【わたし日誌】2022年シーズンを振り返るVol.5 ~中村友香#11~

FCふじざくら山梨の4シーズン目である2022年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:中村友香(本人)より

〇2022年シーズンでもっとも印象的だったこと

なでしこリーグ入替え戦予選を1位で勝ち抜いたことです。
どのチームよりも人数が少ない中での怒涛の4日間でしたが、根性とチーム力はどのチームよりも強いものを感じました。スタッフを含め、全員が試合をする毎に肉体的にも、精神的にも疲労が蓄積していたのは間違いありません。ですが、誰1人として下を向くことなく、常に元気と笑顔がこのチームにはあったと思います。
絶対に疲れているはずなのに笑顔で振る舞うチームのみんなの姿を見て、自分自身ももっと頑張ろうと思えました。
4日間、最後までチーム全員で闘った結果が勝利に繋がったと思うので、この大会で1位になれたことが本当に嬉しかったです。

◯この1年で成長できたこと

自らコミュニケーションをとることが多くなったことです。これは、プレー中だけではなく、サッカー以外の面でもチームのみんなとたくさん話すようになりました。
今シーズンクラブに入団し、その当初は自分から話すことができず、プレー中も声を出すこと、声をかけることが少なかったです。
しかし、このチーム・この仲間とプレーをしていく中で、チームのみんなと話せることが多くなったと思います。クラブハウスでもたわいのない話をする事が楽しくて、いつも笑顔になれます。

◯私にとってFCふじざくら山梨とは

サッカーだけではなく、将来の目標を探すことができる場所です。
FCふじざくら山梨はオフザピッチ活動を通して、様々な面で社会に触れることができます。実際に私は今年、農業部に所属し農業体験を行うことで、食べ物のありがたみを感じることができ、地域の方と交流を深めることができました。その他にも、田植えやゴミ拾い活動、地域サッカー教室など様々な活動を通して、社会に触れることができます。
こういった活動を通して、自分が興味のあることや将来の目標が生まれるきっかけ作りに繋がってると感じました。

◯私がサッカーを続ける理由

サッカーが「好きだから」です。そして、それと同じくらい「両親の応援があるから」です。
サッカーを小学校1年生から始め、今でも続けているので、自分でも本当にサッカーが好きなんだなぁと感じます。サッカー以外に16年間も何かをやり続けたものはありません。なので、サッカーは私にとって本当に欠かせないものなのだと思います。
そして、16年間もサッカーを続けることができているのは、両親の支えがあるからです。
今シーズンも遠くまで応援に来てくれたり、どんな時でも支え続けてくれる両親がいてくれたからこそ頑張ることができたと思います。