【皇后杯JFA第43回全日本女子サッカー選手権大会山梨大会決勝~結果~】VS 山梨学院大学戦
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8月1日(日)に行われた皇后杯JFA第43回全日本女子サッカー選手権大会山梨大会決勝の山梨学院大学戦の結果をお知らせいたします。
≪皇后杯山梨大会決勝~結果~≫
(40分ハーフ)
FCふじざくら山梨 VS 山梨学院大学
2-0
-前半:1-0
-後半:1-0
■得点者
松岡沙由理
辻野友実子
≪スターティングメンバー≫
GK mino
DF 工藤麻未 松岡沙由理 高山紗希 鈴木和遥
MF 田中里穂 金井奈苗 井原美波
FW 南條里緒 清水千陽 辻野友実子(Cap)
山梨県No1をかけて、昨年、一昨年と2年連続で敗れている山梨学院大学との決勝戦になりました。
序盤は前から圧をかけてくる山梨学院大学に押し込まれる時間が続きます。試合開始10分が経っても、両チームシュートがなく、非常に中盤での戦いが多い序盤になりました。
そんな中、FCふじざくら山梨の最初のシュートは前半19分、右サイドでボールを受けた南條里緒が得意のドリブルでペナルティエリアに侵入し、ゴール右側から右足を振りぬくとキーパーがはじき、コーナーキックを獲得。
FCふじざくら山梨の最初のコーナーキックは、金井奈苗がセットし、左足で蹴りだしたボールは中央に松岡がドンピシャで合わせて、FCふじざくら山梨が先制します。今週練習していたセットプレーでの得点には、菅野監督もベンチでガッツポーズを見せます。
その後、雷雨により試合は約40分中断となるも、集中力を切らさず、いつ試合が再開しても良いように準備を進めます。
そして、中断後、相手はより強い圧力をかけてボールを奪いにくる中で、球際も激しくなり、ファールも増える展開になります。
そのまま、前半は1-0で終了となります
菅野監督からは「自分たちがやろうとしてるパス&ムーブはできてる面もあるから、まずはしっかりパスを意識していこう。守備は粘り強く、集中してみんなで守ろう」と声をかけ、選手を送り出します。
後半は、追いつきたい山梨学院がさらに圧力をかける形で、FCふじざくら山梨のゴールを脅かします。
相手チームのコーナーキックの数も多くなり、高さを活かした攻撃からこぼれ球を詰められるも、身体を投げ出しゴールを守ります。
FCふじざくら山梨は、相手が前から来るため、ビルドアップでボールを運ぶ展開をなかなか作ることができず、ボールを奪われるシーンが増え、終始ディフェンスの時間が増えてしまいますが、一人一人が集中力高く持って、ゴールを割らせません。
ロスタイム5分のボードが掲げられた後半40分、DFの松岡からスペースに出したパスに、FWの辻野が反応し、相手を振り切り、左足で待望の追加点を決めます。
試合はそのまま終了となり、FCふじざくら山梨が山梨大会の優勝を飾ることができました。
そして公式戦では初めて山梨学院大学に勝利することができました。
以下、菅野監督、松岡沙由理、辻野友実子のコメントになります。
—-Q)試合を振返って
菅野監督)試合としては非常に難しいゲームになりました。その中で、選手たちが一生懸命戦ってくれたのが勝利に繋がりました。今日の試合は相手が山梨学院大学ということで、正直、引分けでPKということも想定していたが、やはり厳しい戦いになりました。FCふじざくら山梨らしいサッカーをこだわるところはこだわりつつ、勝利を目指すということで選手たちが良くやってくれたと思います。後半はきつい時間が多かったですが、勝つんだという想いを選手たちが持てたことが今日の勝利につながったと思います。
—-Q)試合を振返って
松岡沙由理)今シーズン初得点ということで、それが決勝戦という大事な試合で得点を取れたのは、本当に良かったです。今日の試合では、全員で声をかけて戦えたことが勝利につながったと思いますし、みんな集中して試合に望めてたと思います。一つ一つ勝っていきたいので、チーム一丸となって戦っていきたいです。
—-Q)試合を振返って
辻野友実子)1年目、2年目と結果を出せなかったので、今年は勝てて、そして優勝できてよかった。
ゴールシーンは狙っていましたが、後半の終盤、相手のディフェンダーの守備の意識が落ちてきたので、そこを狙えたのは良かったと思います。ただ、私たちの目標は本大会出場になるので、結果を出し続けられるようこれからも頑張っていきます。