【2026プレナスなでしこリーグ2部 第22節~試合結果~】VS 大和シルフィード戦について

いつもFCふじざくら山梨へご声援いただきまして、誠にありがとうございます。

10月25日に行われた2026プレナスなでしこリーグ2部第22節、大和シルフィード戦の試合結果をお伝えいたします。

〖試合結果〗
FCふじざくら山梨 0-1 大和シルフィード
前半 0-0
後半 0-1

[来場者数]
1,202人

[スターティングメンバー]
GK
1 出口 春奈
DF
2 高村 ちさと
6 五味 こはる
16 奈良 美沙季
MF
4 源関 清花
7 小鍛冶 旭
10 菅 百花
14 三田幸望
FW
8 大矢 歩
9 脇田 紗弥
20 寺田 心春

[途中出場]

HT OUT 20寺田心春 → IN 11 辻野友実子
63分 OUT 4源関清花 → IN 19 島村美風
63分 OUT 8大矢歩→  IN 24 ワイアット漢乃
75分 OUT 10菅百花 →  IN 5 高山紗希
82分 OUT 9脇田紗弥→  IN 21 林知奈

~マッチレポート~

2026シーズンのなでしこリーグ2部も、いよいよ最終節。
今シーズン、選手・スタッフ、そして日頃からクラブを支えてくださる皆さまとともに歩んできたリーグ戦。

前節のSEISA OSAレイア湘南FC戦では、相手にボールを保持される苦しい時間が続くなか、全員で粘り強く守り抜きました。そして迎えた後半42分、ワイアット漢乃の突破からチャンスをつくり、高山紗希のシュートのこぼれ球を辻野由美子が頭で押し込み、待望の先制点。最後までリードを守り切り、1-0で勝利を収めました。

その勝利で弾みをつけ、迎えるシーズン最終節。

目指すのは、なでしこリーグ1部・2部入替戦への出場権獲得。

勝利、または引き分け以上で自力で出場権をつかみ取れる状況で、得失点差でも優位に立つなか、チームは最後まで自分たちの力で目標を達成することを目指し、この一戦に臨みます。

ホーム最終戦のスターティングメンバーには、出口春奈をゴールマウスに、最終ラインには高村ちさと、五味小暖、奈良美沙季が並びました。中盤には小鍜治旭、源関清花、三田幸望、菅百花が入り、前線には大矢歩、脇田紗弥、寺田心春が名を連ねます。

今シーズン積み重ねてきたものを、ピッチの上で示すために。そして、スタンドから声援を送ってくださる皆さまと勝利を分かち合うために。

この日は朝から雨が降るなか、朝からサポーターの皆さんが列を作り開門を楽しみにしてくれました。
試合前からスタジアムを盛り上げてくださった皆さまの想いも背に、ふじざくらは大和シルフィードとの一戦に臨みました。

この日の先発には、寺田、脇田、大矢が前線に並び、中盤には左から菅、三田、源関、小鍛冶が名を連ねました。最終ラインでは奈良、五味、高村が守備を支え、ゴールマウスには出口春奈が立ちます。前節、途中出場から決勝ゴールを挙げた辻野をはじめ、試合の流れを変える力を持つ選手たちが控え、チーム一丸となって最終戦に臨みます。

試合開始からボールを保持し、攻撃を組み立てるふじざくら。一方の大和シルフィードは、ディフェンスラインから前線へロングボールを送り、攻撃の糸口を探ります。

相手フォワードにボールを収められる場面もありましたが、そこから自由を与えず、ふじざくらはボールを奪い返して攻撃へとつなげます。

最初のチャンスは前半2分。大矢のコーナーキックから、こぼれ球に反応した五味が右サイドからシュートを放ちます。ボールは相手に当たり、惜しくもゴールとはなりませんでしたが、積極的な攻撃で相手ゴールへ迫ります。

前半3分にもコーナーキックを獲得。相手にクリアされながらも、立て続けにセットプレーのチャンスをつくります。3回連続でコーナーキックを得ましたが、最後まで相手の守備を崩し切ることはできません。

前半8分には、左サイドの菅からゴール前へボールが送られます。脇田がフリーでボールを受け、GKと1対1の状況を迎えますが、オフサイドの判定。先制点にはつながりません。それでも、ふじざくらは攻撃の手を緩めません。

