【2021プレナスなでしこリーグ2部入替戦予選大会 Bグループ 第2節~結果~】VS ヴィアティン三重レディース戦
いつもFCふじざくら山梨へご声援頂きまして誠にありがとうございます。
9月24日(金)に行われた2021プレナスなでしこリーグ2部入替戦予選大会 Bグループ 第2節のヴィアティン三重レディース戦の結果をお知らせいたします。
≪2021プレナスなでしこリーグ2部入替戦予選大会 Bグループ 第2節≫
(35分ハーフ)
FCふじざくら山梨 VS ヴィアティン三重レディース
0-1
-前半:0-0
-後半:0-1
≪スターティングメンバー≫
GK mino
DF 工藤麻未 松岡沙由理 高山紗希 鈴木和遥
MF 田中里穂 金井奈苗 井原美波
FW 南條里緒 清水千陽 辻野友実子(Cap)
(途中出場)
47分 In 広沢実佳子 → Out 井原美波
なでしこリーグ2部入替戦に向けて、本日はBグループ第2節のヴィアティン三重レディース戦となりました。
菅野監督は試合前のMTGで「平常心で自信を持って自分たちのサッカーをトライしていこう」と話して、選手を送り出します。
試合は序盤からFCふじざくら山梨がボールを保持する展開で進みます。
ディフェンスラインのビルドアップから、右サイドの南條の突破力を活かした展開で、相手陣内に攻め込みます。
5分には右サイドを突破した南條が、キーパーとの1対1からシュートを放つも弾かれ、そこを詰めていた井原のシュートもバーの上と、決定機を作ります。
その後も、ボールを保持しつつ、中盤でボールを回し、両サイドからの突破を図りますが、相手の固い守備もあり、シュートまで持っていけない時間が続きます。
相手はカウンターを狙ってボールを奪ってからロングボールを前線に供給する形でチャンスを狙いますが、松岡、高山が落ち着いて対応をし、相手にチャンスを作らせません。
前半の35分が終了し、菅野監督からは、「ゲームとしてはコントロールが出来ている。点を入れないからジレてくるんだけど、まずはシュートを打っていこう。相手が粘り強い守備をしてくるから、ボールを動かして、剥がしてスペースを作っていこう」と指示を出します。
後半もふじざくらがボールを保持する展開は変わらず、迎えた42分には清水にボールが収まり、パスで繋ぎ、最後は金井がシュートを放つもボールはゴールポストを叩き、先制点とはならず、ゴールまで1点が遠いという状況です。
しかし、49分にカウンターから相手選手に右サイドを突破されペナルティエリアに侵入され、ゴール前での混戦を押し込まれて先制を許します。
後がないふじざくらはMFの井原に替え、FWの広沢を投入し、ゴールに迫ります。
焦りからか、前線を狙ったロングパスを供給するも、相手ディフェンダーに跳ね返され、逆にカウンターをもらうシーンもあり、思うように攻撃を組み立てることができません。
相手守備陣を崩せず、そのまま終了となり、第2節は敗れてしまいました。
この結果、FCふじざくら山梨は勝点2となり、明日の試合でヴィアティン三重が勝利すれば順位決定戦に進出できるという状況になってしまいました。
他力とはなりますが、最後の最後まで諦めずに戦う準備を進めて参ります。
以下、試合後の菅野監督、田中里穂、工藤麻未、辻野友実子のコメントになります。
『菅野監督コメント』
‐Q)試合を振返って
1点の重みが大きい大会の中で、なかなか1点を取ることができなかった。
ビルドアップから崩していく形を目指していたが、今日のような試合において、崩せる形を選手に落とし込めなかった。選手たちはゴールを目指して一生懸命戦ってくれました。1点を取らせてあげられなかったこと、また負けたことについて監督としての責任を非常に感じてます。
何より応援してくださってる皆さんに対して、申し訳ないという言葉しかありません。
他力になってしまいますが、次戦を迎えられるよう準備を進めていきたいと思います。
『田中里穂コメント』
‐Q)試合を振返って
悔しいという気持ちです。
自分たちのサッカーをしようという中で、昨日よりも良い場面が作れてきたので、勝ちたかったですが、シュート数が少ないという指摘を菅野さんから言われていた中で、今日もシュートを積極的に打つという部分は少なかった。そういったところが1点の遠さに繋がってしまったと思います。
色んな覚悟を持って望んだ大会だったのですが、今回勝つことができず、チームのために何かできたんじゃないかと思ってしまい、非常に悔しいです。
『工藤麻未コメント』
‐Q)試合を振返って
この9月の試合では勝つことで自信が付いてきた部分もあった中で、1点の重み、そして一発勝負の試合の難しさを感じました。
2年前にこの大会で負けてから、2年間はこの大会のためにトレーニングを行ってきました。だから、現時点で日曜日に残れるかどうかが、他力になってしまったことが非常に悔しいです。
相手チームは守備的な戦いでしたが、うちのチームを分析しており、南條・辻野が中々仕事させてくれない守備の対応だったにももかかわらず、個人に頼ってしまった。
菅野さんが求める崩して攻撃を組み立てるということを選手一人一人がもっと取り組んで戦うべきだったし、もっとできることがあったと思うと、悔しいです。
『辻野友実子コメント』
‐Q)試合を振返って
この試合にかけていたし、悔しい気持ちでいっぱいです。
いつも通りのプレーを意識していた中で、それが出来なかった。活躍するためには自分の能力を活かせられるようなトレーニングを意識しないといけないと改めて感じました。今日の試合では、サイド攻撃の対策をされ、フィニッシュまで持っていくことがほとんどできなかった。
まだ終わったわけではないので、最後まで信じて、日曜日に向けて良い準備をしたいと思ってます。