【わたし日誌】2024年シーズンを振り返るVol.11 ~菅百花#10~
FCふじざくら山梨の6シーズン目である2024年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:菅百花(本人)より
〇今年はどんな1年だったか
学びと成長の一年でした。キャプテンとしての在り方、チームビルディングの仕方、現役選手としての価値づくり、もちろんプレーヤーとしての成長。ピッチ内外で様々なことに向き合い、インプットとアウトプットを繰り返しながら、自分の中に取り込んでいく、そんな一年だったと思います。
率直に色々な面で悔しい想いが多かった一年でもありましたが、そこを含めて、振り返れば全力で駆け抜けた、とても充実した一年になっていました。
このチームで昇格できなかったことはもちろん、一人のプレーヤーとしての成果や結果を見ても、悔しさが残っていますが、その分、一人の選手として、人間として大きく成長できたと思います。
キャプテンという立場を与えてもらい、自身の不甲斐なさや無力感に押しつぶされそうなこともありましたし、何も出来ない歯がゆさを感じながらも、どんな状況であろうと、このチームで一部昇格をする。という目標がブレることはありませんでしたし、壁にぶちあたっては、その目標に立ち返り、達成するために必要なことを考え、それをやり続けることで、大変さはありながらも、試行錯誤していく過程に価値を感じ、成長と充実感に繋がったような気がします。
〇この1年間で選手として、人として成長したこと
自身の事も、チームの事も、起こるすべての事や置かれている状況から目を背けることなく、向き合い続ける力がついたと思います。また、ピッチ内でもピッチ外でも、今の自分は何が出来ていて、何が足りていないのか。自分の立てた目標に対して、今どの程度の達成度なのか、進捗状況はどうか。強度はどうか、努力する方向はあっているのか。など、常に自分に問いを立てる力が少しずつつき、その自己分析をもとに目標設定を出来るようになったところかなと感じています。
〇応援のチカラが私たちに与えるモノ
前に進み続けるための力です。
応援してくださる方々のためにも、勝ちたい。という強い気持ちが、私たちが立ち止まらずに、走り続けられる原動力です。
一体感のある雰囲気からも、いつもパワーをたくさんもらっています。
〇FCふじざくら山梨はどんな存在であるべきか
皆さんにとって、誇れる存在であり、何かを頑張るための活力であること。
そして、この〝FCふじざくら山梨″というクラブが、皆さんの日常にあり、心のより所になるような安心できる場所、大きな家族のような存在で在りたいと思っています。だから私は、クラブに関わってくださる方々を、〝ふじざくらファミリー″と言い続けていますし、これからも言い続けます!!