【わたし日誌】2024年シーズンを振り返るVol.3 ~保坂のどか#30~
FCふじざくら山梨の6シーズン目である2024年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:保坂のどか(本人)より
〇今年はどんな1年だったか
地元山梨に帰ってきて、夢だった地元のクラブでプレーすることができた幸せを感じたこと、もう一度サッカーができる喜びを感じた1年でした。
試合出場が出来なかったことは本当はとても残念、泣きたい出来事でした。それでも見守ってくれるクラブがあり、共に戦えたチームメイトがいて、気にかけてくださるファン、サポーターの方々もいて、多くの人の優しさに触れた感謝の1年。学び、成長の1年、盛りだくさん充実した一年でした。
〇この1年間で選手として、人として成長したこと
小さなことへの感謝ができるように、それが行動に移せたり、感じることができました。感謝って当たり前でありきたりな言葉ですが、その意味を本当にわかり、表現ができるようになりました。”淡々とすぎていく普通の毎日が幸せの本質”という言葉があり、当たり前と思われることが感謝の対象と気づくことができました。
何歳でもこういう学びから人として成長し続けたいし、そういう姿勢に対して背中を押してくれるクラブに加入できたことも自分が変化できた理由だと思っています。
〇応援のチカラが私たちに与えるモノ
1人の選手として、声をかけてもらえるだけでも嬉しいです。今シーズンは試合に出れなくても、毎回のように声をかけてくださる方々も本当に多く、それがどれだけ励みになったかわかりません!
自分自身の存在を知ってくれているだけでもありがたいし、応援してくれる人が1人でもいてくれるだけで心強いし、まだまだ頑張りたい!と思う原動力を与えてくれます!!
〇FCふじざくら山梨はどんな存在であるべきか
この地域にあって「喜ばれる存在」になることが意味があると思います。
サッカー選手・アスリートである以上、競技内での見本、希望になることが大切だと思ってこれまで取り組んできました。合わせて、社会のお手本であり、すべての行動において、見られている立場であり、日常生活の中でも意識的に生活してきました。
そうした思いを踏まえ、山梨県、女子サッカー界など、FCふじざくら山梨が関わるカテゴリーにおいて、応援されるクラブでありたいです。サッカーのプレー、結果をだすことはもちろんですが、1番大事なのは「人間性」だと思っていて、選手としての活動以外で子供たちはもちろん、社会の模範となる行動をとることで信頼されるようになります。
そのため、ふじざくらが大事にする地域との関わり、積極的にコミュニケーションをはかり関りを通して、地域に根づき、このクラブだったら応援したい!!さらにFCふじざくら山梨があってよかった!関わることが楽しい!という存在になっていきたいです。