【2026プレナスなでしこリーグ2部 第2節~試合結果~】VS SEISA OSAレイア湘南FC戦について
いつもFCふじざくら山梨へご声援頂きまして誠にありがとうございます。
3月22日に行われた2026プレナスなでしこリーグ2部第2節SEISA OSAレイア湘南FCの試合結果をお伝えいたします
【試合結果】
~早野グループスペシャルマッチ~
FCふじざくら山梨 3-2 SEISA OSAレイア湘南FC
前半 1-0
後半 2-2
[得点]
45分+1分 小鍜治旭
81分 脇田紗弥
89分 島村美風
[来場者数]
1,264人
【スターティングメンバー】
GK
出口 春奈
DF
奈良 美沙季
五味 小暖
高村 ちさと
MF
辻野 友実子
寺田 心春
島村 美風
小鍜治 旭
FW
成迫 実咲
大矢 歩
脇田 紗弥

(途中出場)
60分 OUT 20 寺田心春 → IN 14 三田幸望
72分 OUT 15 成迫実咲 → IN 10 菅百花
83分 OUT 9 脇田紗弥 → IN 24 ワイアット漢乃
~マッチレポート~
2026年シーズンのホーム開幕戦は初めて小瀬での開催となります。
開場前から多くのサポーターが選手たちを出迎え、パワーを届けてくださいます。

本日はクラブを初年度から支えてくださる早野グループ様が冠協賛を務めてくださいました。昨年も実施し、今年も早野グループの社員、ご家族の皆さんと歩く「エスコートキッズ&レディー」を行い、皆さんからたくさんのパワーを頂きピッチに向かいます。
そして、会場にはこの春に皆様からの支援で誕生したビックフラッグがお披露目となりました。多くの皆さまにメッセージを描いて頂き、その想いを背負って選手たちはピッチに立ちます。


先週行われた開幕戦からスターティングメンバーを変更せず、同じ11人で臨んだふじざくらは、立ち上がりからボールを保持しながら試合を進めます。
前半は両チームが探り合う展開となる中、10分に最初のチャンス。脇田紗弥のパスを受けた成迫実咲がペナルティーエリア内でシュートを放つも、ミートしきれずゴールを捉えきれません。

その後も小鍜治旭、脇田、大矢歩の連携から右サイドを崩し、脇田が抜け出してクロスを供給するなど、徐々に攻撃のリズムを掴みます。
一方で相手はロングボールを軸に背後のスペースを狙うが、高村ちさと、五味小暖、奈良美沙季の最終ラインが落ち着いて対応し、決定機を与えません。

優勢に試合を進めながらもゴールを奪えずに迎えた前半終了間際、ついに試合が動きます。
大矢のコーナーキックに五味がファーサイドで折り返すと、ゴール前に詰めた小鍜治が体ごと押し込み先制点。ホームのスタンドを沸かせ、そのまま1-0で前半を折り返します。

ハーフタイム、平山監督は「相手のポジショニングを見て隙を狙うこと、リスク管理をしながら追加点を奪うこと」を伝えます。追加点で主導権を握りたい後半になります。
しかし後半は一転して相手のペースとなります。
押し込まれる時間が続く中、67分、自陣でのバックパスを相手に奪われ、GK出口春奈との1対1は一度防ぐも、こぼれ球をクリアしようとしたボールが相手に当たり、そのままゴールへ。思わぬ形で同点に追いつかれてしまいます。

さらに79分には、自陣右サイドからのクロスが出口の頭上を越えてそのままゴールに吸い込まれ、1-2と逆転を許す苦しい展開となります。
それでも多くのサポーターの後押しをうけるふじざくら。
この試合で左サイドにおいて、豊富な運動量を見せる辻野友実子。右サイドでボールを奪えば一気にゴール前まで駆け上がり、守備では自陣深くまで戻って身体を張る。攻守にわたる献身的なプレーがチームを支えます。

迎えた81分、ついに同点に追いつきます。
その辻野と途中出場の菅百花が左サイドで圧力をかけ、辻野が高い位置でボールを奪取。中央の三田を経由し、右サイドの小鍜治へ展開すると、中央の大矢が巧みにスルー。抜け出した脇田がGKとの1対1を冷静に制し、ネットを揺らします。

流れを引き戻したふじざくらは、終盤も攻撃の手を緩めない。
そして後半アディショナルタイム前、自陣でボールを奪うと三田が左サイドの辻野へ展開。辻野が仕掛けてクロスを上げると、こぼれ球をペナルティーエリア中央で拾った島村美風が左足を振り抜く。鋭く放たれたシュートはゴールに突き刺さり、劇的な逆転弾となり、会場が大きく沸きます。

その後は相手の猛攻を全員でしのぎ切り、試合終了。
ふじざくらはホーム初戦で粘り強さを見せ、終盤の2ゴールで見事な逆転勝利を収め、2026年シーズンなでしこリーグ初勝利をおさめることができました。

~試合を終えて~
2026年シーズン初のホーム公式戦。
多くのスタッフ、ボランティアスタッフの皆さんの支えがあり、開幕戦としては過去最多の入場者数を記録することができました。

本日の勝利は次に繋がる価値のある勝利。
来週も小瀬での試合が控えてます。
富士山登頂プロジェクトまで残り約2,500人。
多くの応援でチームをサポートして頂けると嬉しいです。

