【わたし日誌】2025年シーズンを振り返るVol.6 ~三田幸望#29~

FCふじざくら山梨の7シーズン目である2025年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:三田幸望(本人)より

〇今年を振り返って

今シーズンは、「辛く、楽しい」1年でした。

開幕前のプレシーズン期間では、失敗の連続から自信をなくし、開幕戦では試合に出られず、やっと試合に出られると思えば脳震盪。
試合に出て結果を残しても体調不良になってしまい、結果を出し続けることはできず、1部昇格という目標も果たすことができませんでした。

しかし、辛かった時期はたくさんありましたが、その一つ一つを乗り越えられたことは、私にとって良い経験になりました。
怪我人が多くいた今シーズン、長期離脱をしている仲間の姿を見ると、この辛さはまだ辛くないのだと思えましたし、尚更頑張らなければいけないと感じました。そういった闘う仲間の姿を見て、乗り越えられた1年でもありました。

1年間の試合を振り返ると、皇后杯でのWEリーグ・ノジマステラ神奈川相模原との一戦は、とても印象に残っています。
印象に残っているというよりも、負けて悔しすぎましたが、それ以上にとても楽しかった一戦でした。

個人技では圧倒的な差がありましたが、仲間との協力で先制点を取れたこと、WEリーグのチーム相手に回数は少なかったものの、自分たちのプレーを魅せられたこと。

本当に悔しく、自分たちの力量を思い知らされた一戦でしたが、今でも忘れられないくらい楽しかった試合です。
1年間、私たちが取り組んできたことを出すことができた試合だったと感じています。

 

〇成長日誌:昨年の私と比べて、前進していることは何か

今シーズンは、「昨年の後悔を二度としない」という決意で挑みました。
2024シーズンの後悔とは、自分が試合に出られなくなった時に、「やりきった」と言える取り組みができなかったことです。

試合に出られないと、たくさんの負の感情が出てきます。どうしたら調子が良くなるだろう、このまま試合に出られないかもしれない、失敗するのが怖いなど、さまざまな考えが自分をマイナスにしていきます。

私は、負の感情から立ち直るまでに時間がかかります。試合に出られない時があることは、サッカーをしている以上に、ついてまわります。しかし、私はそこから立ち直るまでに時間がかかり、これを自分の課題だと自負していました。

昨年は、スタメンで出られなくなった時から最終日まで、その負の感情をすべて解消できず、「やりきった」という達成感はあまりありませんでした。
そして、すべてが終わって1年間を振り返った時に、「いろんな立場の人がいるなかで、私の負の感情はちっぽけであり、その感情にプレーが左右されすぎていた」
と気づきました。

だからこそ、2025シーズンはどんな状況になってもやりきるという決意を忘れずに取り組みました。

今シーズンは、シーズン当初からベンチスタートで、コンスタントに試合に出場することができませんでした。開幕戦前の練習試合では、ミスの多さから、等しく与えられた出場時間すらも出られないという状況もあり、サッカーを辞めたいと思った時期もありました。

私なりにたくさん悩み、考えた結果、「自分自身に後悔したくない」という思いだけが、唯一自分で見つけられたプラス思考でした。

昨年の後悔から生まれたこの考えを一番に持ち続けることができ、試合に出場できなくても負の感情に流されず、どんな立場になっても自分が後悔しないように、その時の自分にできる最大限のことをやりきることができました。

これが私の、昨年からの成長だと、今になっても実感しています。

〇応援はわたしたちにとってどんな存在か

私にとって応援は、パワーを与えてくれるものです!
ありきたりなことを言っていると自分でも思いますが、ほんっっとうにパワーが出てくるんです!!!

試合会場に来て応援してくれる人には、「良いプレーを見せたい!感動するプレーをしたい!喜んで帰ってもらいたい!」
と思うことで、自然といつも以上に集中でき、疲れている時の一歩が出て、最後まで走りきれます。(よく攣ってしまいますが…)

「頑張ってね!応援してるよ!」と声をかけてくれる人には、どんな時でも元気づけてもらい、私たちにはたくさんの味方がいるんだと勇気をもらっています。

この場をお借りして、ホームはもちろん、アウェイの遠い中、雨の日、雪の日、そしてSNSで結果を見続けてくださったサポーター・ファンの皆さん、どんな時でも私たちに声をかけ続けてくださり、パワーや勇気を与え、後押ししていただき、本当にありがとうございました。

いつも思うことですが、ふじざくらファミリーの皆さんを、本当に自慢に思っています!

〇わたしにとってのサッカーとは

私にとってサッカーとは、繋がりをくれるものです!

人との繋がりはもちろん、成功体験や失敗、壁にぶつかり落ち込むこと、考えのすれ違い、お互いに手を取り合って乗り越えていくことなど、さまざまな経験とも繋げてくれます。それが私の成長にも繋がってきましたし、これからもサッカーを通して成長していくんだろうなと思えます。

サッカーをしていなければ味わえない喜びや苦しみ、ピッチから見るスタジアムの景色。
サッカーを始めた小学校3年生から今までのことを思い返すと、心の底からサッカーをしていて良かったなと思えます。

サッカーをしているからこそ、皆さんとも繋がっていられますし、チームメイトとも出会えています。辛い時を乗り越えてこられたのは、一緒に歩んでくれたFCふじざくら山梨に関わるすべての人のおかげです。

その中でも同期たちには特に感謝しているので、この場をお借りして(part2)、いつも課題に向き合い、どんな状況でも笑顔で人を元気づけられる大森みさき、
友達のことが大好きで、好きなものを観察しては差し入れに届けてくれる内田朱夏、普段はそっけないけど、頼り甲斐があって、笑顔が素敵ですごく友達想いの加藤愛。

同じ年齢ってだけだけど、3人が話を聞いてくれて、一緒にいてくれて、本当に心強かったよ!出会えて良かった!!ありがとう!!

チームメイト、スタッフ、ファン・サポーターの方々を含め、FCふじざくらに関わるすべての皆さま、こんな素敵な人たちと繋いでくれたサッカーというスポーツに、心から感謝しています!