【ご報告】FCふじざくら山梨プレシーズン近況について

いつもFCふじざくら山梨へご声援頂きまして誠にありがとうございます。

いよいよ4月より新シーズンが開幕します。
4シーズン目となる2022年は、3年間指揮を執った菅野監督が退任し、菅野監督の下で3年間サポートしてきた田口コーチ、同じく2年間サポートしてきた渡辺海GKコーチが中心となり、チームを創る新体制で挑むシーズンとなります。

チームは2月中旬から始動し、約1か月が経過しました。
ここで、新生FCふじざくら山梨のプレシーズンの状況について、お伝えしたいと思います。

チームの様子や雰囲気

今シーズンより田口ヘッドコーチより「考えながらサッカーをしよう」をテーマに、1つ1つのプレーの目的・意味を伝え、「チーム約束事」を明確化して、選手たちはトレーニングに励んでおり、これまで以上にサッカーに対して真摯に取り組んでる印象を受けます。
菅野監督が3年間培ってきた土台をベースにして、新しい攻撃の形や守備の約束事など、日々頭も身体もアップデートさせてる様子です。

チームの雰囲気も良く、キャプテンの工藤、副キャプテンの松岡を中心に、新しく入ったメンバーと既存メンバーがフラッとに意見交換をしてる機会が目立ちます。
トレーニングでも、ゲームの前後ではチームでコミュニケーションを取る時間を作り、会話の回数を意図的に増やし、自分たちが目指すサッカーを自分たちで創るという想い・意思を感じられるようになりました。

田口・海両コーチからの座学やMTGなども多くセッティングしており、チームとして目指すべきサッカーを落とし込もうと、様々なアプローチから選手に伝えてくれてます。
新入団選手も最初は緊張もあり硬かったのですが、1か月が経ち、じゃれ合ってるので、しっかりチームに馴染んでおり問題ないことでしょう。
選手たちからサッカーが楽しいという言葉が多く聞かれ、目指すべき目標に向けて大きなパワーで突き進んでます。

トレーニングマッチの状況

現在、なでしこリーグ・高校・大学といったチームとトレーニングマッチを行っておりますが、新型コロナウィルスの影響もあり、思うように試合を重ねられていない状況になります。そういった環境でも試合が実現できることに感謝し、試合できる機会を大事にしてます。

プレシーズン期間中のトレーニングマッチということで、現在は選手のポジションや適性を様々な形で試しており、「この選手がこのポジションで使われるんだ~」という驚きが開幕戦では見られるかもしれません。
コーチ陣も選手たちに対して新しいトライも始めており、毎試合少しずつ結果が出始め、選手たちもチームの意図をピッチで表現してくれてます。
もちろん、まだまだ課題は多く残りますが、「見ている人たちが楽しいサッカー、選手たちも楽しいサッカー」を表現できるトレーニングを積み重ねてますので、開幕戦は本当に楽しみにしててください。

最近のトレーニングマッチについても少し触れたいと思います。
今シーズン取り組みたい攻撃の形を作り出すことができ、7-3で勝利をおさめました。
この試合では、鈴木和遥が3点、脇田が2点と新仙台大学コンビが躍動し、また、チームを支えてきた点取り屋の辻野、清水も得点を記録しており、攻撃陣は毎試合刺激をし合ってると思います。
守備での課題が多く出た試合となり、そこを今後のトレーニングマッチや練習で修正していきます。

リーグ開幕まであと2週間となりますが、このプレシーズン期間を1日も無駄にせず、リーグ戦、皇后杯、そして開催される予定のなでしこリーグ入替戦まで見据えて、田口ヘッドコーチを中心にチーム作りを進めて参ります。

リーグ戦に来られるサポーターの皆さんが「今年のふじざくら山梨は期待できるな!見て楽しい!面白い!元気をもらった!」と思って頂けるようなプレーをお届けしたいと考えておりますので、そういったサッカーがお届けできるよう、今日もトレーニングに励みます。

選手たちがサッカーを楽しんでる様子も一緒に見て頂きたいですね。

それではみなさん、4月9日(土)の開幕戦まで、今しばらくお待ちください。