【わたし日誌】2022年シーズンを振り返るVol.7 ~広沢実佳子#19~
FCふじざくら山梨の4シーズン目である2022年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:広沢実佳子(本人)より
〇2022年シーズンでもっとも印象的だったこと
今シーズン最も印象的だったことは、『なでしこリーグ入れ替え戦初戦のディオッサ出雲戦」です。
あの試合でのゴール・勝利はすごく大きな出来事でした。理由は、なでしこリーグ2部参入に近づくことができたこと。
もう一つは、応援してくださった方や支えてくださった方に喜んでもらえたからです。FCふじざくら山梨を応援してくださる方々に勝利が届いたことが本当に嬉しく、最高の瞬間でした。
◯この1年で成長できたこと
この一年は、苦手なことに一生懸命取り組めたと思います。得意なことは無意識でもできてしまう。逆に苦手なことはというのは、意識しないと改善には近づかないから難しいかなと思います。
苦手に向き合わないと失敗を見れない。サッカーと仕事の両面で多くの失敗を経験した1年でした。「良いと思うなら次はないけど、だめだと気づけるなら次がある」本当にその通りで、次やもう一回と自分自身を鼓舞して、いつも成功は何かを探していました。
ダメだったときに向き合い続け、その都度挑戦し、できないからその結果が出るまで頑張る。サッカーのシーンにヒントがあったり、仕事での場面できっかけがあったり、突破口はたくさんあると感じました。その結果、サッカーで助けられるシーン、仕事で助けられるシーンが昨シーズンよりも増えました。甘いことや嬉しいことは一瞬だけど、その為に苦しいことをやり続け、苦しいことにチャレンジすることは間違いではなかったと、気付くことができた一年でした。
自分が選んだ道を正解だったと言えるように来シーズンも頑張りたいです。
◯私にとってFCふじざくら山梨とは
選手の考えや目標、目的をどんな時をサポートしてくださり、後押ししてくれるチームです。時に厳しくても、その厳しさが自分自身の為であると気付いたり、時に褒めてもらえることがあったりと、色んな面で成長ができると思っています。
オフザピッチでもオンザピッチでも、いつも支えてくれる環境を大切に1日1日過ごしていきたいと思います。
◯私がサッカーを続ける理由
理由は、私が今ここでサッカーをしている姿を見にきてもらいたいからです。あともう一つ、これまで培ってきた仲間と最高の舞台で一緒にサッカーをしたり、対戦したいからです。
だれに見せたいか、だれとサッカーをしたいか、どんな自分でいたいか、それらは自分にとって重要なファクターで、頑張る原動力になっています。
ここまでサッカーを続けられていることに、感謝の気持ちがほとんどです。また指導してくださった方や関わってきてくださった方、怪我した時も支えてもらった人たちのために、全力でプレーしている姿や自分らしさをみてほしいです。