【2026プレナスなでしこリーグ2部 第7節~試合結果~】VS レノファ山口レディース戦について

いつもFCふじざくら山梨へご声援頂きまして誠にありがとうございます。
4月26日に行われた2026プレナスなでしこリーグ2部第7節レノファ山口レディースの試合結果をお伝えいたします

【試合結果】
FCふじざくら山梨 0-1 レノファ山口レディース
前半 0-0
後半 0-1

【スターティングメンバー】
GK
出口 春奈
DF
高村ちさと
五味小暖
奈良美沙季
MF
小鍜治旭
内藤夏鈴
島村美風
辻野友実子
FW
脇田紗弥
大矢 歩
成迫実咲


(途中出場)
HT OUT 15 成迫実咲 → IN 14 三田幸望
75分 OUT 19 島村美風 → IN 24 ワイアット漢乃
75分 OUT 2 高村ちさと → IN 3 加村ななみ

~マッチレポート~

FCふじざくら山梨はアウェイ・維新百年記念公園ラグビー・サッカー場でレノファ山口FCレディースと対戦となります。

レノファ山口レディースは昨年、なでしこリーグ入替戦予選・入替戦を勝ち抜き、今シーズンよりなでしこリーグ参入を果たしたチームになります。
ここまで2勝2敗2分けという戦績を誇り、順位は6位。FCふじざくら山梨は5位となりますので、1つの勝敗で順位が変わる、大事な一戦となります。
前節はホームで悔しい引き分け。チャンスを作りながらも勝ち切れなかった一戦からのリスタートとなる今節は、流れを引き戻すためにも重要な90分となります。
スターティングメンバーは前節から変更はなく、GK出口春奈を中心に、最終ラインには高村ちさと、五味小暖、奈良美沙季の3バック。中盤には島村美風と内藤夏鈴が入り、ゲームの組み立てとテンポを担います。前線は脇田紗弥、大矢歩、成迫実咲の3トップ。サイドでは豊富な運動量を持つ、小鍛冶旭と辻野友実子。幅と推進力を担い、攻撃の起点となるようなプレイを期待します。

主導権を握り、ゴールを奪い切れるか。攻撃陣が得点を奪えるか。チームの総合力が問われる試合となります。

雨の影響でピッチには水たまりが残り、ボールが止まる場面も目立つ難しいコンディション。雨足が強まる中で、試合の笛がなりました。
立ち上がりはパスがつながらず、リズムを掴み切れない展開となります。
FCふじざくら山梨はビルドアップで前進を試みるも、ボールが走らずテンポが上がりません。一方、レノファ山口FCレディースはシンプルにロングボールを前線へ供給し、サイドからクロスでゴールに迫ります。

これに対し、ふじざくらは五味小暖を中心にゴール前で跳ね返し、粘り強く対応。守備では集中したプレーを見せます。

前半15分を過ぎたあたりから徐々にリズムを掴み始めます。中盤では内藤夏鈴がボールに関わる回数が増え、テンポを作りながら攻撃の形を模索します。しかし、その後は再び相手に押し込まれる展開となり、両サイドを使われながら自陣での守備が続いてしまいます。


それでも33分、ふじざくらがこの試合で最初のチャンスを作り出します。左サイドに侵入した奈良美沙季のパスが前線の大矢歩に収まり、落としを受けた辻野友実子がシュートを放ちます。しかしこれは相手GKにキャッチされます。
さらに36分には、脇田紗弥が中央でボールを奪い自らドリブルで持ち出すと、右サイドの小鍛冶旭へ展開。小鍛冶が持ち替えて左足を振り抜きますが、シュートはわずかに枠の外へ。
終盤は再び押し込まれる時間帯となるも、最終ラインが身体を張って対応します。難しいピッチコンディションの中でゴールを決め切れず、スコアレスで前半を折り返します。
ハーフタイム、平山監督は「ピッチコンディションを踏まえて、できることをはっきりさせよう」と整理を促し、「サイドから対角への展開を増やそう」「セカンドボールを全員で回収して攻撃につなげよう」と具体的な修正を提示。さらに「いかに相手陣地でプレーできるか。後半はギアを上げていこう」と選手たちを鼓舞します。
迎えた後半、ふじざくらは前線からのプレスを強め、主導権を握りにいきます。
立ち上がりには大矢のプレスからボールを奪い、脇田がペナルティエリア前でシュートを放つなど、ゴールへ迫る場面を作ります。

セットプレーからもチャンスを作り、大矢のコーナーキックやフリーキックからの攻撃でゴール前にボールを送り込み、五味や後半から投入された三田がセカンドボールに反応しながら押し込む展開を見せます

試合が進むにつれ、再び一進一退の攻防へ。ピッチに水たまりができ、ボールも走らず、ドリブルも難しい中、相手はシンプルにロングボールを角へ蹴りこみます。それに対して、自陣での混戦をしのぎながら粘り強く対応し、守備陣が集中を切らせず、良い守備を見せてくれます。

そして34分、大矢のフリーキックを三田がそらし、ワイアット漢乃がヒールで合わせるも、シュートはわずかに枠の外へ。さらに35分には内藤のパスに反応した脇田が左サイドから独走し、ペナルティエリア内へ侵入。シュートを放ちますが、相手にブロックされ、ゴールは遠い展開。

