【わたし日誌】2025年シーズンを振り返るVol.7 ~加村ななみ#3~
FCふじざくら山梨の7シーズン目である2025年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:加村ななみ(本人)より
〇今年を振り返って
今年一年を振り返ると「悩!!!!」という感じの一年になりました。
WEリーグ経験者というレッテルが付いて、ふじざくらに戻って来た今年、2年前に大卒として入団した時とは、チーム内外からの見られ方が違うことはひしひしと伝わってきていました。
シーズンが始まり、期待に応えよう、自分が勝たせなきゃ。と、「自分が自分が」と一人、もがいていました。ですが、私は一人で何かを変えられるほど器も大きくないし、なんの力もないため、何も上手くいかず勝手に自分でプレッシャーに押し潰されそうになっていました。
そんな中、リーグが始まってすぐに脳震盪になってしまいました。最初は1週間くらいで復帰できるだろうと思っていましたが、なかなか上手くいかず試合に復帰するまで1ヶ月半もかかりました。復帰はしたものの、頭痛はずっとあったので100%の力でプレーすることが怖かったです。もちろんこんな気持ちの人間がプレーをして上手くいくはずもなく、もっと思いっきりやりたい!!けど頭は痛くなる、しんどい、どうしよう…と、ずっと悩んでばかりでした。
落ち込み、悩みまくっていた時に、練習後、さや(脇田)さんとたっっくさん話しました。たくさん話を聞いてもらいました。何を話したかは内緒です。でもその日から気持ちがスッと楽になり、思い切りチームのためにプレーできるようになりました。
頭痛も、少しでも良くしようとトレーナーや病院の先生がたくさん考えてくれて、寄り添ってくれて色々なことを試してくれたので徐々に治ってきた実感があります。
クラブへ戻ってきたこの1年はプレー面はもちろん、いろんなことにたくさん悩みました。それと同時にたくさんの人たちの支えがあることで生きていけると強く実感することができた一年になりました。


〇成長日誌:昨年の私と比べて、前進していることは何か
セカンドキャリアとして、「やりたいこと」を見つけたことです。
これまではサッカーをやれるだけやって、引退後はサッカーに関われればいいやくらいのぼやっとした考えでしたが、今年脳震盪になったことで、いつ選手生命が終わるかわからない、と感じたことをきっかけに、改めてよく考えることに繋がりました。
まだ次の目標を見つけたばかりですが、自分にとっては「見つけられたこと」がすごく大きな一歩です。
この一歩を大切にしながら、競技者として結果を出すことはもちろんですが、じっくり、しっかり次のキャリアへの準備もしていきたいと思います。


〇応援はわたしたちにとってどんな存在か
今年の試合は全部「ホームゲーム」でした。
特に東京都調布で行われたアウェイの南葛戦は、入場が始まって水色の服を着た人たちしか入ってこなかったのでびっくりしました。アウェイの会場でも圧倒的なホームの雰囲気を作ってくださり、最高でした。こんなにたくさんの方に応援してもらっているんだから頑張らなきゃといつも背中を押されています。
1年間、ご声援をありがとうございます。そして、これからもお願いします。


〇わたしにとってのサッカーとは
わたしにとってサッカーとは、人と人を繋ぐものです。
サッカーをしていなければきっと山梨に住むこともなかったし、仲間やみなさんに出会うこともありませんでした。
簡単な言葉になりますが、世界各国や日本中にお友達を作ってくれたサッカーには「感謝」しまくりです。


