【ご案内】FCふじざくら山梨中塚理加現役引退のお知らせ


いつもFCふじざくら山梨へのご声援いただきまして誠にありがとうございます。

この度、中塚理加が2021シーズンをもちまして引退することになりましたので、お知らせいたします。

1期生として入団した10人メンバーの一人として、ピッチ内・外で活躍してくれました。

両膝のコンディションが厳しい中でも、毎日ケアを怠らず、常にベストパフォーマンスを発揮しようと一生懸命取り組む姿が印象的な選手です。
サッカー人生の最後をFCふじざくら山梨で過ごしてくれて、ありがとうございます。

関東リーグ入替戦ももちろん一緒に戦いますので、サポーターの皆さん是非、中塚の雄姿を見に来てください。

以下、本人から皆様へメッセージになります。


中塚 理加/NAKATSUKA RIKA

■生年月日 1990年3月10日
■ポジション FW
■身長 159cm
■出身地 静岡県

本人からご挨拶

いつもFCふじざくら山梨をご支援してくださり、たくさんの暖かいご声援を本当にありがとうございます。
今シーズンを持ちまして、FCふじざくら山梨を退団し、サッカーを引退することを決めました。
今シーズンの途中から、膝の痛みが悪化し思うようにプレーが出来ない状況が続いていました。明らかにパフォーマンスが落ちていくのを日々痛感し、入替予選大会を終えた後に引退の決意しました。
その日からは「毎日を後悔しないように全力で」と自分の中で呪文のように唱えTRを続けています。
サッカー人生を振り返ると悔しい思いの方が多かったですが、サッカーをしていて得られたものは間違いなく社会人としての今の自分を作っています。
このクラブと出会い「プレイングワーカー」という言葉と出会い、3年間でアスリートの概念は大きく変わりました。
「一流」という言葉を日常から意識することで、サッカー選手としてのサッカーとの向き合い方や立ち振る舞い、社会人としての行動や発言、責任など改めて自分自身に問いただすことができました。
サッカー選手として活動させていただくと同時に社会人としても希望の福祉職を継続させていただき、好きなことを好きなだけさせていただいたと思っています。
本当に恵まれた環境に感謝の気持ちでいっぱいです。
また、2・3年目はコロナ禍で不要不急の外出を控える日々が続く状況でも、スポーツが与えてくれる価値やトップアスリートとして社会に貢献する価値など自分が続けてきたサッカーというスポーツ、アスリートについて考えるいい機会となりました。
菅野さんの走りは3年経っても慣れることはなかったですが、菅野さんのサッカーは自分のプレースタイルを活かしてくれ、尚且つ走れるようになることでサッカーが楽しいと改めて感じさせてくれました。
今も毎日の練習で選手にもスタッフにもたくさん迷惑をかけていますが、選手もスタッフも「最後までやりたい」という自分の意志を尊重してくださり、やりたいようにやらせてくれています。
今でも応援してくださる方々に胸を張って「最高のサッカー人生でした!楽しかったです!」と言えますが、1月の関東2部リーグ入替戦で勝利し昇格を決め、このメンバー全員の笑顔を見て最高の形でサッカー人生を終えられるよう、残りの1日1日を大切にしていきたいと思っています。
約20年のサッカー人生の中でFCふじざくら山梨で過ごしたこの3年間はあっという間で一番濃い時間となりました。
それは、選手やスタッフはもちろん、富士観光開発をはじめとするご支援してくださる企業の皆様やどんなときも応援し続けてくれ、暖かい言葉をかけてくださるサポーターの皆様、地域の皆様に恵まれたからこそ最高の3年間を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。
今後とも、変わらずFCふじざくら山梨と共に山を登ってください。

そして、最後に。
学生時代は自分のサッカーの都合で母を独り占めし振り回し続けてしまったのに姪と甥を連れて応援に来てくれた姉に。「ありがとう」
約20年間、どんなときも一番のサポーターとしてずっと応援し続けてくれた自慢の母に。「ありがとう」