前半11分、左サイドの寺田から中央の脇田へパスが渡ると、脇田がドリブルで相手をかわしてシュート。惜しくもボールはクロスバーを直撃し、ゴールには至りません。さらに前半14分には、奈良がミドルレンジからグラウンダーのシュートを放ちます。ボールは右ポストの脇をわずかにそれ、先制点とはなりません。16分にも奈良が積極的にミドルシュートを狙いますが、ボールはゴールの上へ。
何度もゴールを目指し、攻撃を重ねるふじざくら。先制点を奪うべく、積極的な姿勢を見せます。

一方、前半26分には相手に自陣左サイドを突破され、クロスを送られるピンチを迎えます。ゴール前で相手が合わせますが、出口がスーパーセーブ。その直後のコーナーキックでも、勇気をもってパンチングをしてボールを押し返すなどチームを救う好守で、ゴールを守り抜きます。

前半29分には、脇田が相手陣内でパスをカット。そのままペナルティエリアまでドリブルで持ち込み、シュートを放ちますが、ボールはゴール左へ。直後の30分には三田も立て続けにゴールを狙いますが、枠を捉えることができません。

前半37分には、右サイドの小鍜治から脇田へボールが渡ります。脇田がドリブルでペナルティエリア内へ進入し、相手をかわして小鍜治へパス。小鍜治が右サイドからクロスを送りますが、大矢のヘディングシュートにはつながりません。

前半39分には、小鍜治が相手陣内の良い位置でファウルを受け、フリーキックを獲得。五味が直接ゴールを狙いますが、ボールはわずかに枠を外れます。さらに前半40分、右サイドを抜け出した大矢がクロスを送ると、ペナルティエリア内で脇田がダイレクトで合わせます。しかし、シュートはゴールの枠を捉えられません。

前半を通じて積極的にゴールを目指し、決定機をつくり続けたふじざくら。それでも、あと一歩のところで得点を奪うことができず、前半は0-0で終了しました。

ハーフタイム、平山監督から選手たちへ伝えられたのは、守備の位置をさらに改善すること、攻撃では十分にチャンスがつくれていること、そして相手のサイドバックを引き出しながら攻撃を継続すること。

「ペナルティエリアに入る速度感をもっと上げたい。最後は全員で押し込むよ!」

ゴールを奪うために、もう一段階ギアを上げる。選手たちは、後半のピッチへと向かいました。

後半開始から、寺田に代えて辻野を投入。攻撃に変化を加え、先制点を目指します。
後半もふじざくらが相手陣内でボールを保持し、ゴールへ迫る展開となります。

後半5分には、相手陣内でフリーキックを獲得。ゴール前へ送られたボールに五味が反応しますが、惜しくも合わせることができません。
7分には源関がファウルを受け、再びゴール前へボールを送るチャンスを得ます。相手にクリアされるものの、コーナーキックを獲得。大矢のキックに五味が頭で合わせますが、ボールは枠を外れます。

後半12分にも高村がファウルを受け、フリーキックを獲得。キッカーの五味がゴールを狙いますが、ボールは枠の外へ。セットプレーから何度もチャンスをつくりながら、ゴールを奪うことができません。

後半18分には、左サイドに開いた辻野からクロスが送られます。大矢がゴール前へ走り込みますが、わずかに合わず。あと一歩のところで得点にはつながりません。
ここでふじざくらは選手交代を行い、源関に代えて島村、大矢に代えてワイアットを投入。フレッシュな選手を送り込み、試合を動かす一瞬を狙います。
その後もふじざくらは攻撃を続け、相手ゴールへと迫ります。後半37分には、ワイアットが右サイドを力強く駆け上がり、クロスを試みますが、相手の身体を張った守備に阻まれます。

そして、ゴールを目指して攻め続けるなか、試合は思わぬ形で動きます。

大和シルフィードにコーナーキックを与えると、ファーサイドへ送られたボールを折り返され、最後は頭で押し込まれます。

先制点を許したふじざくら。それでも、選手たちは最後まで諦めず、同点ゴールを目指して相手ゴールへと向かいます。

しかし、最後までゴールネットを揺らすことはできず、試合終了のホイッスル。

シュート20本を放ち、何度も決定機をつくりながらも、最後まで得点を奪えなかったふじざくら。大和シルフィードに0-1で敗れ、なでしこリーグ2部最終節を勝利で飾ることはできませんでした。

