【ご報告】「なでしこ元年」2023年シーズンプレシーズンを終えて

いつもFCふじざくら山梨へご声援いただき誠にありがとうございます。

1月21日からチームが始動し、本日、約2か月間のプレシーズンの全日程が終了しました。
「感動が駆け抜けるフットボール」というクラブが目指べきサッカーを掲げ、新メンバー8人が合流し、新生FCふじざくら山梨として約2ヶ月間活動してきました。

いよいよ待ちに待ったなでしこリーグが、来週開幕します。
FCふじざくら山梨にとってはなでしこ元年。そして、山梨県では初のなでしこクラブの挑戦。

なでしこ開幕に向け、渡辺海監督、田中里穂、出口春奈、加村ななみにこの激動のプレシーズンを振返ってもらい、そして、開幕への意気込みを語ってもらいました。

 

〜 渡辺 海 監督 〜


プレシーズン中、自分達よりもレベルの高い相手と練習試合を行ったときに、今まで経験できなかったパワー、勢い、スピードなど、より上の経験をこの期間中にできたことはすごく大きな成果でした。
その成果というのが、自分達が全てプラスに持っていけるような成果だけでなく、上手くいかないことなどもある中で、勉強するような題材をたくさん頂くこともできました。
その部分を開幕前に得ることができてよかったです。
相手チームの分析も入る中、相手への対応と自分達らしさを出せるのかというこの2点を、しっかり両立させれるような組織づくりができればと思います。
開幕までの残りの期間、勝利を掴むための準備につなげていきたいです。
選手たちは練習を常に全力で取り組んでくれています。「感動を与える」ということや見ている人が喜んでくれるような姿を作り出す姿を、サポーターの皆さんに感じてもらえたら嬉しいですし、今までの経験や我々の想いを全てピッチで表現したいと思います。

 

〜 田中 里穂 #25 〜


チームが始動してから今日までの期間、「チーム全員で」といった部分はすごく高められました。始動してからきつい時もありましたが、全員で声を掛け合い、開幕に向けてそれぞれがいい準備をできてると思います。練習試合を行ってきた中で、自分たちの積み上げてきたものが発揮できたことはすごくよかったと思います。課題もありますが、そこはしっかり全員でコミュニケーションをとっていき、シーズンインした後も自分たちのサッカーを発揮することを大切にしていきたいです。
初めてのなでしこリーグということで、今まで味わったことのない舞台、観客、雰囲気の中、しっかり今までやってきたことを発揮するという部分は変わらないと思いますし、チャレンジャーとして楽しむことを忘れずに勝利で開幕戦を迎えたいです。

 

〜 出口 春奈 #1 〜


このプレシーズンは私にとって「みんなを知る」という期間でした。合うところもあれば、まだまだもっと合わせなければならないところもありますが、今はそれぞれの特徴を理解し、少しずつ合うようになってきました。
チームとしてできるようになってきた点や課題はまだあるので、シーズン中もみんなで同じところを見て戦っていきたいです。
より求めていかなければならなところなどもあるため、成長の伸び代があると感じています。
開幕までの残り1週間で、自分達がやるべきことをやりきれるように準備していきたいです。
プレー面も気持ちの面も含め、みんなで同じ方向を向いていけるような1週間にして、「感動を駆け抜けるフットボール」を皆さんにお届けしたいです。

 

〜 加村 ななみ #20 〜


加入して2ヶ月ほどが経つ中できついこともありましたが、みんなで声を掛け合い、乗り越えてきたおかげで強くなったという実感があります。
個人的には、自分の課題を練習の中で改善できたり、試合でもそこを意識してプレーすることができてます。
チームでは、全体でコミュニケーションを取ることが増えました。
開幕に向けてみんなで修正していくといった点はできてきていると思います。
開幕まで残り1週間、時間はまだあるので練習試合で出た課題や細かい修正点を突き詰めていけるよう準備をしていきたいです。
自分自身FCふじざくら山梨の公式戦は初めてになるので、サポーターの皆さんには自分らしいプレーを見せていきたいです。
チームとしては、結果もそうですがコンセプトである「感動が駆け抜けるフットボール」を90分間全員がやり続け、諦めずに戦うサッカーを見せたいです。