【選手日誌】2019年シーズンを振り返るわたし日誌 ~杉村美星 #6~

FCふじざくらの記念すべき1シーズン目である2019年シーズンを選手自らの言葉で振り返り、言葉に起こしてもらいました。
文章:杉村美星(本人)より

私がFCふじざくら入団した理由

私は大学を卒業してから、テレビ業界に就職しました。
毎日朝早くから夜遅くまで仕事をし、自由な時間はあまりなかったですが、普段出来ない経験ができるし、やりがいも感じていました。
しかし、サッカーをしていた頃の楽しさが忘れられなくて「今しか出来ないサッカーにもう一度本気で挑戦したい!」という想いが強くなりました。
そこで大学時代の監督に相談したところ「もう一度頑張ってみたら?」と、立ち上がったばかりのFCふじざくらを紹介してもらいました。大学の時も女子サッカー部1期生で、第2の故郷である山梨にまた戻れることになにか運命を感じ、ここに来ることを即決しました。

入団する前と入団して1年が経った感想

不安な気持ちもありましたが、サッカーが出来ることにとてもワクワクしていました。
この1年で色んなことを経験できて、また、ふじざくらでなければ経験出来なかったことがたくさんあり、思い返す度に人生で1番濃い1年だったな〜と感じています。
素敵な仲間、監督、スタッフに出会え、「ここに来てよかった!」と心から思います!

 

この1年でもっとも私が成長したこと

サッカー選手としての成長を感じてます。
シーズンの途中からサイドハーフとしてプレーしていたのですが、今まではサイドハーフといえば、足が速い選手が多くスピード勝負のイメージが強くて、足の遅い私には難しいポジションだと思っていました。
しかし菅野さんから「サッカーは足が遅くても頭を使うことで対等に勝負できる。だからサッカーは面白いんだ」と言われ、私もサイドハーフで生きる方法を常に考えていました。
そのため、考えなければ出来ないことが多かったのですが、考えた結果出来た時は嬉しくて、色々なことを考えるようになりました。よって、ピッチ内でもピッチ外においても「考える力」が養われたと思います。

自分にとってプレイングワーカーとは

仕事もサッカーも同じぐらいのパワーで、主体的に取り組むということだと思います。
仕事があるからサッカーがあり、サッカーがあるから仕事がある、と結びつけて考えることだと思います。
私は去年から継続している事があります。
それは、顔パックを自撮りし、Twitterでみよさんに配信してもらうということです。(笑)
なぜ始めたかをお話すると少し長くなるので省きますが、パック初投稿は2019.6.25までに遡ります。
当初はただ単に、肌がキレイになりたいから、という思いでパックをしていたのですが、続けていくにつれて、会社の方やサポーターの方々から、声をかけてもらうことが増え、パックを頂くこともありました。その度、嬉しい気持ちと同時に、見てくれている人達に楽しんでもらいたい!と思うようになりました。
何かを主体的に行うことで、自分の存在を知ってもらうきっかけになり、興味をもってもらうということが、このチームの選手としての役割だと感じました。
これからも多くの人に自分を知ってもらうためにも、美白になるためにも、パックはやめられないですね。(笑)
「このようなパックを付けてほしい!」ということで私に付けてほしいパックを今シーズンも随時募集しております!

2019年シーズンで最も印象深いこと

印象深い試合はチャレンジリーグの入替戦予選大会です。
4日連続の試合を少ない人数で闘い抜いたこと、今でも鮮明に覚えています。
発足して1年も経っていないチームとは思えないぐらいの一体感と、応援してくれている人達がたくさんいて、もっと頑張らないといけないと思ったし、支えてくれる人、応援してくれている人のためならこのチームメイトと一緒に頑張れる!と思いました。

私にとってサッカーとは

私を成長させてくれる、人生になくてはならないものです。
サッカー人生に1度区切りをつけたはずなのに、またサッカーが出来ていて、ふと自分ほんとにサッカー好きなんだな〜って思います。ここで出来ているのも、ふじざくらを紹介してくれた大学時代の監督のおかげだし、今ここで楽しくサッカーが出来ているのもチームメイトや菅野さんやスタッフのおかげであり、周りの人に恵まれてるなと感じています。
これからも感謝の気持ちを忘れずに、成長し続けていきたいと思います。