【2022プレナスなでしこリーグ2部入替戦予選大会~試合結果~】VS 北海道リラ・コンサドーレ戦
いつもFCふじざくら山梨へご声援頂きまして誠にありがとうございます。
9月24日に行われた2022プレナスなでしこリーグ2部入替戦予選大会3日目の北海道リラ・コンサドーレ戦の試合結果をお伝えします。
≪2022プレナスなでしこリーグ2部入替戦予選大会3日目~結果~≫
(35分ハーフ)
FCふじざくら山梨 2-0 北海道リラ・コンサドーレ
‐前半 2-0
‐後半 0-0
(得点)
5分 清水千陽
32分 脇田紗弥
≪スターティングメンバー≫
GK 出口春奈
DF 中村友香 松岡沙由理 松原ゆき 辻野友実子
MF 濵名花子 田中里穂 井原美波 金井奈苗 脇田紗弥
FW 清水千陽
(途中出場)
HT OUT17 井原美波 → IN19 広沢実佳子
55分 OUT6 濵名花子 → IN15 戎谷亜美
【今節の振返り~マッチレポート】
この試合に勝利することで、なでしこリーグ入替戦への切符を獲得できる大事な第3戦。
この試合では、トップ下に井原が入り、ワントップに清水、両サイドに濵名と脇田が入る、4-4-1-1のフォーメーションで挑みます。
試合前日より降り続いた雨の影響により、ピッチには水たまりが出没し、ボールが転がらず、難しいコンディションでの試合となりました。
その中でも、浮き球のパスやロングパスなどを利用し、ボールを前に運び、サイドからチャンスを狙います。
すると前半5分、右サイドの濵名からのクロスを中央の清水がトラップでおさめ、ドリブルで運びシュートを放つと、ゴール右隅に決まり、先制点を奪います。清水はこのゴールで3戦2ゴールと活躍を魅せます。
その後も前線からのプレスで相手自陣でボールを奪うと、パスが水で止まってしまうため、ドリブルや浮かし球のパスを活用して、ゴール前まで進入し、相手ゴールを脅かします。
すると、前半32分にコーナーキックを獲得すると、キッカーの金井が蹴ったボールはゴール前で松岡が触り、その後、混戦となり、そのこぼれ球に反応した脇田が右足を振りぬき追加点を挙げます。
そのまま前半は、2点リードで折り返します。
ハーフタイムに、田口ヘッドコーチからは「攻撃は良い形なので継続していこう。守備は前と後ろが合っていないから、声を懸けながら連動して、コンパクトに守備をしていこう。」と声をかけます。
後半入り、井原に代わり、広沢が左サイドに入ります。
後半もふじざくらがボールを動かす展開が続くも、雨でピッチに水たまりがあり、そこに足を取られたり、ボールが水たまりに入ったりと、体力の消耗が激しい試合となります。
その中でも、センターフォワードの清水が起点となり、中央、サイドと攻撃を組み立て、相手ペナルティエリアに進入します。
後半終了間際には、途中出場の広沢がコーナーキックのこぼれ球に反応し、右足を振りぬくもキーパーのセーブに合い、追加点は奪えません。
しかし、後半は相手にシュートを打たせるような展開を作らず、そのままクリーンシートで勝利をおさめました。
この結果、予選グループを首位通過することができ、「なでしこリーグ2部入替戦への出場権」を手に入れることができました。
本日も激しい雨が降る中、応援に足を運んで頂き、ありがとうございました。
以下、田口ヘッドコーチ、田中里穂、清水千陽、脇田紗弥に試合を振り返ってもらいました。
田口ヘッドコーチ
Q)試合を振り返って
「正直嬉しいです。チームとしてずっと目指してきた目標でしたので、最初の関門となる入替戦予選大会を勝ち抜くという結果が出たというのは、本当にほっとしてます。今日の試合もそうですが、この結果というのは選手の努力の形だと思います。全試合を通してグループリーグ無失点で終えられたのは大きく、選手も自信になったと思います。それもシュートを打たれていないという所で、守備の強度はチームとして成長したと思います。選手には、日々のトレーニングなど耐えてくれたことがこの結果なので、本当に感謝しかないです。」
田中里穂
Q)試合を振り返って
「昨年、悔しい想いをしてきたので、嬉しい気持ちがあります。今年こそという強い想いがあったので、みんなと一団となって、全員で戦うことができました。昨日の勝利でリーグは終わったわけではないため、今日も勝負へこだわることを意識しました。他力ではなく、自力で入替戦の切符を手に入れることができたのは良かったです。また、今日はチーム立ち上げから一緒にプレーをし、引退した一期生のみんなが応援に来てくれたのも嬉しかったですし、こういうメンバーの想いを背負って、なでしこリーグ2部に相応しいチームになりたいと思います。」
清水千陽
Q)試合を振り返って
「この大会に負けたらどうしようという不安もあった中で、勝利できたこと、そしてなでしこ入替戦に進むことができたのは、安心しました。得点は自分の持ち味だし、昨年は1点も取れずにこの大会で負けてしまったという悔しい気持ちがあるので、特に意識してました。今日のシーンでは、濵名選手がボールを奪い、私を見てくれて良いパスを出してくれたので、最後はキーパーとの1対1を流し込むだけでした。どうしても先制点を決めたかったし、自分が決めるとチームに勢いを与えられるので、嬉しい得点になりました。たくさんの応援もチカラになりましたし、本当に皆さんに感謝の気持ちです。」
脇田紗弥
Q)試合を振り返って
「正直、勝利できてホッとしてます。コーナーキックのこぼれ球に反応できるポジションをGKコーチと確認していた中で、狙った形での得点でしたので、嬉しかったです。今日の試合では前線からプレスをかけるということ、そして、前への意識という点では、自分の役割は果たせたと思います。ただ、周りを見てプレーできるシーンもあったので、そういった部分は反省し、次に活かしたいと思います。このチームでこの大会を勝ちたい、という強い意志をもって望んでいたので、結果が付いてきたことは非常に嬉しいです。」