【選手日誌】2019年シーズンを振り返るわたし日誌 ~清水碧 #2~
FCふじざくらの記念すべき1シーズン目である2019年シーズンを選手自らの言葉で振り返り、言葉に起こしてもらいました。
文章:清水碧(本人)より
私がFCふじざくら入団した理由
私は大学を卒業したらサッカーを続ける気はありませんでした。
しかし、大学でサッカー部を引退した頃に、「サッカー楽しい!好きだ!」と思うようになりました。やっぱり卒業してもサッカーがしたい、と思いチームを調べたり、大学の監督に相談したり、次のステップでサッカーを続けるアクションを取りました。
その結果、2つのチームを見てみようという決断をしました。
1チームは自分で調べ興味を持ったチームです。もう1チームは、大学の監督から勧めて頂いたFCふじざくらのセレクションでした。正直な話、私は自分で調べたチームに行くつもりでした。(笑)
しかし、FCふじざくらのセレクションに参加した際に、FCふじざくらというチームのコンセプトや菅野監督のサッカーに魅力を感じ、「ここでサッカーがしたい!ここで頑張りたい!」と強く思い、このチームに入団することを決めました。
1年経った今感じること
まず思うことはFCふじざくらというチームに入団出来たことを心から良かったなと思います。
何をするにも手探りで初めてのことばかりでした。仕事も一年目でサッカーと仕事の両立は正直大変な事の方が多かったんですが、一年目ということで、できることを全力で取り組みました。今思い返すと毎日がとても充実してたなと思います。
この一年間でたくさんの事を経験できました。
この1年でもっとも私が成長したこと
この1年でもっとも私が成長したこと、それは考え方だと思います。
何事にも機嫌良く前向きに考えれる様になりました。前までは、少しでも嫌だなって思うことは嫌々やったり、苦手な人や辛いことからは関わらないようにと目を背けていました。しかし、それがどれほど自分の成長を妨げ、自分にとって大事な事だったのかを知る事ができました。
今でも嫌な事があったり不機嫌になることがあります。でも、その時にいかにそれを機嫌良く質高くできるかを考えて行動することができるようになりました。
それが自分にとって、もっとも成長に繋がることを学びました。
私にとってプレイングワーカーとは
私にとってプレイングワーカー、それは仕事もサッカーも一流を目指し全力で取り組むことだと思います。
仕事ができること、サッカーができることに感謝し、仕事でもサッカーでも自分で考え、主体性を持って行動することだと思います。
2019年シーズンで最も印象深いこと
チャレンジリーグ入替戦です。
あの試合の悔しさを思い返すと今でも涙腺が緩みます。
1年目の目標でもあったチャレンジリーグ参入。その目標に向かってチーム全体で取り組んでいました。
入替戦予選では、入替戦の切符をかけた戦いを少ない人数で4試合を戦い抜き勝ち獲った時はとても嬉しかったです。
このチームでチャレンジリーグに参入したいという気持ちをもち、全員で一つになり望んだチャレンジリーグ入替戦では、二戦二敗で目標は叶いませんでした。とても悔しかったです。
でもその時、私は悔しさと同時にこのチームの凄さを感じました。
ホーム戦の会場では想像を超えるくらいの応援の人たちがいて、アウェイ戦にもたくさんの方々が応援しにきてくださり、このチームを応援してくれる人たちの為にも、このチームで勝ちたい、上へ行きたいと強く感じる事ができました。
私にとってサッカーとは
人として成長させてくれるものです。
16年間サッカーを続けてきました。
これまでサッカーを通じて色んな事を経験しました。嬉しいこと、楽しいこと、嫌なこと、辛いこと、腹が立ったこと。
サッカーで色んな出来事や色んな感情、色んな人と出会ることができました。サッカーは自分らしくいられる場所だと思います。
そして、人と人を繋ぎ、色んな事を教えてくれる場所です。
私はこのサッカーで色んな人に感動と元気を届けられる選手(人)になりたい。と思わせてくれる存在です。