【わたし日誌】2025年シーズンを振り返るVol.8 ~鈴木紋伽#40~

FCふじざくら山梨の7シーズン目である2025年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:鈴木紋伽(本人)より

〇今年を振り返って

私にとってこの1年は多くのことで、悩みもがいたことで成長できた、そんな1年でした。リハビリから始まった今季。
リーグ開幕に間に合うようにリハビリを続け、色々なイレギュラーもあった中でも、試合に絡めていたのにも関わらず、なかなか自分が思うようなコンディションに持ってこれない日々に勝手に焦り苛立ち、気づけば自信も無くなっていました。
自分の得意なプレーってなんだろう、自分はチームの力になれているのだろうか、足を引っ張っているのではないか、本当に苦しい日々が続きました。
そんな悩み、模索している毎日の中で、そっと私に手を差し伸べてくれた仲間の存在、家族の存在は大きな助けになりました。
練習終わりに1人でボールを蹴っていると優しく声をかけてくれたチームメイト。「1人じゃなくて蹴る相手がいたほうがリアリティがあるよね。」と遅くまで自主練に付き合ってくれました。そんな仲間がいてくれたから私は折れず、腐ることなく今ここにいられていると感じます。
チームスポーツっていいな。チームメイトがいるって幸せなことだなと実感した瞬間でした。
また、両親の支えもすごく大きかったです。ホーム戦では毎試合山梨まで駆けつけてくれて応援してくれたり、アウェイ戦では会場まで来れない時は試合後に欠かさず連絡をくれたり、両親のサポートありきでの日々でした。
両親には感謝してもしきれません。いつも本当にありがとう。

〇成長日誌:昨年の私と比べて、前進していることは何か

私が1年前よりも前進していることは「自分へのベクトルの向け方」です。
去年の私はチーム状況も色々あった中で、試合に負け続けてしまっていた時に何かに理由をつけて、もう仕方ないと割り切ってしまっていたような気がします。
しかし、今シーズンはサッカーに打ち込める環境や仕事、1年前の生活とはガラッと変わり、やるかやらないかは自分次第の環境下だったと思います。
失点に絡んでしまったり、試合に負けてしまったり、メンバー外の時があったり、いろいろなことをサッカーを通して今年経験させてもらって、どんな状況でも自分自身にベクトルを向け続けられたことで、周りの方が「おぉ、変わったな」と感じるには、考え方や感じ方含めまだ程遠いかもしれませんが、私自身すごく前進できたなと思います。

〇応援はわたしたちにとってどんな存在か

私たちにとって応援は「原動力」です。
緊張に押しつぶされそうな時、心が折れそうな時。シュートブロックのあと一歩。シュートへのあと一歩。
その一歩を皆さんの応援の力によって伸ばすことができる。そんな大きな力があると思っていますし今シーズンそれを実感しました。
本当にありがとうございます。

だからこそ皆さんと今年共に1部に上がりたかった…。
皆さんと昇格の喜びを共に感じたかった…。

でも、上がれなかったことには必ず意味があるし、足りないものがあったとも感じています。
来シーズンこそ皆さんと共に喜びを感動を分かち合えるように。来シーズンも私たちの背中を押してくださると嬉しいです。

〇わたしにとってのサッカーとは

私にとってサッカーとは「学び」です。
小学2年生から始めたサッカーですが、サッカーというスポーツから本当に沢山のことを経験し学び、サッカーと共にここまでの人生を歩んできた気がします。

嬉しかったことも悔しかったことも。
出会いも別れも。
人間性や協調性。

沢山の人と関わり、スポーツ以前に人としての在り方や立ち振る舞い、サッカーとこんなにも深く関わっていなかったらここまで多くのことを学ぶことはできなかったと思います。
毎日感謝の気持ちを忘れずに、サッカー選手である前に1人の人として。
これからも多くのことを吸収して誰かに応援され続ける存在、尊敬されるような存在になりたいです。