【選手日誌】2019年シーズンを振り返るわたし日誌 ~清水千陽 #10~

FCふじざくらの記念すべき1シーズン目である2019年シーズンを選手自らの言葉で振り返り、言葉に起こしてもらいました。
文章:清水千陽(本人)より

FCふじざくらに入団した理由

大学を辞めてしまった後、高校の頃の監督がFCふじざくらの話をしてくださり「山梨に新しくできるチームがあるからどうだ」と提案してくれました。サッカーを完全にやり切ったという感じは全くなかったので、またサッカーをしたいという想いはありました。そこで多少の不安を抱きつつ、FCふじざくらのセレクションに挑戦しました。

1年経った今感じること

最初は全てにおいて、かなり不安でした。(笑)
選手として、社会人として、不安が多くやっていけるのかなという気持ちが強かったです。1年が経ち、仕事にも慣れ、メンバーも増えて色んなトレーニングができ、毎日が楽しいと思えるようになりました。

この1年で私が成長したこと

ぜったい「心」だと思います。今まではすぐに折れたり、泣きそうになってましたが、女子サッカー界でキツイと有名な菅野さんの「走り」に耐えられようになったことで、諦めない「心」が育ちました。
なので、「心」が少しは成長できたかなと思います。

自分にとってプレイングワーカーとは

サッカーも仕事も両方できてる人、つまり「かっこいい人」という印象です。
この1年は、ゴルフ場とふじてんスキー場で仕事をしました。日本でも知ってる方が多いゴルフ施設になるので、こんなところまで気を使って仕事するんだと、仕事へ取組み方、気の配り方など学べたと思ってます。冬になると、スキー場でのインストラクターの仕事が楽しくて、楽しい日々過ごすことが出来ました。
FCふじざくらのみんなと同じ職場で仕事すると自然と楽しく感じられました。キャディの研修したり、スキーの練習したり、同じ時間を過ごせたのは楽しくて、また、リフトに乗って移動してるときなどにサッカーの話をするのは、このメンバーがいたからできることだなと。仕事もサッカーも楽しみながら、ずっと成長していきたいですね。

2019年シーズンで最も印象深いこと

私の印象深い試合は、一番最初のトレーニングマッチです。それは鳳凰高校との試合です。
FCふじざくらに入団して、私が初得点者になってやるって思って挑んだ試合でした。
皆さん覚えてますか? FCふじざくらの初ゴールは私です。めちゃくちゃ嬉しかったですね。クラブの歴史に名を刻めて。(笑)
また、いつもトレーニングマッチが終わった後などに、仲の良い選手やスタッフの皆さんと良くご飯に行き、色んな話をしたことも、印象に残ってます。

私にとってサッカーとは

間違いなく、私を『成長』させてくれるものです。
サッカーは、礼儀や気持ちをくむこと、そして人として成長をさせてくれます。
もちろん、選手としてのプレーレベルも成長してると思うので、今年も菅野監督の元、「走り」をレベルアップさせます。
あさみさん(工藤麻未)に勝つってことが今の目標です。
今年中には無理かもしれないけど、FCふじざくらにいる間には勝ちたいと思ってます。(笑)

そして、サッカーでも、仕事でも良い結果を残せるようになりたいです。
皆さん、応援宜しくお願いします。