【わたし日誌】2020年シーズンを振り返る ~風間優華#12~

FCふじざくらの2シーズン目である2020年シーズンを選手自らが考え、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:風間優華(本人)より

私がFCふじざくらに入団した理由

私は、他の新入団の先輩達とは違い、レンタル移籍という形でFCふじざくらに入団いたしました。正直、FCふじざくらを知ったのは、前のチームの方に紹介していただいたのがきっかけでした。それから、FCふじざくらの練習に参加させていただいた時に菅野さんやコーチの田口さん、GM補佐の五十嵐さんと話をさせていただいてチームコンセプトに深く共感したことが入団した理由です。
もう一つ理由があって、練習参加させていただいたことで長野でやってきた2年間を頑張りを認められた様に感じたことが私の中で大きな決め手でもありました。FCふじざくらに入って、菅野さんの元で今まで以上にサッカーと向き合い、成長し続けたいと思い、FCふじざくらに入団させていただきました。

私にとってプレイングワーカーとは

サッカーでも仕事でも自分の中で、目的・目標があり、しっかりとした軸を持っている人だと思います。
「競技でも一流、社会でも一流」普通に考えたら、とても難しいことだと思います。サッカーだけに偏ってしまったり、仕事だけに偏ってしまったりと、2つのことを同時にやることはそう簡単に出来ることではありません。サッカーはサッカー、仕事は仕事と2つを割り切って考えること、割り切って一流を目指せる事こそがプレイングワーカーだと私は思います。
そんなプレイングワーカーに近づけるよう、私もサッカーでも、仕事でもしっかりとした軸を持ち日々、努力していきます。

 

1年が経って感じる自分自身の成長

自分自身の中で1番成長できたと感じることは考え方です。
FCふじざくらでは、辻秀一先生によるメンタルトレーニングをチーム全体で受けさせていただいています。
その中でも、自分自身が日々ご機嫌でいること、FLOWでいることがとても大切なことなんだと気づくことができました。日々、たくさんの出来事が起こりゆく中で、以前よりもメンタルの浮き沈みがなく楽観的に物事を考えられるようになってきたと感じることが出来ているため、そこは自分自身成長した部分だと思います。

私が感じるこの1年でのチームの変化や成長

1年間、FCふじざくらで過ごしていて1番感じる事は、「プレー中のコミュニケーション」が多くなったことです。
サッカーは1人でプレーするスポーツではなく、チーム全員でプレーする「チームプレー」がとても大切なスポーツです。だからこそお互いの意見交換は勝利には不可欠なことです。試合はもちろん、日々の練習の時もコミュニケーションの回数が増えたと感じます。上のリーグに行くためにはチーム全体で同じベクトルで、同じ方向を向いて日々、成長し続けることが大切なので、チーム一丸となりこれからも取組んでいきたい部分になります。

2020年シーズンでもっとも印象に残ってること

2020年は、新型コロナウイルスの影響により、生活様式が一気に変わってしまったことが一番印象に残っています。
コロナウイルスの感染拡大に伴い、ソーシャルディスタンスの確保、外出自粛や、マスクの着用や、仕事もリモートなどに切り替えたりと世界中の様式が一気に変わりました。私たちサッカー選手も、リーグ戦の開幕が延期になったり、クラブでの練習が自粛になったりと思う様に活動ができずとても悔しい一年でした。
ただ、このコロナ禍の中でも気づけたことがたくさんありました。普段、私たちがどれほど良い環境でサッカーが出来ていたのか、富士観光開発株式会社(トップパートナー)の会社の方々やパートナー企業の方々、そして、ファン・サポーターの皆様にどれほど支えていただいているのかとても痛感いたしました。
コロナウイルスの影響で悔しく、そして辛い一年ではありましたが、それ以上に、日々の大切さに気づくことが出来たこと、たくさんの方々に支えていただいてサッカーが出来ていることに感謝を忘れず、これから日々を大切に過ごしていこうと思います。

私にとってサッカーとは

私の感覚ですが、「家族」みたいな感じです。
家族みたいに、うまくいかない時は嫌になったり、面倒くさいと思ってしまう時もあるけれど、やっぱり大切で大切でなくてはならない大好きな存在です。
私にとってサッカーは、「家族」と同様にかけがえのない存在です。