【選手日誌】2019年シーズンを振り返るわたし日誌 ~田中里穂 #14~

FCふじざくらの記念すべき1シーズン目である2019年シーズンを選手自らの言葉で振り返り、言葉に起こしてもらいました。
文章:田中里穂(本人)より

私がFCふじざくら入団した理由

前所属チーム(ノジマステラ神奈川相模原)ではなかなか試合に関わることができませんでした。だからこそ、「もっと上手くなりたい」「もっと頑張らないと」という思いが強くありました。しかし、自分の実力不足を痛感するとともに、もどかしさやこのままでいいのだろうかという不安が自分の中に常にありました。
そんな中移籍を決断した1番の理由は、何より「成長したい」という思いが1番強くあったからです。自分自身のレベルアップをするには、環境を変えてチャレンジすることだと思いました。
菅野さん、麻未さん、奈苗さんがいたことは何より心強かったです。
また、決断するにあたり周りの方々にたくさん助けていただきました。
いろんな意見や考えを言ってくれる人がいたからこそ、移籍をするという決断ができたと思います。改めて感謝しています。

入団してから今日まで経って感じること

たくさんの方々に支えられていると感じることが多かったです。
チャレンジリーグ入替戦予選や新潟医療福祉大学との入替戦、スポンサー企業訪問など、入団してから他にも多くのことを経験させていただきました。どの経験ももっと頑張らないと、と思わせてくれるものばかりでした。
応援してくださるサポーターの方々や地域の方々、サポートしてくださる会社の方々、スポンサー企業様、菅野さん、スタッフ、チームメイト。
支えてくださる方々に感謝の気持ちを忘れず、恩返しができるようにこれからも精進します。

もっとも私が成長したこと

私が成長したと感じることは、自分との向き合い方です。
FCふじざくらでは様々な視点から自分と向き合う機会を与えてくれます。「今自分がどういう心の状態なのか」「自分のコンディションはどうなのか」「自分にできるアクションは何なのか」など、今までとは違った角度から多くのことを考えるようになりました。今までより考える時間が増えたことで、それが自分と向き合うことに繋がったと思います。

自分にとってプレイングワーカーとは

私が思うプレイングワーカーとは、社会人としてもサッカー選手としても常に一生懸命に取り組むことだと思います。
自分の行動に責任を持ち、一生懸命取り組むことで得られるものはたくさんあると思います。当たり前のことだけど時には難しいことでもある。だからこそ、常に意識して何事にも一生懸命取り組む人こそがプレイングワーカーなのではないかと思います。

2019年シーズンで最も印象深いこと

チャレンジリーグ入替戦のアウェー戦です。
ホーム戦は500人以上の方が観に来てくださったにも関わらず勝つことができませんでした。悔しかったですが、この時はまだ“次“がありました。その“次“であるアウェー戦は自分自身何もできないまま負けてしまいました。もう次はないし、チームの力になることができなかった自分の力のなさを改めて痛感し、今までで1番悔しかった試合でした。

私にとってサッカーとは

人とのつながりです。
サッカーをしてきたからこそできた出会いがたくさんあります。今まで出会ってきた方々からたくさんの事を学び、教えていただきました。
この出会いがなかったら、と考えても想像がつきません。
サッカーをしていたからFCふじざくらというチームで最高のスタッフ、チームメイトにまた新たに出会うことができました。
素敵な出会いに感謝しています。そういった出会いが私の頑張れる源です。