【わたし日誌】2021年シーズンを振り返るVol.9 ~鈴木和遥#13~
FCふじざくら山梨の3シーズン目である2021年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:鈴木和遥(本人)より
この一年間で自分自身が成長したこと
自分の感情を少しだけコントロールできるようになった事です。
私は喜怒哀楽の激しい性格で、それがサッカーに影響することが多々あります。その影響によってパフォーマンスが落ちることを自覚してはいますが、上手く感情をコントロールできずモヤモヤした気持ちでトレーニングや試合に取り組んでいました。しかし、このままではただトレーニングをしているだけで何の成長も出来ないと気付くことができ、自分の気持ちと向き合い、どうしたら感情をコンロールできるのか考えるようになりました。少しずつですが、感情をコントロールできるようになり、パフォーマンスが上がっていくの感じられるようになりました。
今シーズンも自分の感情を上手くコントロールし、常に高いパフォーマンスを出せるよう頑張りたいです。
2021年シーズンでもっとも印象的だったことは
2021年シーズン最も印象的だったことは、なでしこ2部リーグ入替戦予選大会で勝ち抜けなかったことです。
2部リーグ入替戦予選大会 2戦目のヴィアティン三重戦。
あの時、どこかフワフワした状態で試合に入り、シュートまではいくけど決めきることが出来ず、ミスも目立つ試合でした。
後半に失点を許してしまい、そのまま敗戦してしまいました。
あの時、現実を受け入れることができず、何故か悔しい気持ちになれませんでした。
山梨に戻り、一人になった時に「あ、試合負けたんだ。入替戦出れないんだ」と悔しさがこみ上げました。
2021シーズンで1番達成したかった目標だったので、果たすことができず1番悔しくて1番印象的な試合となりました。
あなたにとってFCふじざくら山梨はどんなクラブ
私にとってFCふじさくら山梨は、新たな挑戦の機会を与えてくれ、サッカー選手として成長する事ができるクラブです。
これまでディフェンスのポジションの経験がなかったのですが、サイドバックのポジションでプレーをさせてもらい、オフェンスのスキルを身につけた事で自身のオフェンス力は上がったと思います。
また、ディフェンスラインでのコミュニケーション、前線選手への指示など、これまで経験のなかった事に挑戦させてもらい大きく成長することができたと思います。
私がサッカーを続ける理由
シンプルに「楽しい!」からです。
私は結構飽きっぽい性格で、興味がない、つまらないと思ったら絶対やらないタイプです。
その私が、今もサッカーを続けているということは、サッカーでしか得られない経験や楽しさに、幸せを感じているからだと思います。
また、昨年のわたし日誌で、サッカーとは人との繋がりを持てるツールと綴りました。その考えは今も変わらず、サッカーを続けることで地域の方々やファン・サポーター、パートナー企業の皆様や富士観光開発の社員の方々など、たくさんの人に出会うことができました。
こうした繋がりを持つことができるので、私はサッカーを続けています。