以下、平山監督、島村美風、脇田紗弥のコメントになります。
~監督・選手の試合後コメント~
平山茶久美監督
Q)今Q)今日の試合を振り返って
「前半は苦しい時間帯が続き、なかなか得点まで持っていくことができませんでした。今週はチームとして「アタッキングサードでどのように得点を取るか」という課題に取り組んできましたが、シュートまで持ち込めない場面も多かったと思います。その中で、良い時間帯にコーナーキックから先制点を取ることができたことはチームとして非常に大きかったです。後半は自分たちのミスから失点してしまい、さらに追加点を許してしまう苦しい展開になりましたが、選手たちが最後まで走り切り、全員でボールを奪いに行く姿勢を体現してくれました。最後に得点が生まれ、勝利につなげることができたのは本当に良かったと思います。」
Q)試合で見えた収穫と課題について
「プレシーズンから『1点取られても2点、3点と取り返せるチーム』を目指して取り組んできましたが、今日の試合では最後までゴールに向かう姿勢を選手たちが見せてくれたことが勝利につながったと思います。また、前節の反省を踏まえ、前線だけがプレスに行くのではなく、チーム全体でコンパクトな距離感を保ちながらセカンドボールを回収する意識は共有できていました。
攻撃は様々なことを意識しながらトレーニングしてきました。その成果が試合の中で表れたことは一つの収穫だと感じています。」
Q)次節に向けて
「監督としての初勝利は率直に嬉しいですし、少しホッとしています。ただ、内容に満足しているわけではありません。チームとして優勝と一部昇格という目標がある以上、この勝利に満足することなく、すぐに次へ向けて準備していきたいと思います。次節の相手は守備が非常に堅いチームなので、「どう1点をもぎ取るか」が大きなポイントになると感じています。1点取った後も、2点、3点と追加点を狙いにいく姿勢を見せていきたいです。また、ホームの雰囲気は本当に素晴らしく、バスを降りた瞬間に「ホームに帰ってきた」と感じられる空気がありました。特に後半、追いかける展開の中でサポーターの声援が選手たちのもう一歩踏み出す力になっていたと思います。来週もホームで戦えるので、サポーターの皆さんと共に勝利を掴み取りたいと思います。」
島村美風

Q)今日の試合を振り返って
「今シーズン初勝利を、小瀬という素晴らしいスタジアムで多くのサポーターの皆さんと一緒に掴めたことをとても嬉しく思います。先制した後に逆転されてしまい、試合の流れとしては苦しい時間もありましたが、最後までゴールを目指して戦い続けることができたことが勝利につながったと思います。
個人的には、最後の場面で自分のところにボールがこぼれてきたので、とにかく思い切って振り抜こうという気持ちでした。ゴール前は人が多くコースは見えづらかったですが、低く抑えて打てば何か起こると思って思い切りシュートを打ちました。小瀬で初めてゴールを決めることができ、決まった瞬間にサポーターの歓声を聞いて本当に嬉しかったです。」
Q)試合の中で意識していたこと
「失点して逆転された場面でも、選手同士で「顔を上げていこう」と声を掛け合いながら、前向きな気持ちを保つことを意識していました。背後を狙いながら前進するプレーを続けたことが、最後のゴールにつながったのだと思います。また、前節は試合の流れが単調になってしまった反省があったので、今回はゲームの中で相手の状況を見ながら声を掛け合い、相手の隙を見つけることを意識してプレーしていました。終盤は思い切って前線からプレスに行くことをチームとして割り切ることで、より攻撃的にプレーできたことが良い流れにつながったと感じています。」
Q)次節に向けて
「次の試合もホームでの試合になるので、サポーターの皆さんと一緒にまた勝利を掴みたいと思っています。
個人としては、昨シーズンの1ゴール3アシストを上回り、今シーズンは3ゴール5アシストを目標にしています。自分の強みであるロングシュートやチャンスメイクを生かして、ゴールにつながるプレーを増やしていきたいです。次の試合でも、チームとして前進するプレーを続けながら、サポーターの皆さんと共に勝利を目指して戦います。引き続き応援よろしくお願いします。」
脇田紗弥

Q)今日の試合を振り返って
「ホーム開幕戦ということで、バスが到着した時から多くのサポーターの皆さんが出迎えてくれて、その迫力に圧倒されました。温かい応援を感じながらスタジアムに入りましたし、その思いに応えたいという気持ちで試合に臨みました。試合の中では逆転される苦しい時間もありましたが、「誰かがゴールを決めて追いつかなければいけない」という状況だったので、とにかく前を向いてプレーすることを意識していました。ボールが流れてきた瞬間、キーパーをよく見て「ここは絶対に決めなければいけない」という強い思いでシュートを打ちました。結果として同点ゴールを決めることができ、チームに勢いをもたらすことができたのは良かったと思います。」
Q)試合の中で意識していたこと
「逆転された直後でも下を向く時間はないと思っていましたし、まだ時間はあると信じて全員でゴールを目指し続けました。チーム内で話し合っていたことをピッチで表現できたことが、今回のゴールにつながったのだと思います。
また、今年は背番号9を背負ってプレーしていますが、試合前になおみさんから「もっと自分でやっていい」「もっと目立っていい」という言葉をいただき、その言葉を胸にプレーしていました。前半からチャンスがあった中で、後半にゴールを決めてチームの勢いにつなげることができたことは良かったと思います。プレー面では、大矢選手が低い位置でボールを収めて展開してくれるので、そのプレーを信じて自分は前に出ていくことができています。彼女が下がることで生まれるスペースを使える感覚もあり、信頼してプレーできています。」
Q)次節に向けて
「チーム全員が「一部昇格」という目標を強く意識して日々取り組んでいます。その思いが一つになったことが、今回の逆転勝利につながったと感じています。
ただ、昇格を達成するためにはまだまだ課題も多いという自覚もあります。今回の試合で出た課題をしっかり改善し、次の試合に向けて準備していきたいです。
これからもチーム全員で前を向きながら、勝利を積み重ねていけるように頑張ります。」
