新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
2020年はこれまでの過ごし方と異なり、難しい1年となった中で、FCふじざくらに変わらぬご声援を賜り、誠にありがとうございました。
旧年中は、新型コロナウィルスの影響もあり、非常に難しい選択や決断が伴う1年となりました。
こういった難しい1年間を乗り越えられたのも、パートナー企業の皆様やサポーターの皆様、地域の皆様のご支援やご協力があったからです。
これまで通りサッカーができない中で、サッカークラブとして何ができるのか、私たちは何を届けられるのが、そういったサッカークラブが生み出せる価値を選手とスタッフが共に深く考えることができ、サッカークラブとしての社会的意義と責任を培うことができた年になりました。
「山梨県1部リーグだからできない。なでしこリーグのクラブだからできる」というカテゴリーに依存する考えを持たず、地域を代表するサッカークラブとして何ができるのかを大事にするクラブとして、選手一人一人の思考と行動力への変化を感じることができました。
昨年はシーズン2年目となり、クラブコンセプトである「プレイングワーカー」を理解し、このクラブでサッカーをしたいという強い想いを持った仲間が新しく6人加わり、スタートしました。
公式戦のレギュレーションが変更になり、リーグ戦も5試合のみ、トレーニングマッチも新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために非公開という条件の中で、サポーターの皆様には心苦しい条件をご提示する中、そのなかでも昨年と変わらない熱量で応援してくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
昨シーズンは「リーグ戦優勝、皇后杯山梨大会優勝」という目標を掲げて臨みましたが、どちらもあと1つ手が届かないという結果となり、タイトルを何一つ獲得することができませんでした。常日頃から支援してくださるパートナー企業様、応援してくださるサポーターの皆様には、結果をお届けできず、申し訳ございませんでした。
この悔しい結果を選手、スタッフは忘れないですし、この想いを今シーズンにぶつけるべく、しっかり準備を進めております。
2021年はクラブ立ち上げで3シーズン目となり、この3シーズン目はクラブの一つの節目になると感じております。
女子サッカー界では初のプロリーグであるWEリーグが始まり、例年以上に女子サッカーへの注目度が高まるシーズンになる中で、FCふじざくらも昨年以上に、多くの皆様に知ってもらう、興味を持ってもらう、スポーツの魅力を伝える取組みを継続してトライしていく必要があり、これを当たり前のように選手も一緒に考えていくことが主体性を大事にする「FCふじざくららしさ」になります。
本年も、「オン・ザ・ピッチ」「オフ・ザ・ピッチ」両面における活動を皆さんにお届けし、昨年以上に応援したいクラブを目指します。
また、勝利を届けることはもちろん、一人一人がアスリートおよび社会人としての責任を果たし、アスリートを目指す方々の見本となるクラブも目指すことを合わせてお伝えいたします。
2021年も支援してくださる皆様方が嬉しくなる、クラブを応援したくなるニュースを、選手と共に多く提供して参りたいと思います。
3年目のFCふじざくらも昨年以上に期待してください。
コロナ禍が終わった頃には、沢山の方が試合会場に足を運び、選手に大きな声援を届けてくださる、そんな光景を実現できるように尽力します。
FCふじざくらを応援してくださる皆さまにとって、素晴らしい年となります事を祈念いたしまして、新年の挨拶とさせていただきます。
2021年1月1日
FCふじざくらクラブ一同より