~試合を振り返って~

今シーズンのホーム最終戦。


朝から雨が降るなか、富士山GXスタジアムには1,202名の皆さまが足を運んでくださいました。選手たちにとって、皆さまの前で勝利をつかみ、自分たちの力でなでしこリーグ1部・2部入替戦への出場権を獲得することは、大きな目標の一つでした。

敗れはしましたが、22試合の積み重ねが一つの形になり、クラブ初の2位、なでしこリーグ1部2部入替戦への出場権を獲得することができました。
今シーズンも、たくさんのご声援をいただき、誠にありがとうございました。

本日、引退セレモニーを行った保坂、井原、佐々木の3選手も含む26人全員で残り2試合戦います。

本当の意味で負けられない戦いが始まります。相手が強い、弱いではなく、自分たちが信じるサッカーを貫き、強いふじざくらを証明すること。
なでしこリーグ1部11位、2部2位であったことは関係なく、どちらが来シーズンのなでしこリーグ1部にふさわしいか、それを決める戦いにむけて、一生懸命準備し、持てるチカラを発揮したいと思います。
まずは第1節となる来週のホームゲーム。この試合に向けて全力で戦って参ります。最高の26人で、新しいクラブの歴史を。

以下は、平山監督、菅百花、脇田紗弥の試合後コメントになります。

平山監督

Q)リーグ最終節を振り返って
A)なかなか得点を決め切れず、後半に失点してしまうという苦しい展開になりました。最終戦、勝って入れ替え戦へ進出できず、サポーターの皆さんに笑顔で終わる姿をお見せできなかったことを、非常に申し訳なく思っています。
前半は、自分たちが狙っていたゴールキーパーとディフェンスラインの間へのボールから、良い形でチャンスをつくることができました。ただ、そこで決め切れなかったことが、試合を難しくした大きな要因だったと思います。最後の一歩で信じて走り込めるか、ボールに触れられるか。ゴール前に人数を増やし、こぼれ球やミドルシュートまで含めて、最後までやり切ることを、もっと徹底する必要がありました。また、後半は自分たちでボールを保持する時間が短くなり、少し慌ててボールを蹴ってしまう場面もありました。相手が構えているところにボールを入れてしまい、相手の時間を増やしてしまったことも課題です。後ろからもう一度ボールをつなぎ、攻撃を組み立てていくことが必要だったと感じています。

Q)今シーズン、過去最高順位で入れ替え戦進出をつかみ取れた要因について
A)開幕からすべてが順調に進んだわけではありません。敗戦や引き分けを経験する中で、選手・スタッフが課題に正面から向き合い、改善に向けてトライを続けてくれたことが大きかったと思います。修正を繰り返しながら少しずつチームの形ができ、強くなっていきました。何より、選手たちが諦めずに取り組み続けてくれたことが、ここまで来られた一番の要因だと思っています。

Q)1部入れ替え戦に向けての意気込み
A)入れ替え戦に向けては、得点力の部分と、自分たちが攻撃の中で距離感をつくる部分を改めて見直し、この1週間、全力で取り組んでいきます。選手たちが積み上げて、自分たちの力でつかみ取ったチャンスです。当初から掲げてきた1部昇格という目標を達成できるよう、残された期間を悔いなくやり切りたいと思います。
苦しい時期も、いつも変わらず声援を送ってくださったサポーターの皆さんのおかげで、リーグ後半戦も勝ち点を積み上げることができたと思っています。皆さんの声援が、本当に大きな力になっています。ここからの入れ替え戦も、皆さんの力を借りながら、一緒に戦っていきたいです。最後に笑顔で終われるよう、チーム全員で準備していきます。引き続き、熱い応援をよろしくお願いします。

