
【わたし日誌】2024年シーズンを振り返るVol.19 ~米澤萌香#31~
FCふじざくら山梨の6シーズン目である2024年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:米澤萌香(本人)より
〇今年はどんな1年だったか
この1年間はジェフユナイテッド市原・千葉レディースからFCふじざくら山梨への移籍をし、大きな変化があった中でわたしってとても人に恵まれているなと感じる一年でした。
私はジェフが大好きです。在籍中、支えてくれたチームの皆んな、どんな時も応援してくれたサポーターそして、移籍すると決断した時も、がんばれ!と背中を押してくれる仲間、サポーターの方々。ジェフでの2年半は私とってかけがえのないものでした。
そのチームを離れる決断はとても難しいことでしたが、自分自身がサッカー選手として、社会人として成長するためには、環境を変えることを選びました。
FCふじざくら山梨に移籍を決めてワクワクすることもあったけど、もちろん不安もありました。
そんな中シーズン途中加入の私をあたたかく迎えてくださった選手、スタッフ、そして、サポーターの方々がいてくれたからこそ今の私があると思います。
ジェフから、山梨。たくさんの人に出逢い、別れもあったけど、たくさんの方々のおかげで、新しい道に進むことが出来たしこの移籍が間違っていなかったと思うことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
〇この1年間で選手として、人として成長したこと
自分の将来についてぼんやりではなく、何がしたいのか、明確にすることが出来ました。
わたしはサッカーしかしてこなかったことを今まで言い訳にしてきたと思っています。ただ、FCふじざくら山梨に加入し、自分の気持ちに矢印をむけ、気持ちを明確に出来たことは、成長だなと感じています。
これからもどんどん発信したり、何か作り出せるものがあるなら作り出したいし、そういう気持ちを大事にしていきたいなと思っています!
〇応援のチカラが私たちに与えるモノ
まず、頑張れる!本当にそれが1番最初に出てきます!
どんな状況であろうと試合に出てる出てない関係なくこのチームにいる限り、そして応援してくださる方々がいる限り頑張ろう、やってやろうという気持ちになります。
そして、私がサッカー選手であるんだという事実を自分自身で感じることができます。
パートナー企業様、サポータの皆さん、応援してくださる方々がいるから1000人、3000人の中で試合ができ、グッズを買っていただけたり、たくさんのご支援があったりサッカーに集中できる環境で生活ができています。
1人の女性ではなく、私は色んな人の気持ちを背負って闘わなければならないサッカー選手なんだと改めて感じました。
サッカー選手になりたいという小さい頃からの夢はどんなカテゴリーであっても、応援のチカラのおかげで叶っているものだなと思っています。
〇FCふじざくら山梨はどんな存在であるべきか
一つ目は推しでありたいです!
私もアイドルなど推した経験があるのでわかりますが推しは尊い!
推しの存在でなんでも頑張れちゃうし、推しが嬉しい時は嬉しいし、悲しい時は悲しい。
新しい情報はいちはやくキャッチしたいし、推しに会いに行きたいし、推しのグッズは欲しい!!
私もFCふじざぐら山梨が皆さんにとって、そんな存在になれることが嬉しいですし、そうなりたいです!
二つ目は女子サッカーの新しい光的な存在!
プレイングワーカーって簡単ではないです。引退後のことを考えると不安な女子サッカー選手は多いはず。
そんな中チームとしてサッカーでも一流、社会人としても一流を取り組んで、自分たちがそれを体現することで私たちFCふじざくら山梨が女子サッカーの新しい光になれるなと思っています!