【関東女子サッカーリーグ2部第12節~試合結果~】VS 山梨学院大学
いつもFCふじざくら山梨へご声援頂きまして誠にありがとうございます。
10月2日に行われた関東女子サッカーリーグ2部第11節の 山梨学院大学の試合結果をお伝えします。
≪関東女子サッカーリーグ2部第12節~結果~≫
(45分ハーフ)
FCふじざくら山梨 1-0 山梨学院大学
‐前半 0-0
‐後半 1-0
(得点)
91分 辻野友実子
≪スターティングメンバー≫
GK 出口春奈
DF 濵名花子 松岡沙由理 松原ゆき 中村友香
MF 井原美波 清水千陽 田中里穂 金井奈苗 辻野友実子
FW 脇田紗弥
(途中出場)
69分 OUT14 脇田紗弥 → IN19 広沢実佳子
【今節の振返り~マッチレポート】
7月2日に行われたリーグ戦から約3か月空いてのリーグ戦。
現在、リーグ2位に位置するFCふじざくら山梨は首位を目指すうえでも、現在3位の位置にいる山梨学院大学にはしっかり勝利しておきたいところ。
本日は、なでしこリーグ入替戦予選大会の最終日と同じくアンカーに田中里穂を置く4-1-4-1のフォーメーションで試合に望みました。
なお、田中里穂はこの試合が関東女子サッカーリーグ初出場となりました。
開始早々よりキーパーからのビルドアップで攻撃の形を組み立てるFCふじざくら山梨。
しかし、相手が前線からプレスを仕掛け、序盤は相手がボールを持ち、守備にまわる時間が多くなります。
その中でも、パスカットやサイドで圧縮した守備でボールを奪い、自陣で攻撃を組み立てます。
前半17分頃には、中盤の金井から、右サイドの濵名へロングパスが通ると、濵名からアーリークロスが中央の脇田に通ります。
脇田が右足でボールを振りぬくも、惜しくもゴールにはならず、その後も、サイドチェンジからチャンスを作り、脇田、辻野がゴール前で積極的にシュートを放つも、先制点とはいかず。
逆に、相手選手にサイドから中央にカットインされ、ディフェンスラインの間にパスを通され、キーパーとの1対1になるピンチもありましたが、出口がファインセーブを見せます。
両チーム、インテンシティが高く、中盤でのボールの奪い合いが激しくなる中、前半終了の笛が吹かれます。
ハーフタイムに入り、田口ヘッドコーチより「相手の攻撃に対して守備の時に振られてしまうから、自分たちでオーガナイズした状況で守備をしよう。攻撃でもこのように強度が高い相手に対して、繋ぐのか、背後を通すのかの判断を考えてプレーをしよう。逆サイドでフリーになる選手がいるから、常に逆サイドを見てみよう。」と伝え、後半のピッチに入ります。
後半に入ると、ふじざくらがボールを保持する展開が増えます。
右サイドの濵名、左サイドの辻野の両サイドのスペースを活用して攻撃を組み立て、濵名、井原、辻野の両サイドからクロスが多く供給されるも、中央で自由にボールを持つことができません。逆に相手も、カットインやドリブル突破で自陣ペナルティエリアで相手に進入されるも、松原・松岡が相手にしっかり付いた守備を見せ、フリーでシュートを打たせません。
0-0のまま迎えた試合終了間際、試合が動きます。
中央でパスを受けた清水が左サイドからペナルティエリア中央に入ってきた辻野へパスを出すと、ダイレクトでシュートを打つもキーパーに弾かれるも、自分で押し込み、先制点を獲得します。
試合はそのまま終了を迎え、久しぶりとなったリーグ戦を勝利することができました。
本日の勝利でリーグ戦2位をキープし、来週に控えるVONDS市原レディースとの首位攻防戦に挑みます。
以下、田口ヘッドコーチ、辻野友実子、濵名花子のコメントになります。
田口ヘッドコーチ
Q)試合を振り返って
「なでしこリーグ2部入替戦に向けて、良い強度での試合になりました。前回の学院戦とは異なって、しっかりボールを繋いで試合ができたというのは成長が見えたと思います。ただ、決めるところで決められるか、やられそうなところで守り切れるか、そういう攻守に置いての詰めの作業をもっとやらないといけない。ただ、今日の試合では、やられそうなシーンでも耐えて守れたことは収穫ですし、選手たちが頑張ってくれました。」
辻野友実子
Q)試合を振り返って
「SNSでの応援ありがとうございました!今日の試合は、入替戦を見据えて、「チームとしてもっと成長しなければならないし、勝ちにもこだわっていこう」という指示で試合に入りました。そういった中で、勝利といった結果を出せたのは良かったです。また、無失点で抑えれたのも、守備陣が体を張って守ってくれたおかげで、全員で掴んだ勝利だと思います。得点シーンは相手の間が割れていたので、ちはるならパスを出してくれるだろうと思ってポジションを取りました。キーパーと1vs1で緊張して、気持ちよく決めれなかったけど、最後には押し込めたので、すごく安心しました。」
Q)次節に向けて
「他にもシュートを決められるチャンスがあったので、決めきれるよう、練習から頑張ります。今無失点が続いてて、チーム全体の守備の意識が良いので、継続できるよう頑張りたいです!来週も応援よろしくお願いします!」
濵名花子
Q)試合を振り返って
「母校との対戦ということで絶対負けたくない試合でした。相手がインテンシティ高くプレーしてくる中で最初は手こずりましたし、最後まで改善できなかった部分もありますが、相手をリスペクトしながらも全員が自分の役割を全うし走りきれました。その中で結果という形がついてきたことはチームとして収穫になりました。」
Q)次節に向けて
「関東リーグ優勝するには次節とても大切な試合となるので結果にはこだわっていきたいと思ってます。その中でも入れ替え戦本戦に向け自分達が成長できる糧となるようチャレンジしていきたいと思います。個人としても課題がたくさん出たので改善して次節チャレンジしていきたいと思います!」