【わたし日誌】2024年シーズンを振り返るVol.12 ~大谷 琉晏#17~

FCふじざくら山梨の6シーズン目である2024年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:大谷 琉晏(本人)より

〇今年はどんな1年だったか

2024年シーズンは自分にとって嬉しくて、楽しくて、ハッピーな1年でした!
まず一つ目に、リーグ戦の第11節吉備国際大学Charme岡山高梁戦で、なでしこリーグ初出場をすることができ、出場時間こそ短かったですが、やっとスタートラインに立てた感じがして、なによりも嬉しかったです。家族や友人が自分の事のように喜んでくれた事、チームメイトが緊張している私をベンチから笑顔で送り出してくれた事、その一つ一つがとても嬉しくて、自分のサッカー人生において忘れられない1日になりました。
また、今までのサッカー人生で経験した事のないことをたくさん経験させてもらいました。いつも熱い声援を送ってくれる、地域やサポーターの方々でいっぱいに埋め尽くされたスタジアムで試合をしたり、富士桜高原麦酒とFCふじざくら山梨とのコラボビール作りに携わらせていただいたり、農業部で色々な野菜や果物を作って販売したりと、書き出せばキリがないほどに新しいことだらけの経験となりました。間違いなくハッピーで最高な1年だったなと思います!

〇この1年間で選手として、人として成長したこと

選手として、また人として、成長したと思う事があります。それは、常に自分軸で行動する事ができるようになった事です。怪我やコンディションが上がらず試合に出れない事が多い時でも、いい意味で自分のペースを貫いて、1年間継続的に取り組む事ができました。
これは、サッカー以外の場面でも活かす事ができて、今までは受け身であった事も、クラブが与えてくれた機会などにも自分からアクションを起こし、初めての事にも積極的に取り組む機会が増えました。

〇応援のチカラが私たちに与えるモノ

私にとって「応援のチカラ」は、やる気を与えてくれる存在です。2024シーズンからFCふじざくら山梨に加入させていただき、たくさんの熱い応援で私たちを後押ししてくれるサポーターの方々の暖かさを身をもって感じました。チームが勝って波に乗っている時はもちろん、なかなか思うように結果が出せず、苦しい・もどかしい、そんな気持ちでいるときも、「次は勝とう!」「まだいけるよ!」と前向きな声を変わらずかけてくださいました。
ホーム戦だけでなく、アウェイ戦の会場でもたくさんのふじざくらカラーを目にし、勝利に対する想いがより一層引き出され、「やるぞ!」という気持ちに火をつけてもらいました。改めて2024シーズン、沢山のご声援と1年間共に闘い続けていただきありがとうございました!

〇FCふじざくら山梨はどんな存在であるべきか

皆さんに楽しみを提供し続ける存在である必要があると思います。
FCふじざくら山梨を応援してくれる人の中には、元々サッカーが好きな人もいれば、逆にサッカーを全く知らない人もいると思います。年齢や性別も様々で、ファンになってくれる理由も人それぞれだと思います。だからこそ、どんな立場の人でも楽しめるように、色々な活動に取り組んで、サッカーではもちろんのこと、ピッチ外でも楽しさを感じていただけるように体現していきたいです。
FCふじざくら山梨を応援して良かった、これからも応援していきたい、そう思っていただけるようにFCふじざくら山梨の1選手だという自覚を持って自分自身も楽しむ事を忘れずにやっていきたいです!