【ご報告】2021年シーズン山梨県1部リーグ優勝におけるご挨拶


いつもFCふじざくら山梨へご声援頂きまして誠にありがとうございます。

昨日の山梨県1部リーグ最終節の結果を持ちまして、10戦全勝優勝でリーグを終えましたことをパートナー企業様、サポーターの皆さま、いつもご支援頂く富士観光開発株式会社社員の皆さま、そして地域の皆さまにご報告申し上げます。

今シーズンは、クラブとして以下クラブスローガーン、そして3つの目標を掲げ、望んだシーズンになります。

«クラブスローガン»
「ふじざくららしさを体現しよう」

«クラブ目標»
1.山梨県1部リーグ全勝優勝&関東リーグ参入
2.なでしこ2部リーグ入替戦出場およびなでしこ2部リーグ参入
3.皇后杯本選への出場

クラブスローガンについて、多方メディア様からご紹介が出ておりますが、今シーズンよりクラブ名称のFCふじざくらに「山梨」を付けさせて頂きました。
今シーズンが始まる最初の日に、クラブから選手たちに以下の言葉を伝えさせて頂きました。

『山梨県にふさわしい女子サッカークラブを目指そう。
FCふじざくら山梨になることで、山梨(YAMANASHI)が付くに相応しい結果や振舞い、言動が求められる。
私たちの行動一つ一つ、普段のトレーニングや結果から「FCふじざくら山梨として相応しいか」を常に問いただす。
自分たちが掲げる「相応しい定義」を守り、それを絶対に達成するだけでなく、体現すること。
山梨県を背負うにふさわしいクラブを目指すために、このスローガンを掲げました。』

結果や言動を通して、「FCふじざくら山梨」というブランドを、山梨県の皆さんに共感・共鳴頂く1年になりました。
このスローガーンの元、立てたクラブ目標が上記の3つになります。

まず、最初に挙げさせて頂いた「山梨県1部リーグ全勝優勝」こちらについては、昨シーズンの苦い経験からの目標設定が生まれました。
昨シーズンの県リーグでは、山梨学院大学さんと最終戦まで勝敗数・勝ち点で並び、最後は得失点差によって優勝が決まるという状況でした。
FCふじざくら山梨の試合が先にあり、多くのゴールを決めて、山梨学院大学さんにプレッシャーを与えたいという中でしたが、目指すべきスコアで勝利することができず、次の試合であった山梨学院大学さんが日本航空高校さんを3-0で破り、得失点差「1」で優勝を逃してしまいました。
こういった経験は二度としたくないと選手・スタッフで共有し誓い、今年は一戦一戦を本気で戦い、全勝優勝を目指すということをチームで決めて臨んだリーグ戦でした。
結果として全勝優勝を果たし、次なる目標である関東リーグ参入戦への出場権利を獲得しました。
大会のレギュレーションはまだ決定しておりませんが、この大会で参入まで勝利を重ねて、来シーズンは関東2部リーグで戦います。

 

2つ目の目標である「2022年シーズンにおけるなでしこリーグ2部参入」の夢は、今シーズン達成できませんでしたが、昨日、辻野友実子がピッチで皆さんにお伝えした「来シーズンは必ずなでしこリーグ参入を達成します」この言葉に尽きます。
選手たちが一番悔しい想いをしたことは間違いないですし、応援頂いてるパートナー企業の皆さま、そしてサポーターの皆さまに対して、田中里穂が「勝利して恩返しをすることができなかったことが一番悔しい」とお伝えしましたが、やはり勝利の報告を届けることができなかったことが悔しさの本質にあります。
結論として、FCふじざくら山梨は「なでしこリーグに相応しいチームでなかった」ということであり、今回の敗戦がそのことを教えてくれました。
なでしこリーグに相応しいクラブとは何かを、選手・指導者・フロント陣が改めて見つめなおし、ナショナルリーグ、その先のプロリーグに相応しいチームを創って参ります。そのために、まずは、山梨でサッカーさせて頂いてることに感謝し、地域の皆さんに支持され、応援されるクラブでないといけません。
「FCふじざくら山梨と共になでしこリーグやWEリーグを目指そう」と一人でも多くの県民の皆さんから言って頂けるクラブを継続して目指します。
そのためにできることを、オンザピッチ・オフザピッチ両面で選手・スタッフが本気で取り組んで参ります。
なでしこリーグに昇格した際には、「参入初年度のFCふじざくら山梨のサポーターがなでしこリーグのどのクラブより多い」と誰もが認める、そんなクラブを創りたいです。

皇后杯本選出場という目標について、「クラブの新しい歴史を作る」ことができました。
もちろんそこがゴールではなく、公式の場で、なでしこリーグクラブ・WEリーグのクラブと初めて戦えるチャンスを得ることができました。
今年の悔しさは、今年のうちに返そうという想いを選手・スタッフが持ち、「なでしこリーグに勝つ!」「WEリーグクラブから1勝を挙げる!」を目標に、この皇后杯に望みます。WEリーグクラブから1勝を挙げることができると、チームは全国ベスト8まで進んでることになります。
皇后杯本選において、山梨県のチームが勝利を挙げたことはないため、山梨県勢初の「1勝」を挙げることはもちろんですが、なでしこリーグ・WEリーグ参入を目指すクラブとして、この公式戦という場でそういったチームに勝つ、という強い意志で望みますので、サポーターの皆さんも熱い想いをスタンドから是非選手たちに届けて頂きたいと思っております。「All yamanashi」で勝利を勝ち獲りましょう。
なでしこクラブ、WEクラブにも負けない素晴らしいサポーターがいることを、この全国の舞台で、なでしこリーグのクラブ、WEリーグのクラブに届けたいですね。

最後に、今シーズンは、嬉しさよりも悔しさが多いシーズンとなりましたが、1月までプレーできる喜びを噛みしめ、今シーズン届けられる最高のご報告をパートナー企業の皆さま、いつも暖かい応援を届けてくれるサポーターの皆さん、選手と共に働いてくださる富士観光開発社員の皆さん、そして富士北麓地域ならびに山梨県でFCふじざくら山梨に声援を送ってくださる地元の皆さんにお届けすることを約束の言葉とし、ご報告の言葉といたします。

関東2部リーグ入替戦の日程が分かり次第、クラブHPよりご案内いたします。

皆さま、引き続きご声援のほど宜しくお願いいたします。

FCふじざくら山梨
クラブブランドマネージャー
五十嵐