菅百花

Q)今日の試合を振り返って
A)結果としては敗戦となり、悔しさの残る試合でした。ただ、リーグ最終戦を終えて、自力で2位を確定させ、入れ替え戦への出場を決められたことは、ポジティブに捉えています。試合では、相手の勢いに対して自分たちも臆することなく、プレッシャーをかけていくことを意識していました。しかし、相手の背後へのボールに対する対応など、自分たちの得意な形に持ち込めなかった部分がありました。また、守備の連携は取れていたものの、球際の部分で相手に上回られてしまったことも反省点です。
前線に人数をかけることや、サイドから中央へクロスを上げることなど、チャンスをつくる形はできていました。だからこそ、つくったチャンスを確実に得点につなげることが必要です。入れ替え戦では、今日できていた部分をさらに高めながら、決定力や球際の強さを突き詰めていきたいと思います。

Q)今シーズン、過去最高順位で入れ替え戦進出を決められた要因は何だと思いますか?
A)今シーズンは「全進」をテーマに取り組んできました。平山監督をはじめ、チーム全員が常に前進することを意識し、勝利をつかみ取るために、日々の練習から本気で取り組んできたと思います。特に、紅白戦の強度も非常に高く、一人ひとりが高い意識を持って積み重ねてきたことが、最終的にチーム力として表れたのではないかと思います。今シーズンも、敗戦から学ぶことがたくさんありました。そのたびに課題と向き合い、改善を繰り返してきたことが、今回の結果につながったと感じています。

Q)入れ替え戦への意気込み
A)入れ替え戦への出場がゴールではありません。その先で2勝し、1部昇格を果たして初めて、今シーズン掲げてきた目標を達成できます。相手も手強いと思いますが、そこを乗り越えなければ1部には上がれません。強い気持ちを持って、残り2試合のすべてを懸け、このメンバーで必ず昇格をつかみ取りたいです。
サポーターの皆さんには、ホームでもアウェイでも、いつもたくさんの応援をいただき、本当に感謝しています。苦しいときにあと一歩を踏み出す力や、最後まで勝ち切る力を、皆さんの声援からもらっています。残り2試合、最後まで一緒に戦っていただけたら嬉しいです。必ず皆さんに新しい景色をお見せできるよう、チーム全員で頑張ります。引き続き、熱い応援をよろしくお願いします。

 

脇田紗弥

Q)今日の試合を振り返って
A)リーグ最終戦となる今日は、全員で絶対に勝つという気持ちで試合に臨みました。相手の順位に関係なく、自分たちがやるべきことに目を向け、これまで積み上げてきたものを発揮しようと考えていました。
しかし、前半は相手に主導権を握られ、自分たちが思い描いていた展開に持ち込めない時間もありました。前線に人数をかけてチャンスをつくることはできていましたが、最後の一歩で決め切れなかったことが悔しいです。ゴール前に入っていく勢いや、シュートを確実にコースへ決め切る部分には、まだ課題が残っています。
入れ替え戦はこれからなので、この敗戦から得たものを無駄にせず、残りの1週間で自分たちが積み上げてきたことをさらに高め、次の試合につなげていきたいです。

Q)今シーズン、チームとして成長したと感じることは?
A)今シーズンは、チームの雰囲気が大きく変わったシーズンだったと思います。経験のある選手や、新卒の選手も加わり、良い影響をもたらしてくれて、26人全員で戦ってきました。シーズンの序盤はなかなかかみ合わず、チームとして結果が出ない時期もありました。それでも、平山監督をはじめ、スタッフの皆さんがチームに求めることを伝え続けてくれて、選手たちもそれに応えようと取り組んできたことで、少しずつ連携が深まっていきました。
今では、相手に積極的に仕掛けていく攻撃を、チームとして少しずつ体現できるようになってきたと感じています。リーグ戦を通して、全員で積み重ねてきたものがチームの成長につながったと思います。

Q)入れ替え戦への意気込みについて
A)今日の試合では、ゴール前で決め切れなかったことが本当に悔しかったので、次の試合では必ず得点につなげたいです。今シーズンはリーグ戦で8得点を挙げることができましたが、自分一人の力で達成できたわけではありません。チームメイトが良いボールを届けてくれて、あとは決めるだけという場面をつくってくれたからこその8得点だと思っています。チームの勝利に貢献できたことを嬉しく思いますし、入れ替え戦でも得点という形でチームを勝利に導きたいです。
1部昇格に向けて、サポーターの皆さんの力強い応援を背に、必ず目標を達成したいと思っています。皆さんと一緒に新しい景色を見るために残り2試合、全力で戦います。引き続き、熱い応援をよろしくお願いします。