【わたし日誌】2022年シーズンを振り返るVol.2 ~高山紗希#5~
FCふじざくら山梨の4シーズン目である2022年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:高山紗希(本人)より
〇2022年シーズンでもっとも印象的だったこと
なでしこリーグに昇格できたことです。
入れ替え予選大会の直前で怪我をしてしまい予選大会は出場できず、入替戦には間に合いましたが、なかなかパフォーマンスが上がりませんでした。そんな中でも昇格できたことはすごく嬉しかったし、ほっとした気持ちもありました。ただ、やっぱり1番の目標にしてきた入替戦、もう経験することはないであろう入替戦を、外から見ることしかできなかった悔しさは忘れられません。嬉しかったことも、悔しかったことも色んなことがあった1年でしたが、それでも『昇格』できたことが1番嬉しかったです。
〇この1年で成長できたこと
今までは自分でなんとかしようとか、自分がやらなきゃという気持ちが強くて、自分で解決しようとすることが多く、なかなか周りを頼ったりすることが出来きませんでした。ただ、「周りに頼ること」で関係性がより良くなったり、コミュニケーションもとりやすくなったなと感じることができました。
私自身がオープンになることで周りの反応も違うし、そうすることで私自身も変われるし、違った視点、違った考え方がうまれてくると気がつけたこと、それがこの1年で自分自身成長できたことだと思います。
〇私にとってFCふじざくら山梨とは
人として成長できる場所であり、自分の価値をあげることができる場所だと思います。
オンオフどちらの面でも技術として学べることもあるし、知識を得ることもできるし、人間性として成長できるところでもあると思います。
また、女子サッカー界を変えることや女子アスリートの新しいモデル作りに関わることができる影響力があるチームだと思います。
〇私がサッカーを続ける理由
私がサッカーを続ける理由は、応援してくれてる人に一生懸命サッカーしている姿を観てもらい、少しでも感謝の気持ちを表現すること、伝えることです。また、応援して貰える機会を増やし、少しでもなにか感じてもらえたり与えることが出来ればいいなと思っています。