【皇后杯山梨大会準決勝~試合結果~】VS 帝京第三高校

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7月17日に行われた皇后杯山梨大会準決勝の帝京第三高校戦の試合結果をお伝えします。

≪皇后杯山梨大会準決勝~結果~≫
FCふじざくら山梨 4-0 帝京第三高校
‐前半 2-0
‐後半 2-0
(得点)
7分 井原美波
38分 井原美波
45分 井原美波
70分 工藤麻未

≪スターティングメンバー≫
GK 広沢実佳子
DF 松原ゆき 松岡沙由理 高山紗希
MF 濱名花子 田中里穂 金井奈苗 辻野友実子
FW 井原美波 清水千陽 鈴木和遥

(途中出場)
41分 OUT10 清水千陽 → IN14 脇田紗弥
51分 OUT17 辻野友実子 → IN7 工藤麻未

【今節の振返り~マッチレポート】

4回目の参戦となる皇后杯山梨大会。
2019、2020年は準優勝、2021年はクラブ史上初の優勝を勝ちとることが出来ました。

そして挑む2022年シーズン。
FCふじざくら山梨は初戦となる準決勝の相手は、帝京第三高校になります。
この試合は、今シーズン初めて3-4-3のフォーメーションで試合に入りました。

序盤からボールを動かし、ディフェンスラインのビルドアップでボールを運びながら、両サイドが幅を広く取り、攻撃を仕掛けます。
すると左サイドの鈴木がペナルティエリアにいた清水へパスを出すと、簡単に落とし、中央にいた井原が先制点を流し込みます。

その後も、今シーズン公式戦初出場となる田中がボランチの位置から攻撃を展開し、サイド・中央のスペースを活用し、ゴール前で決定的なシーンを作るも、最後を決めきれず追加点が遠い展開。


しかし、攻撃の手を緩めないふじざくらは、ゴール前に攻め込むと1点目を決めた井原が、ワンツーからゴール前でパスを受けると相手を交わし左足でゴールに流し込み、2点目を奪います。

ハーフタイムに入り田口ヘッドコーチからは、「再三決定機を作りながらも決めれないね。決めるという意識を持ってゴール前では仕事をしよう。守備では失い方が悪いから、カウンターをもらってしまってる。しっかりビルドアップから攻撃を組み立てていこう。」と伝え、後半に望みます。

後半は、スプリントのある脇田、工藤が投入され、裏への抜け出しからチャンスを作ります。
裏への抜け出しからサイドに抜けて、鈴木・工藤がクロスを仕掛け、後半も変わらず相手ゴールに襲い掛かります。
すると、その脇田がゴール前でパスを落とし、走り込んできた井原がゴールを決め、ハットトリックを達成します。

その後も、怒涛の攻撃を仕掛けるも、ゴール前でのシュートの精度を欠き、中々追加点が遠い展開です。
しかし、後半も終盤に差し掛かり、左サイドの裏へ抜け出した金井がクロスを中に上げると、中で待っていた工藤がドンピシャリの頭で合わせ、4点目を奪います。

最後まで攻め続け、試合終了のホイッスルがなり、4-0で勝利を収めました。
この試合では正ゴールキーパーが不在となる中、広沢実佳子(No.19)がキーパーをつとめ、無失点でしのぎ切りました。

この結果、皇后杯山梨大会決勝戦へ進出することができ、7月24日(日)に山梨学院大学との決勝戦に望むことになりました。

以下、田口ヘッドコーチ、松原ゆき、田中里穂に試合について振り返ってもらいました。

田口ヘッドコーチ


Q)試合を振り返って
「今日は中央でのサッカーを意識して、3-4-3のフォーメーションで試合に望みました。中央に得点王の鈴木をすえ、相手がしぼってきてくれたことで、外からの攻撃が効果的に決まりました。最後決めきれないところは多かったのですが、攻撃の形は悪くなかったため、手ごたえはありましたね。次節は大学No.1の山梨学院大学となりますので、胸を借りるつもりで戦いたいと思います。」

松原ゆき


Q)試合を振り返って
「試合全体を通して、今週やっていたコンビで崩すといった良い形は出せていましたが、しっかり決めきるという点では課題が残ったのかなと思います!また、自分達のミスからカウンターを仕掛けられることもあったので改善していきます!今シーズンで1番チームとして苦しい状態ではありましたが勝ちきれたのは良かったと思います。
今日の試合出た課題を来週また全員で意識して取り組んでいきたいです。」

田中里穂


Q)試合を振り返って
「試合全体を通して、連動した動きでいい形を作ることができました。ですが、得点に結びつかなかったことは課題なので、ゴール前の精度をもっと高めていきたいと思います。また、自分たちのボール保持の時間が長い中でも失い方が悪かったり、ちょっとしたミスが目立ったので1つひとつのプレーにもっと責任を持たなければいけないと感じました。苦しい状況の中でもしっかり勝利できたことはチームにとってプラスなので、また次に向けてチーム一丸となり、いい準備していきます。
私事ですが、今日の試合が12月の皇后杯ぶりの公式戦でした。トレーナーの小川さんをはじめ、ここまでサポートしてくださった全ての方々に感謝しています。本当にありがとうございます。チームの力になれるようにここからまた頑張ります。」