【わたし日誌】2020年シーズンを振り返る ~高山紗希#5~
FCふじざくらの2シーズン目である2020年シーズンを選手自らが考え、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:高山紗希(本人)より
私にとってプレイングワーカーとは
仕事でもサッカーでも主体性を持って行動することだと思います。
言われたことをやるだけではなく、どうすれば良くなるのか、何が必要なのか、何をするべきなのかなど自分で考えて行動する習慣をつけることです。そして、キャリアアップをしていくこと。そうすることでセカンドキャリアでは、1からではなく積み上げてきたことをもとにさらにキャリアアップ出来ると思います。
1年が経って感じる自分自身の成長
仕事面では、昨年は覚えることや初めて経験することが多く言われたことをやるので精一杯でしたが、今年は自分なりに少し考えて行動できたり、優先順位をつけられるようになりました。そして、仕事を昨年よりも楽しめるようになりました。
サッカー面では、1年を通して大きな怪我をすることなく継続して取り組めました。また、多くの選手とコミュニケーションをとる様に意識し行動に移せたと思います。
また、プレーでも諦めない姿勢や身体を張ったプレーで気持ちの強さも少しですが表現できたと思います。
私が感じるこの1年でのチームの変化や成長
プレー面では、個々でのプレーが多かったり、連携がなかなか上手くいかずぶつかってしまったりすることもありましたが、皆が伝えること聞き入れることを意識し、少しづつ行動に移せるようになりました。
その結果、チームの雰囲気も良くなり、個を活かした連携が取れるようになったと思います。また、オフの面でもコミュニケーションをとることが増えたと思います。
2020年シーズンでもっとも印象に残っていること
コロナの影響が大きかったことが1番だと思います。
コロナの影響で自粛期間や公式戦がなくなってしまったり、今まで経験したことのないことが沢山ありました。そんな中でも、私たちのために動いてくれたスタッフの方々、大変な状況でも応援に来てくださったサポーターの方々、支援してくださったパートナー企業の方々に本当に感謝しなければならないと思いました。
お仕事もさせて頂き、サッカーもできたということは当たり前ではないということを1年を通してすごく感じました。
私にとってサッカーとは
私にとってサッカーは人と人を繋ぐものであり、仲間をすごく感じられるものだと思います。また、自分の為ではなく、誰かの為にできるものだと思います。
観てくれている方や応援してくれている方に元気や感動を与えることができ、関わってくださる方々に恩返しをできるのもサッカーだと思います。
そして、自分自身を人として成長させてくれるのもサッカーであると思います。