 
									【2025プレナスなでしこリーグ2部 第4節~試合結果~】VS FC今治レディース
いつもFCふじざくら山梨へご声援頂きまして誠にありがとうございます。
4月6日に行われた2025プレナスなでしこリーグ2部第4節FC今治レディース戦の試合結果をお伝えいたします。
≪2025プレナスなでしこリーグ2部第4節~結果~≫
(45分ハーフ)
FCふじざくら山梨 1-0 FC今治レディース
-前半 1-0
-後半 0-0
(得点)
内田朱夏
(来場者数)
505人
≪スターティングメンバー≫
GK 米澤萌香
DF 五味小暖 鈴木紋伽 高山紗希
MF 内田朱夏 中村友香 島村美風 菅百花
FW 小鍛冶旭 山本菜桜美 辻野友実子

(途中出場)
HT OUT 28 島村美風 → IN29三田幸望
68分 OUT 4 小鍛冶旭 → IN 14 脇田紗弥
80分 OUT 21 内田朱夏 → IN 13 佐々木葵
90分 OUT 20 五味小暖 → IN 15 成迫実咲
【今節の振り返り~マッチレポート】
先週はアウェイ島根で、3-1と勝利して、貴重な勝ち点3を持ち帰ってきました。
今節こそ、ホームで今シーズン初勝利を目指したいところ。
今週降った雪は消えましたが、朝から雨の影響で非常に寒さが残る富士山の銘水スタジアム。
それでも選手たちはホーム戦初勝利を目指して、朝から闘志メラメラです。
それでも選手たちはホーム戦初勝利を目指して、朝から闘志メラメラです。

FCふじざくら山梨のメンバーは、ディフェンスラインには五味、高山、鈴木が入ります。
中盤ボランチには4試合連続で島村・中村が組み、サイドハーフには前節に続き、内田、左に菅が入ります。
今節の3トップには、小鍛冶が入り、山本、辻野と組みます。
試合前には、前節でなでしこリーグ通算200試合出場を達成した保坂と150試合出場を達成した山本のセレモニーが行われました。
保坂はご両親から花束が渡され、山本はお兄さんより花束が渡され、会場からは割れんばかりの拍手が送られました。

序盤から相手がハイプレスでプレッシャーを与え、自陣でのビルドアップから前線へボールを運ぶのに苦戦します。
しかし、ロングボールの競り合いからのセカンドボールを回収し、攻撃に繋げるふじざくら。
最初にチャンスを作ったの辻野の左サイドからの仕掛けでした。
サイドで1VS1の場面を作ると、縦に仕掛け、相手センターバックも付いてくる中で振り切り、左足のグラウンダーのクロスを供給します。
山本がこれを狙うも相手に倒され、ここはヒットできずも、序盤は左サイドから攻撃を組み立てます。

試合の均衡が破れたのは16分、その左サイドを起点にふじざくらが先制に成功します。
自陣でボールを持った中村からのロングボールを左サイドペナルティエリア近くで受けた辻野が、ペナルティエリアの外から仕掛け、相手がいながらも強引にシュートを放ちます。
放ったシュートは相手ディフェンダーが伸ばした足にあたると、ペナルティエリア内に侵入していた右サイドの内田が反応し、こぼれ球をダイレクトで合わせゴールを奪います。内田は今シーズン初ゴールとなります。


先制点を奪ったことで、ふじざくらに攻撃のリズムが生まれます。
30分には相手自陣でボールを回収すると、攻撃参加をしていたDFの五味がミドルレンジからシュートを放つも、ボールは回転がかからずわずかにゴールをそれます。39分にはコーナーキックを獲得すると、島村が蹴ったボールを五味が頭で合わせるも、キーパーがジャンプする脇を抜けるもわずかゴールに届きません。

前半はそのまま終了し、1点リードで折り返します。
ハーフタイムに入り、田口監督は「ロングボールを蹴るのは良いけど、相手の頭を1つ超えるボールを供給しないと跳ね返されてしまうから、そこを意識しよう。守備の際は行くのか、行かないのか、チャカバをはっきりしないと危ないシーンもあるから、お互いに声をかけよう。相手もロングボールを蹴るけども、最初の判断と、セカンドの準備をして良い攻撃を見せよう!」と伝えて選手を送り出します。

