【わたし日誌】2025年シーズンを振り返るVol.17 ~辻野友実子#16~
FCふじざくら山梨の7シーズン目である2025年シーズンを選手自らが振返り、言葉に起こして届ける「わたし日誌」。
文章:辻野友実子(本人)より
〇今年を振り返って
今年もいろんな感情を感じたシーズンでしたが、1つ選ぶとすると辛いシーズンでした。
目標の1部昇格が叶わなかったこともありますし、「1部昇格するために必要な練習ができているのか」、「チーム内での、勝ちたい、昇格したいにもギャップがあるのかな」と不安を抱くようになり、練習に気持ちがついていかないこともありました。その時期の練習は特に苦しかったです。
試合では、自分のプレーや声掛け、気持ちでチームを勝たせることができない、歯痒い想いと無力感をたくさん感じました。
ですが、自分に足りないものが見えたシーズンでもありました。チームを勝たせるために、自分にできる行動を見つめ直して来年こそは1部昇格を果たしたいです。

〇成長日誌:昨年の私と比べて、前進していることは何か
自分自身と向き合えた1年でした。
正直、本当にサッカーを辞めようと思っていたので、転職活動もしました。
転職活動はしんどくて、またいつかやらないといけないと思うととっても嫌ですが(笑)、自分の為になったし、やって良かったと感じています。
自分の本音に向き合うこと。自分のこれまでの行動やスキルに他人の評価が付き、客観的に自分の点数が見れたこと。今までの行動やスキル、準備ではまだまだ足りないということ。そしてなにより、サッカーが大好きだということ。
たくさんの気づきがあった年でした。そして、思考する、行動に移すという点で、今年は大いに成長できた年だと思います。


〇応援はわたしたちにとってどんな存在か
私にとって応援はサッカーをする意味になってきていると感じます。
今シーズンの応援で一番印象に残っているのが、JITリサイクルインクスタジアムで行われたSEISA OSAレイア湘南FC戦です。
前節の韮崎で行われたバニーズ群馬FCホワイトスター戦では、ゴールが取り消しになり、悔しい思いをしたので、この試合では絶対点を決めたいと思っていました。そんな中取れたゴール、しかも小瀬では初めてのゴールで、13節ぶりのゴールなど、様々なことが重なり、本当に嬉しかったのを覚えています。試合が終わってビデオで見返してみると、ゴール裏で私以上に飛び跳ねて、30~40メートル走り回っているサポーターの方がいるじゃありませんか(笑)。私より喜んでいて、よく見るとサポーターさん同士でハイタッチしていて、こんなにも自分のプレーが観ている人の心を動かせたこと、選手冥利に尽きます。
応援してくださる方々にもっと喜んでいただきたいという想いを再確認できましたし、この感謝の気持ちをピッチで表現して、今シーズンこそは一部昇格したいです!


〇わたしにとってのサッカーとは
私にとってサッカーとは、私を人間にしてくれるものです。私はご存知の通りあまり人に興味がありません。サッカーをしていなければ、他人の喜びを自分のことのように喜べることはなかったと思います。
今年嬉しかったことがたくさんあって、ほささん(保坂)が200試合達成したことや花子(濵名)が長いリハビリから復帰したこと、なでしこリーグ初ゴールがたくさん生まれたこと。でも、その中で1番嬉しかったことは、こみ(大森)がふじざくらで公式戦デビュー&なでしこリーグデビューを飾ったことでした。こみとは練習から同じサイドを組むことが多く、たくさん話したし、助け合う関係だったと思います。たくさん努力してきたこみが小瀬でたくさんのサポーターの皆様に後押しされながら、ピッチに踏み入れた瞬間は感動的で、今でも鮮明に覚えています。こみと同じピッチに立って、一緒にサッカーできたことも嬉しかったです。
サッカーに本気で向き合ってるからこそ、感情的にもなるし、他人とも関係を築こうとするんだと思います。
これからもサッカーと共にたくさん成長していきます!


