【関東女子サッカーリーグ2部第9節~試合結果~】VS FC町田ゼルビアレディース

いつもFCふじざくら山梨へご声援頂きまして誠にありがとうございます。

6月26日に行われたFCふじざくら山梨第9節FC町田ゼルビアレディース戦の試合結果をお伝えします。

≪関東女子サッカーリーグ2部第9節~結果~≫
FCふじざくら山梨 6-0 FC町田ゼルビアレディース
‐前半 4-0
‐後半 2-0
■得点者
10分 鈴木和遥
27分 鈴木和遥
33分 井原美波
36分 清水千陽
77分 工藤麻未
78分 脇田紗弥

≪スターティングメンバー≫
GK 出口春奈
DF 工藤麻未 松岡沙由理  高山紗希 戎谷亜美
MF 中村友香 金井奈苗 井原美波
FW 辻野友実子 清水千陽 鈴木和遥

(途中出場)
53分 OUT10 清水千陽 → IN2 松原ゆき
77分 OUT7 工藤麻未 → IN14 脇田紗弥

【今節の振返り~マッチレポート~】


今回は夏祭りをテーマに、選手たちがスーパーボールすくいや水鉄砲射的を用意しました。試合前には子供たちが訪れ、たくさん遊んでいってくれました。
また、本日は富士北麓公園に富士吉田市で活動する馬力屋の皆さんが、馬やポニーと共に訪れ、ふじざくら触れ合いパークを開園してくださいました。
試合前は地元の子供たちが触れ合ったり、乗馬体験をしたりと、暑さを忘れて楽しんでる様子が印象的でした。

試合前には、エスコートキッズの子供たちが選手と共に入場しました。初めてスタジアムに入る子供たちがほとんどで、さっきまで元気に遊んでいた子供たちも、入場の時には緊張して、みんな顔がこわばってましたね。大役を果たしてくれた子どもたちからパワーをもらって、FCふじざくら山梨メンバーは試合に望みました。

前回の試合よりスターティングメンバーが変更し、今シーズン初めて工藤が右サイドバックに入り、右サイドのウィングフォワードには、辻野が入りました。
前期リーグからの連勝を目指すFCふじざくら山梨は、試合開始から主導権を握り、ボールを保持します。

積極的にゴールに迫るも、相手GKの思いっきりの良い飛び出しの前にゴール前でのチャンスが作れません。それでも前半10分、両サイドから攻撃を試みていく中で、右サイドに入った辻野がファーにクロスを上げると、左サイドの鈴木が頭で飛込み先制点を決めます。

その後も、サイドを起点にパスを繋ぎながら相手ゴール内に進入し、ゴールを目指すも、引いて守る相手に中々追加点が奪えず半分が経過します。
入水をはさみ、迎えた前半27分。センターフォワードの清水にボールが収まると、左サイドの鈴木にパスを出し、鈴木がペナルティエリアへカットインをし、右足一閃。本日2ゴール目を奪います。


その僅か6分後には、鈴木のパスを受けた井原が決めて、3点目を奪い、立て続けに清水千陽も続き、前半を4点リードで折り返します。

ハーフタイムには田口ヘッドコーチより「攻撃は良い形、目指すべき形で点が取れてるね。ただ、もう2~3点決めれるシーンがあったから、そこを決めきること。相手も良いボールを供給するので、カウンターにはしっかりケアしていこう。後半も点を取りいこう!」と送り出します。

後半に入ると、足が止まり気味になり、後ろでボールで回す展開が増え、相手自陣にボールを運ぶシーンが減る中で、裏へのロングボールでのチャンスを狙います。
相手が守備を弾いてくる中でも、左サイドでのワンツーや、3人目の動き出しで、左サイドからクロスを供給するシーンが徐々に増え、ゴール前で再三チャンスが訪れるも、得点とはならず。ゴールバーを2回弾き、追加点が遠い展開になります。

後半は相手カウンターから抜け出して、自陣ゴール前まで進入されるも高山がカバーをして、ピンチの芽を摘みます。

すると待望の追加点が入ります。
サイド突破から抜け出した工藤が右足でゴールネットに突き刺し、5点目を奪います。
その1分後にも、途中交代の脇田がドリブル突破から左足でゴールを決めて、6点目を奪い、そのまま試合終了となりました。

前節に続き、暑い中ですが、試合をコントロールし勝利することが出来ました。
本日も不安定な天候の中、多くのサポーターの皆さんがお越し頂きました。
いつも選手にパワーを送ってくださり、ありがとうございます。

以下、田口ヘッドコーチ、鈴木和遥、井原美波に試合について振り返ってもらいました。

田口ヘッドコーチ


Q)試合を振り返って
「今日の試合では、狙いを持って得点したいという意図があり、その点についてはだいぶ出来ていたと思います。トレーニングで目指していた形だったので、ただ点が入るという形ではなく、狙い通りの形で点が取れたというのは、非常に大きな収穫でした。ただ、後半は運動量が落ちてしまい、引いてくる相手に対して、後ろで回すだけになり、中々次の展開が作れなかったのは課題ですかね。決定機もいくつかあったので、決めたかったのが正直な感想ですが、そうした中でも粘り強く戦い後半2点を奪い、6点を取れたことは良かったですね。」

鈴木和遥


Q)試合を振り返って
「前期の対戦から、相手がゴール前を固めてくると想定していたので、そういった中でも、クロスやゴール前の侵入という意識していた得点が取れたのは良かったです。」
Q)次節に向けて
「次節はアウェイ戦になりますが、首位をキープできるよう勝ち点を持って帰りますので、引き続き応援よろしくお願いします!!

井原美波


Q)試合を振り返って
「今週1週間かけてやってきた、引いてくる相手に対しての崩しの形を、しっかり出せた試合だったと思います。サイドが起点となって中の人数を増やすことができたので、いい形でしっかり点を取ることができました。決めるところをしっかり決め切るだったり、まだまだ課題はありますが、少しづつ成長していけてるので、続けて頑張りたいと思います!」