ハーフタイムで島村に変わり、三田がそのままボランチに入ります。
その三田が攻撃のリズムを作ります。
立ち上がり、左サイドで菅、三田、辻野とパスが繋がり、最後は三田から左サイドを駆け上がる菅へスルーパスが通り、クロスを供給。
ゴール前には山本、小鍛冶が待つ中で、山本が高さを活かし、ヘディングでシュートもキーパーの正面でキャッチされます。
その後は総力戦となり、体力の消耗が激しい内容になり、チャンスが中々生まれない展開になります。
それでも69分には獲得したコーナーキックから中村が蹴ったボールを、DFの鈴木が頭で合わせるもゴールは僅かにそれます。

終了間際には左サイドのスペースを相手選手が抜け出すもしっかりオフサイドを仕掛け、最後までピンチを作らせなかったふじざくら。

試合はそのまま1‐0で終了し、今シーズン3勝目を挙げることができました。
朝から非常に不安定な天候となり、雨が落ちる寒い状況でしたが、500名を超える方が足を運んでくださり、心より感謝申し上げます。

以下、田口友久監督と今シーズン初ゴールを決めた内田朱夏、クリーンシートの活躍を見せた米澤萌香のコメントになります。
田口友久監督

Q)試合を振り返って
A)まずは勝利できて良かったです。課題も成果もどちらもあり、この1-0の試合は色んな事を考えさせられ、得ることができた試合だと思いますし、課題の部分は、特にみられた球際、切り替えの強度が低く、個人のベースとして今後強度をあげないといけない部分ですね。攻撃に置いても、怖がってボール扱うシーンもあるので、もっと横に揺さぶったりとするといったチームとしてやりたかったことの実行力が伴いませんでした。チームとしても、個人としても磨くところが見え、そういった課題を次に活かしたいですね。
Q)ホーム戦初勝利について
A)前々節のVONDS市原FCレディース戦で引き分けだったんですが、内容があまり良くなく悔しい結果になってしまいましたので、今節はしっかり繋いで、良い形を作りたいという想いがありました。勝利することはできましたが、もっともっと良いサッカーができると私自身思っていますので、また皆さんが来たいとおもって貰えるような試合をしていきたいです。
Q)次節に向けて
A)次節は南葛SC WINGSとまたホームでの戦いとなりますが、良い準備をしていきたいというのと、勝ち点を積み重ねていきたいです。私たちは勝ち点「46ポイント」というところを目標としてるので、この勢いをきらさずに勝利を目指したいと思います。
内田朱夏

Q)試合を振り返って
A)まずホーム戦で勝てたことがよかったですが、自分たちのサッカーがもっとできたのではないかという課題の方が大きく残った試合でした。
先制のゴールを決めたことは嬉しかったです。試合前からあの形は狙っていこうという気持ちだったので、辻野選手のこぼれ球を詰めれて良かったです。
Q)次節に向けて
A)ホーム戦初勝利はとにかく勝てて良かったです。もっと突き詰めれるところはしっかり修正して、これからも1試合1試合、勝ちきれるよう準備していきたいです。
米澤萌香

Q)試合を振り返って
A)どっちかと言えばふじざくらが主導権を握れた試合であったと思うのですが、相手の勢いに飲まれそうになる場面も多かったのですが、みんなで体を張り守れたこと、それが勝利に繋がってるので、本当に勝てて良かったです。
Q)ホーム戦初勝利について
A)私は新加入ではないのですが、昨シーズンから途中加入だったので改めてここホームで皆さんと共に勝ちを味わうことが出来て嬉しいです。
Q)クリーンシート振り返って
A)前半から嫌な位置のコーナキックやフリーキックはありましたが、クロスに対してボールを触ることができ「今日もいけるな」という手応えがありました。後半につれて厳しい状況になってもみんなに任せるとこは任せて自分が出る時は出る、自分のプレースタイルを発揮できたのでそこがクリーンシートに繋がったのかなと思います。
Q)次節に向けて
A)次節もクリーンシートで終えたいです!まだまだ課題は沢山あるのでしっかりそこを修正し、次節も皆さんに勝利を届けたいです。また次の試合も応援宜しくお願いします!

 
  