新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

2021年はwithコロナの中で、スポーツクラブとしての在り方や地域における存在意義と向き合った1年となりました。
2020年より難しい状況が続く中、FCふじざくら山梨に変わらぬご声援を賜り、誠にありがとうございました。

今シーズンは松岡・井原・広沢というタイプもキャラクターも、出身地も異なる3人がクラブの3期生として入団してくれました。

この新メンバーを迎え私たちFCふじざくらは、クラブ名に山梨を付け、「FCふじざくら山梨」として新シーズンを迎えました。

3年目を迎えるにあたって、山梨に相応しいクラブを目指そうをテーマに1年間、オンザピッチ・オフザピッチにおいて、ふさわしさを求めて活動してきました。
その結果、初めて山梨県No.1を3年目にして勝ち獲ることができ、また全国の舞台でも山梨県を背負いなでしこリーグのクラブと善戦できたことは、この目標を掲げこの1年戦ってきた選手・スタッフの自信と誇りになりました。

また、選手一人一人が、アスリートとしての価値向上のために、地域や企業の皆さんと様々な取組みも生み出してくれました。

昨年も記しましたが、サッカークラブとして何ができるのか、私たちは何を届けられるのか、地域の課題と向き合いどうか解決できるのか、サッカークラブとしての社会的意義と責任を培うことができたと感じております。

地域を代表するサッカークラブとして、選手一人一人の思考と行動力への変化を今年も感じることができました。

今シーズンは例年になく、長いシーズンとなっております。
今月に控える関東2部リーグ入替戦では今シーズンの最後の試合となり、と同時に、このメンバーで戦える最後の大会になります。

2021年9月25日、なでしこ2部リーグ入替戦予選大会のグループリーグが終了し、私たちの2022年のなでしこリーグ参入の挑戦は終わってしまいました。

監督・スタッフ・選手全員が責任を感じ、何よりたくさんのご支援を頂いた中での敗戦は、今後忘れることのできない悔しい記憶になったことは間違いありません。

この悔しい結果を選手、スタッフは忘れないですし、クラブとしてはこの悔しさを継承し必ずリベンジをするのですが、今シーズン生まれたこの悔しさは、今シーズン中に晴らし、来シーズンに繋げたい。だからこそ、この関東リーグ入替戦は、並々ならぬ想いで準備を進めております。

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勝負に絶対はない。
なでしこリーグ入替戦敗退で学んだ一つであり、だからこそ、準備を怠らず、未来に捉われず、私たちは貪欲に勝ちにいく。
この1年、今年も長いシーズンとなりますが、まずはこの関東リーグ入替戦を制して、皆さんに良いご報告を届けたい次第でございます。

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最後になりますが、本年も、「オン・ザ・ピッチ」「オフ・ザ・ピッチ」両面における活動を皆さんにお届けし、昨年以上に応援したくてしょうがないクラブを目指します。

また、勝利を届けることはもちろん、一人一人がアスリートおよび社会人としての責任を果たし、アスリートを目指す方々の見本となるクラブも目指すことを合わせてお伝えいたします。

2022年も支援してくださる皆様方が嬉しくなる、クラブを応援したくなるニュースを、選手と共に多く提供して参りたいと思います。

4年目も本気のふじざくら山梨を、昨年以上に期待してください。

FCふじざくら山梨を応援してくださる皆さまにとって、素晴らしい年となります事を祈念いたしまして、新年の挨拶とさせていただきます。

2022年1月1日

FCふじざくら山梨 ブランドマネージャー 五十嵐雅彦