【ご報告】永木 真理子(#15)退団のお知らせ

いつもFCふじざくら山梨へのご声援いただきまして誠にありがとうございます。

この度、永木真理子が2023シーズンをもちまして退団することになりましたので、お知らせいたします。

2023年シーズンに入団した永木は、FCふじざくら山梨の開幕戦からスターティングメンバーに名を連ねると、試合では前線で身体を張ったプレーを見せ、チャンスの起点を創ってくれました。
4月16日のなでしこリーグ第3節つくばFCレディース戦では、アップ中に膝を痛め離脱し、監督も不安を見せる中、ドクター・トレーナーが急遽治療をほどこすと、本人から「行けます」と強い申入れがあり、そのまま試合に出場すると、後半20分までプレーした姿にはスタッフ一同、感動を憶えてます。
入団直後より古傷の膝があまり良い状態ではなかったときも、ケアを怠らず、自分ができる状況でトレーニングに望み、コンディションを良い状態に戻す姿は、長年なでしこリーグで戦ってきた風格を感じました。

周りにも姿勢で見せるところ、どんな状況でも懸命に戦う姿は、チームメイトに勇気を届けてくれました。
1年という短い期間にはなりましたが、チームために様々な形で貢献してくれました。

以下、応援頂いた皆様へメッセージになります。

永木 真理子/NAGAKI MARIKO

■入団年 2023年(クラブ5期)
■生年月日 1992年11月25日
■ポジション FW
■出身地 神奈川

本人からのメッセージはこちら

いつもFCふじざくら山梨を応援して下さり、ありがとうございます。この度、FCふじざくら山梨を退団することになりました。

チームのために目に見える結果を出したいと強い思いを持って臨んだシーズンでしたが、チームの力になれず申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ、この1年を振り返った時、苦しいこと辛いこと立ち止まってしまいたいと思うこともたくさんあったはずなのに、いま心から楽しかったと思えています。いつだって選手を思い、共に成長しようと向き合ってくださるスタッフの皆さん。本当に賑やかで元気いっぱいで、ピッチの上ではびっくりするくらい頼もしい選手のみんな。このチームだから苦しいことも辛いことも乗り越えてこれましたし、まだまだ成長することができると思えました。そして、たくさんの楽しい時や嬉しい時を一緒に過ごせて、このチームでサッカーができて幸せでした。

ファン、サポーターの皆様。
どんな時も共に戦ってくださり、背中を押してくださりありがとうございました。ホームゲームの雰囲気が本当にあたたかく大好きでした。一体感のあるご声援が大きな力になっていました。だからこそ、1試合でも多く勝って喜び合いたかったですし、もう少し長く一緒に戦いたかったです。ただ今シーズン悔しい思いをたくさんしたからこそ、ふじざくらはもっと強く逞しくなると思うので、来シーズンはたくさん笑えるように引き続き応援よろしくお願いします!!

そして雇用先である富士観光開発の皆様、勤務先のTHE SENSE FUJI、プラットホームの皆様、お忙しい中でもご理解、サポートしていただきありがとうございます。試合会場に足を運んでくださったり、結果を気にかけてくださることがとても心強かったです。また、パートナー企業の皆様には、直接ご挨拶できる機会があまりありませんでしたが、日頃よりご支援いただきありがとうございます。皆様の支えにお応え出来るようにと日々トレーニングにも励むことができました。

FCふじざくら山梨は、地域や支えてくださる方々との関わりや、クラブの歴史を創り上げてきた方々をリスペクトし大切にしてきたからこそ、関わってくださるたくさんの方々に愛されるクラブだなと感じています。1シーズンではありましたが、なでしこリーグ元年というクラブとして大きなチャレンジとなる1年をこのチームの一員として戦えたことを誇りに思います。また、常にふじざくららしさを持って色々な道を切り開いていくクラブの更なる飛躍を応援しています。

今後についてはまだ決まっていませんが、ここで出会った皆さんともう一度同じピッチに立てるように、そしてその姿を応援して下さる方々やこれまで支えてくださった方々へ届けられるように頑張っていきます。1年間ありがとうございました。