【選手日誌】2019年シーズンを振り返るわたし日誌 ~高山 紗希 #5~

FCふじざくらの記念すべき1シーズン目である2019年シーズンを選手自らの言葉で振り返り、言葉に起こしてもらいました。
文章:高山紗希(本人)より

私がFCふじざくら入団した理由

歴史のない0からのスタートであるチームということ、プレイングワーカーという競技でも一流・社会でも一流を目指すというこの2つに興味を持ちFCふじざくらに入団したいと思いました。

入団する前と1年が経った感想

入団する前は楽しみだなと思う反面、仕事とサッカーを両立することができるのか不安の方がとても大きかったです。
何よりも私たちがこのチームを作り上げていく、0から1にするにはどうすれば良いのか、私には何ができるのか試行錯誤していました。
1年が経って正直あっという間に過ぎてしまったなと思います。
副キャプテンを任せてもらえたのに何もできず、怪我も多くチームに迷惑をかけることが多くあり、色々な意味で悔しい一年だったなと思います。それでも、楽しかったと思えるのはそれほど充実してこのチームでサッカーができる楽しさ、一つになった時の一体感を感じることができたからだと思います。
サッカーができることに感謝しなければと一年を通して改めて感じました。

この1年でもっとも私が成長したこと

お仕事でお客様が何を求めているのか、今何をすべきなのかを考えなければならないので常に周りを見て行動することを心がけています。なので、初めの頃より周りを見れるようになったのではないかと思います。
もう一つは、責任を持つということです。
行動、言動、任されたことに責任を持つ。ということはまだまだできていませんが、少しずつ感じられるようになり、考えられるように責任を持てるようになってきたのかなと思います。

クラブのコンセプトであるプレイングワーカー

私にとってプレイングワーカーとは、競技でも一流、社会でも一流を目指していることはもちろんですが、どちらにも全力で取り組むことだと思います。サッカーをしているから、働いてるからという言い訳は、してはいけないと思うし、したくないです。
また、私のできることの幅を広げてくれるものだと思います。
これもできた、あれもできたとできることが増えるたびに、では次はこれをやってみようかななど新たなことにたくさんチャレンジすることができるからです。

2019年シーズンで最も印象深いこと

この1年間で最も印象に残っている試合はチャレンジリーグ入れ替え参入予選です。
チーム全体が上を目指して心が一つになり、同じ方向を向いていると感じることができたからです。
四連戦の厳しい戦いの中チームのみんなで戦い切ったということがすごく感じられました。
また、チャレンジリーグ入れ替え戦の切符を手にすることが出来たこと、残念ながら入れ替え戦は悔しい結果になってしまいましたが、その経験はとても大きなものだったと感じています。

私にとってサッカーとは

私にとってサッカーとは人とのつながりや和を広げられるものであり、幼い頃から私の中心にあるものです。
そして、自分のためでなく、誰かのために何かをできるのもサッカーだと思います。また、感謝の気持ち、恩返しの気持ちを伝えられるのもサッカーであると思っています。今までもこれからも変わらず好きでいられるものが私にとってのサッカーです。