
【2025プレナスなでしこリーグ2部 第12節~試合結果~】VS ディオッサ出雲FC
いつもFCふじざくら山梨へご声援頂きまして誠にありがとうございます。
5月25日に行われた2025プレナスなでしこリーグ2部第12節ディオッサ出雲FC戦の試合結果をお伝えいたします。
≪2025プレナスなでしこリーグ2部 第12節~結果~≫
(45分ハーフ)
~山梨信用金庫マッチデー~
FCふじざくら山梨 0-3 ディオッサ出雲FC
-前半 0-2
-後半 0-1
(得点)
(来場者数)
719人
≪スターティングメンバー≫
GK 出口春奈
DF 五味小暖 鈴木紋伽 高山紗希
MF小鍛冶旭 保坂のどか 島村美風 三田幸望 辻野友実子
FW 脇田紗弥 大谷琉晏
(途中出場)
HT OUT 40 鈴木紋伽 → IN 3 加村ななみ
HT OUT 17 大谷琉晏 → IN 9 山本菜桜美
58分 OUT 29 三田幸望 → IN 15 成迫実咲
76分 OUT 16 辻野友実子 → IN 21 内田朱夏
76分 OUT 28 島村美風→ IN 27 加藤愛
【今節の振り返り~マッチレポート】
約3週間振りに富士山の銘水スタジアムでの試合となったFCふじざくら山梨。
本日は沖縄県『読谷村』のサンクスデーとして、沖縄物産展が開かれ、沖縄のお土産から特産品の販売、そして、毎年恒例となっている試合前のエイサーなど沖縄の雰囲気を北麓からお届けしました。
リーグ中盤戦の重要な一戦となった第12節。ホームにディオッサ出雲FCを迎えたFCふじざくら山梨は、序盤の失点が響き、0-3で敗戦を喫しました。
試合は開始早々の2分、オフサイドによるスタートで、相手ゴールキーパーからのボールが自陣ペナルティエリアに送られると、混戦から相手選手に渡り、ペナルティエリア付近から放たれたシュートは弧を描いて、ゴールに吸い込まれます。さらに9分、相手にコーナーキックを与えると、一度はクリアするもそのこぼれ球を押し込まれ、セットプレーから開始早々2点のビハインドを背負う展開となります。
それでもFCふじざくら山梨は反撃に出ます。11分には小鍛冶のコーナーキックからチャンスを作り、ゴールに迫るボールを供給するもわずかに合わず、26分には高山が左足のクロスから島村美風がゴール前で走りながらヘディングシュートを放つも、ゴールは枠を捉えることができません。
前半35分には脇田紗弥が中央からドリブルで持ち込み、自分でシュートを放ちますが、相手GKの好セーブに阻まれ、相手を上回るシュートを放ちながらも得点は奪えず、前半は0-2で終了となります。
ハーフタイムで田口監督は「相手はリードしたことで全体が引いている。ビルドアップからボールを回していこう。一人一人がピッチにおいて役割を果たそう。もう一度リセットし、まずは1点を取ろう」と選手たちを鼓舞します。後半開始からディフェンダーの鈴木に代えて加村、フォワードの大谷に代えて山本を投入し、攻撃の活性化を図ります。
しかし、なかなかシュートまで持ち込めない時間が続きます。後半13分には三田に代わり、成坂美咲を投入。徐々にボール支配率を高め、攻撃のリズムを掴み始めるも、クロスはことごとく相手に跳ね返され、ゴール前で決定的なシーンが生まれません。
逆に後半の29分頃には自陣右サイドを突破されると、正確なクロスを上げられ、ヘディングシュートで0-3とされます。
その後、加藤と内田を投入し、最後までゴールを目指して攻め続けましたが、得点を奪うことはできず、試合は0-3で終了しました。
後半戦の一試合目は悔しい敗戦となりましたが、選手たちは最後まで諦めずに戦い抜きました。順位を下げることになり、非常に苦しい状況となりますが、この試合で得た課題と収穫を次節に活かし、再び勝利を目指します。
ファン・サポーターの皆様の熱い応援を背に、FCふじざくら山梨は前進を続けますので、変わらずご声援をお願いします。
以下、田口監督、小鍛治旭、島村美風のコメントになります。
田口友久
Q)試合を振り返って
A)試合では様々な準備をしていたものの、相手に楽に入られてしまい、特に立ち上がりの10分までの2失点が、今日のゲームを苦しくしてしまった要因だと思います。3点目に関しては攻めた結果のカウンターであり、仕方がない部分はありますが、1点目と2点目は防ぐことができた失点でした。
