いつもFCふじざくら山梨へご声援いただきまして誠にありがとうございます。
この度、大谷琉晏が2025シーズンをもちまして引退することになりましたので、お知らせいたします。
2024年シーズンに、クラブの6期生としてリリーウルフ.F石川からFCふじざくら山梨に入団しました。
本人も語るように大学卒業後は怪我と向き合い続けた4年間であり、ふじざくらに入団したこの2年間も怪我やコンディション不良に悩まされた中で、チームの勝利に貢献してくれました。入団初年度となった昨年は怪我や脳震盪の影響もあり、FCふじざくら山梨での初出場は6月となり、それ以降は主にサイドハーフのポジションでプレーを続けました。本職ではないポジションながらも、常にチームメイトやチームのために考えてプレーをしてくれました。
今年こそはという想いがあったなかで、沖縄キャンプ中の脳震盪の影響により、長いリハビリ生活を送ることになり、今年も本人にとって悔しいスタートになりました。
常に、故障やコンディションの不調などで、思うようにプレーできずストレスが加わる中でも、そういった表情や雰囲気を出せずに、メンバー外でも試合後は選手の元へ駆け寄り、自分が得点したように喜んだり、選手の背中に手をおき労ったりと、常にチームのことを考えて行動してくれました。
皆さんもご存知のように、最近の試合では試合終盤でチームが求める役割を一生懸命果たすべく、ピッチを駆け回る姿は印象的だったと思います。
SNSは苦手という中でも、根気強く、クラブの意図や形を理解して、アクションを届け、サポーターの皆さんから応援され続けました。
自分が目指すべき将来、キャリアにむけて固まったこのタイミングで引退を決断し、ネクストキャリアに向けて歩み始めます。
以下、本人より皆様へご挨拶になります。

大谷 琉晏/OHtani ruan

■生年月日 1999年5月7日
■ポジション FW
■出身地 北海道
■在籍クラブ ASハリマアルビオン(2022)→リリーウルフ.F石川(2023)→FCふじざくら山梨(2024~2025)

応援頂いた皆さまへご挨拶
いつもFCふじざくら山梨へのご支援・ご声援をいただきありがとうございます。
背番号17番の大谷琉晏です。
今シーズンを持ちまして現役引退を決断しました。
小学5年生の頃に友達の妹から誘われた事がきっかけでサッカーを始めてこの引退という日まで、思い返せば長いようであっという間の15年間でした。
サッカーを通して、仲間・監督・コーチ・スタッフ・職場の方などたくさんの出会いがあり、本当に人に恵まれたサッカー人生だったなと思います。
2024・2025シーズンの2年間という短い期間でしたが、本当に色々な経験をさせていただき、自分の将来の事ややりたい事を考える大切さやそのきっかけを与えてくれたクラブには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
この2年間怪我や脳震盪などでなかなかピッチに立つ事ができない時もありましたが、どんな時でも変わらずに温かい声援を送り続けてくれたファン・サポーターの皆様本当にありがとうございました。
こんなにも温かいファン・サポーターの皆様が作り出してくれるあの最高のピッチでプレーできた事、とても幸せでした。
引退に対してネガティブな感情は一切なく、これから踏み出す新しい人生にとてもワクワクしています。現役最後のチームがFCふじざくら山梨で良かったと心の底から思っています。
また、雇用先である富士観光開発株式会社をはじめ、パートナー企業の皆様。活動に対して、いつも多大なるご理解とご支援をいただきありがとうございました。何不自由なくサッカーに取り組む事ができたのは皆様のお力添えがあってのことです。
自分自身、特別このチームで何か素晴らしい結果を残す事ができたかと言われれば、そうではありませんでしたが、このFCふじざくら山梨に関わる全ての皆様の中に、大谷琉晏という存在が少しでもポジティブな感情をもたらしてくれていれば嬉しいです。
最後に、約15年間どんな時も1番に応援してくれた家族。サッカーを始めさせてくれて、続けさせてくれて、最後まで背中を押してくれて、本当にありがとう。この15年間での経験や出会いは、大谷琉晏という自分自身を作ってくれたかけがえのない宝物です。サッカーで親孝行することはもうできないけれど、これからは別の形で恩返しできるように次の場所でも感謝を忘れず自分らしく精進していきます。
引き続き、FCふじざくら山梨へご声援いただけると嬉しいです!2年間本当にありがとうございました!