【わたし日誌】2022年シーズンを振り返るVol.9 ~松岡沙由理#3~

FCふじざくら山梨の4シーズン目である2022年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:松岡沙由理(本人)より

〇2022年シーズンでもっとも印象的だったこと

なでしこリーグに山梨県初の参入ができたことです。その中でも、なでしこリーグ入替戦予選大会からなでしこリーグ入替戦最終節の湯郷bell戦までの期間はチームとしても、個人としても大きく成長した期間だと思います。
入替戦の予選大会からとても濃い1日1日を過ごしました。人数が少ないこのチームでハードな日程を闘い抜き、予選大会を1位で突破。その結果、なでしこリーグ入替戦3戦のうち、2戦をHOMEで試合をすることが出来たのは自分たち選手にとって大きな力になりました。その「大きな力」とは地域リーグカテゴリーのチームにも関わらず、サポートしてくださる沢山の企業様や、HOMEだけでなく山梨から遠く離れたAWAYの地でもスタンドで応援してくれるファン・サポーターの皆様。
この期間でさらに地域の皆様から愛されているチームだと改めて感じることができました。

◯この1年で成長できたこと

オフ・ザ・ピッチの面で自分から行動する機会が増えました。例えば地域を巻き込んでこういうことをしてみたい!という企画を実際にアポをとって企画案を話してみるというのは去年では考えもしなかったことを今年1年は自分からアクション出来るようになったと思います。今年の途中から部署が移動になり、人と関わる回数が圧倒的に増え、コミュニケーションスキルが去年より成長したと思います。この成長も機会をくれたチームや会社の上司のおかげです。
まだまだ社会人として成長できる面は沢山あると思うので良い意味でチーム、会社を活用したいと思っています。

 

◯私にとってFCふじざくら山梨とは

サッカーをしながらネクストキャリアに向けて準備できるチームです。一度引退したときにサッカーをしながら次に向けて準備をするという頭がなく、辞めたら辞めたでもっと現役中にいろんなことに挑戦しておけば良かったと思いました。
FCふじざくら山梨に入団してからは将来の絵が明確に決まり、それに向けてサッカーをしながら準備することが出来ています。
そしてこのチームは人と人の繋がりが多く、たくさんの方々と出会い、学びが多いのも1つの魅力だと思います。

◯私がサッカーを続ける理由

昔はサッカーがただ単に好きで続けていました。
けど今は家族の後押しもあり、そしてたくさんの人が自分がサッカーを続けてるのが嬉しいという言葉を多くもらう機会が増え、限界が来るまで、自分がもういいって思えるまでやりきろうと言う気持ちに変わりました。
それに加えて、サッカーをしながらでも次のキャリアに向けてたくさんのアプローチが出来るこのチームを、もっと多くの人に知ってもらうことがこのチームの選手の役割だと思っています。