【わたし日誌】2022年シーズンを振り返るVol.11 ~濵名花子#6~

FCふじざくら山梨の4シーズン目である2022年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:濵名花子(本人)より

〇2022年シーズンでもっとも印象的だったこと

この17人と一緒にサッカーができたことです。
印象に残ったことにしては抽象的だし、くさいことを表現をしているのは感じてますが、私の中ではとても印象に残っていることです。
私とチームメイトとの関係、すこしだけ教えます。
はるさんは親友です。でもピッチの上では親友なんておこがましいぐらいかっこよくて、私の大好きな憧れの先輩です。
千陽さんはあんな感じなのに私のメイクの変化にいつも一番に気付いてくれます。しかもピッチ上では意外とホットラインです。
亜美さんと沙由理さんは意地悪してきますが、なんやかんや私がピンチの時は助けてくれるので、多分二人とも私のことが大好きなんだと思います。
同じ部署のゆきさんはなんでも話せるお姉さんができたみたいで嬉しくて大好きだし、友実子さんは師匠です。
ほんとは全員を紹介したいぐらいですが長くなるのでやめます。
そんな、17 人と一緒にサッカーができてとても幸せでした。
とても恥ずかしいですが、この感じた幸せが今シーズン私の中で印象に残った事です。

◯この1年で成長できたこと

「わたしがやらなければならない。」という責任感です。
正直言うと、そう思えたというより、そう思わざるを得なかったという表現の方が正しいかもしれません。少ない人数の中で連戦を戦っていくために、きっとこの気持ちは選手全員が思っていたと思います。自分のやるべきことだけを淡々とこなしていたら、おのずと結果に表れていたこれまでとは違って、それだけでは勝てないと身をもって感じました。
だけど、どうしてもこのチームで勝ちたい。そのためにはわたしが示さなければいけない。という責任を持てたことが大きかったです。
そのため、「責任感」を持って戦うことができたことで、この一年でその部分は大きく成長できたと思うし、これからもっと成長していける部分だと思います。

◯私にとってFCふじざくら山梨とは

絶対に負けたくないチームです。
私は山梨学院大学出身者であり、FCふじざくら山梨が発足した当初から練習試合などで戦ってきました。
ですので、大学生のときは「ふじざくらには負けたくない」という気持ちが強くありました。
それは今も同じです。
ピッチ内外で急速に進化していこうとするチームに置いていかれたくないし、負けたくない。チームが求めるそれ以上の選手、社会人になりたいと思っています。

◯私がサッカーを続ける理由

サッカーが好きで、私がやりたいと思うから。
私は小さい頃から超わがままお姫様気質です。ドラえもんならジャイアンです。
だから「やりたくないことはやりたくない」という性格です。
サッカーが好きだし、サッカーをやっている私も大好きです。だからシンプルにサッカーを続けています。
そのうえ、今の私には、私がやりたいことに取り組むことで喜んでくれるひとがたくさんいます。
勝つと一緒に喜んでくれるサポーターの皆さんがいて、落ち込んでいるときはそーっと甘いものくれる人たちがいます。
私がしたいことをしているだけなのに、そのような人たちがいることの存在が嬉しく、何より、これ以上の幸せはないと感じるようになりました。
私がサッカーを続ける理由は「私がサッカーをしたいから」。それと、私がサッカーすると「ちょっとだけ」喜んでくれる人がいるから、これが理由になります。
2022年シーズンは、たくさんの応援を頂き、ありがとうございました。
2023年もFCふじざくら山梨を宜しくお願い致します!