攻撃面では、相手の2トップをスリーバックで剥がして前進することを試みましたが、これが安定せず、失点も重なったことでバタバタしてしまいました。その後、相手が引いてからは前進できるようになったものの、相手がかなりブロックを引いていたため、ゴール前に侵入し攻略することが難しかったですね。クロスなど、意図したプレーもあったんですが、その良さを生かすことができなかった。
Q)次節に向けて
A)まず試合の入りや立ち上がりは徹底しないといけないですね。以前もアウェイ福島戦で開始2分で失点し、その試合では2対2で引き分けでしたが、先制点の重要性を改めて選手に伝えていく必要があると考えています。トレーニングで良いパフォーマンスが出せていても、ピッチの中でそれを示せなければ意味がないため、ピッチでしっかりと自分たちの実力を証明できるよう、しっかりとやり続けます。そこは逃げず、選手たちと共にまた頑張っていきます。
小鍛治旭
Q)試合を振り返って
A)最初の前半の 2 失点が自分たちにとって苦しい展開になりました。守備の面はもちろん攻撃でも、決定機で決められなったりなど。展開的に相手のペースになってしまい、自分たちのサッカーができなかったのが、試合が苦しかったなって思います。しかしハーフタイムのロッカーではいつもであれば少し落ち込み、静かな感じだけど、逆に今日は前向きで選手同士でかなりコミュニケーションが取れていました。なので、後半巻き返せるかなっていう雰囲気は十分あったんで、そこはすごくポジティブでした、しかしそれを対現できなかったのはとても悔しかったです。
Q)自身のプレーはいかがでしたか?
A)今日はウィングバックで、自分のやりたいポジションでもあり、やりやすいポジションだったのでもっと決定機を作り出したり、得点とか目に見える形で結果を出したかったのが正直な想いです。苦しい展開の時に1 点を返せるかがやはり自分もそうだし、チームとしても課題なので、攻撃やっている身としてはもっと突き詰めていきたいです。
Q)サポーターの皆さんへ
A)本当に天気も分からない中でこれだけ多くの方が足を運んでくれたのにも関わらず、勝利を届けられなくてすごく申し訳ない気持ちと悔しい気持ちでいっぱいです。私たちは皆さんが足を運んでくだ さってくれることが頑張れる理由であり、力となってるので、私たちを信じてこれからも足を運んでもらえると嬉しいです。
Q)次節に向けて
A)今日の試合は3点取られてしまって圧倒的に相手負けてしまったので、次は逆に圧倒して勝てるようにもっともっと攻撃で点取れる選手になれる準備をしていきたいと思ってます!
島村美風
Q)試合を振り返って
A)1週間準備してきたつもりでしたが、最初の2分で失点してしまい自分たちのやりたいことが出来なかったです。タラレバになってしまいますが、その失点がなければもっと良い流れで出来たんじゃないかと悔しいです。そして単純に入りが悪かったなと思います。
ディフェンスとフォワードの間がかなり空いてたのですが、ディフェンスとフォワードのタイミングが合わなく、そこのずれはハームタイムにお互いに話し合って後半修正は出来たかなと思っています。 負けている分、点を取りたい、勝ちたいっていう想いは強くあったんですけど焦ってしまったり、どの失点もクロスやセットプレーで取られているので、そもそもクロス上げさせないようなプレーが出来ていたら良かったなと思います。
Q)久しぶりのスタメン
A)とてもワクワクした気持ちで挑みました。自分自身コンディションも徐々に上がってきていたので、あまり緊張せずに自分のできることをやろうって思いました。今までの試合より1個ポジションも高くなって自分のアイディアややりたいことを少し出せたと思います。
Q)次節に向けて
A)次節はアウェイで今治です。今回できなかった自分たちのやりたいパス、サッカーをうまく表現できるように、まずは失点をしないってことから1個1個修正して次の試合に挑みたいと思います。球際の強さや、競り合いの部分を個人としてもチームとしても意識高くこの1週間取り組んでいきます。
Q)サポーターの皆さまへ
A)ホーム戦ということで、多くの方が私たちの試合を見に来てくれて、ピッチから見る景色はとても力となります。これからも応援お願いします!