンバーに入れない選手のためにも、しっかりとふじざくららしさを示し、ピッチで想いを表現することを勝ち点3と共に求めた試合でした。そういった中、一つ一つのこだわりをゲームの中で意識してくれたと思いますし、それが勝利に繋がりました。」
Q)次節に向けて
「次節ではまたアウェイゲームになります。こういった勝利を継続していくこと必要だと思うので、日々の練習から質を高めていく、質を求めていくことが大事になると思います。上位について食らいついていくためには、勝ち点を落とせないですし、こういった要素は必要になるので、この1週間、質の良い準備をしていきたいです。」
山本菜桜美
Q)試合を振返って
「自分たちがボールを持てる中で、得点に繋がらない時間が多くて、じれそうだったのですが、良い時間帯で点を取れてたのはよかったです。最近はなかなか得点で取れてなかったので、久しぶりのホームゲームでゴールを決めたいと思っていた中、執念で取れたゴールだったと思います。
後半は相手が足が止まっていた中で、交代メンバー含め、みんなの特徴が活きた試合でしたし、守備もクリーンシートで勝てたので良かったですね。生かしてくれた守備もゼロで徹底できてよかった。」
Q)次節に向けて
「1クール目の最後の試合になると思いますし、順位が自分たちより下の相手に対して、絶対に勝たないといけない試合。自信を持って、今日の勢いのまま勝利につなげたい。」
脇田紗弥
Q)試合を振返って
「前期が残り2試合ということで、自分たちが立てた目標に向けて絶対勝たないといけない試合でした。前半1点リードでき、後半投入となりましたが、相手が心を折れるぐらい得点を取りたいと想いを持って出場しました。ライン間でのプレーを意識したのですが、みんなが良いボールを供給してくれたので、ゴールに繋がったと思います。ただ、勝利に貢献できたのは良かったのですが、自分的にはいくつかチャンスがあったので、ゴールを獲れるようにしたいです。」
Q)次節に向けて
「次節も負けられない試合が続く。アウェイになるが、しっかり勝ち点3を持って帰れるように頑張ります。」