均衡が破れたのは終盤。後半42分、相手のコーナーキックを一度は跳ね返すも、再び右サイドからクロスを上げられると、ゴール前で相手選手にヘディングを合わせられ失点。粘り強く守ってきた中で、相手が放った後半唯一のシュートがネットを揺らし、わずかな隙を突かれる形となります。

その後は前線に人数をかけて同点を狙うも、最後までゴールを奪うことはできず試合終了。

悪条件の中で拮抗した展開となった一戦は、終盤のワンプレーが勝敗を分ける結果となりました。

~試合を終えて~

攻撃機会があまり多く作れない試合の中でも、相手の攻撃を耐え続け、後半は前線からのプレスで主導権を握り、決定機を創出することができました。

しかし決め切ることができず、現状、4試合連続で勝利を掴めていない状況です。

本日も多くの方が山口まで足を運び、また寒く、強い雨が降る中でのご観戦だったにも関わらず、FCふじざくら山梨らしさ、そして勝利を届けることができませんでした。「感動が駆け抜けるフットボール」を届けるために、チームとして見直すべき点は見直し、トライすることはトライする、試行錯誤をしながら、前に進みます。

本日も現地、そして、公式エックスなどでご声援を頂きありがとうございます。私たちは来週も、勝利を目指し、戦いますので、ご声援をお願いいたします。

以下、平山監督、奈良副キャプテン、三田副キャプテンの試合後のコメントになります。

~監督・選手の試合後コメント~

平山茶久美監督

Q)試合を振り返って 
雨の中、応援に駆けつけてくれたサポーターに勝利を届けられなかったことを申し訳ないです。雨の影響でピッチコンディションが難しく、本来のボールの動かし方やプレーが出せない試合となりました。途中からゴール前に迫るよう戦術を変更し、チャンスも作りましたが、最後にシュートを振り切ることができませんでした。難しい条件の中とはいえ相手は同じ条件なので、球際での戦いや苦しい時間帯に失点しないための気持ちや身体を張る部分はトレーニングから継続していかないといけない部分ですし、それをピッチで体現しないといけないと改めて思いました。
Q)得点が取れていないという課題について
得点力不足はチームの明確な課題と認識していて、日頃からフォワード陣を中心にポジション別の個別メニューを取り入れて点を取る練習を行っているため、練習の中では良いシーンも出るようになりました。ただ、今日の試合では、ピッチコンディション上、難しい部分があり、前線での攻撃回数の少なさや選手間の距離感も良くない部分が目立ちました。距離感よく全員で押しあがっていくシーンを増やさないといけません。ボールを前に運ぶ「前進」の判断をチームで統一し、ゴールに迫っていきたい。そして少しでもゴールが見えたら強引にでもシュートを打ち切る姿勢をチームとして徹底していきたいと思ってます。
Q)次節に向けて
次節の広島戦に向けては準備期間が短いものの、相手の対策に加え、最大の課題である「点を取る」ことに徹底してもう一度行っていきたい。同時に、今節は苦しい時間帯にセットプレーから失点してしまったため、苦しい時間帯こそ集中して無失点で終わるという意識をチームとして、再確認して同じ絵を描いていかないといけないと思ってます。勝ち星がないため、最高の準備をして広島を迎え撃ち、必ず勝ち点3を取りに行きます。
奈良美沙季
Q)試合を振り返って
前半は、準備してきたことを出せるシーンも多かったです。特に守備はちょうど3-4-3でマッチアップする相手に対してやってきたのでそこは上手く機能していたと感じています。攻撃は自分たちの形を出そうと思って、みんなそれぞれ練習でやってきたことを出そうとする意識はあったのかなっていう中で、監督からはこれをやろうっていう風にはちゃんと伝えられてはいましたが、そこに関してのクオリティは、課題が出たのかなっていうふうに思います。後半は特に自分たちの方が相手陣地でサッカーしてる時間が長く、蹴り合いで長くなってる分、ゴール前で足を振るとかそういうところはやっぱり意識して求めなくちゃいけなかったというふうに思います。90分を通してできた部分とできなかった部分が半々だったことが、結果に表れた試合でした。

Q)失点シーンを振り返って
自分含め、みんなそれぞれが一瞬だけ迷いが生じたシーンだったと思います。一瞬の迷いや連携のズレが失点に直結しているので、怪我する覚悟とまでは言いませんが、そのくらいの覚悟で全員で守っていこうと話しました。無失点っていうとこにこだわり続けなきゃいけないと思っているので、そこは自分たちの責任としてしっかりやっていこうと思います。

Q)次節に向けて
敗戦を引きずらず、「ここから上に行く」という強い気持ちをチーム全体で持って挑みます。チームとしての一体感を高め、次節は勝ち点3を取りにいく姿勢を徹底します。サポーターの皆様と共に勝利を掴むため、切り替えて全力で臨んでいきます。

三田幸望

Q)試合を振り返って
相手の中盤にセカンドボールを拾われることが多い時に途中出場し、セカンドボールを回収しチームの流れを創れたという点は良かったと感じています。あとはそれをどう点に繋げていくか、私自身もどうゴールに迫っていくか。シュートではなく違う選択肢をとってしまっていたので積極的にゴールに向かっていきたいです。
ここ最近の試合を含め、得点に結びつける部分また、ピッチ状況の影響で狙い通りの攻撃が難しい中、状況に応じたプレーをするなど改善しなければいけないことが多く見えた試合でした。

Q)次節への意気込み
得点を取らなければ勝てないため、ゴール前でのプレー回数を増やし、足を振り切るなど決定力の向上に取り組んでいきたいです。アウェー連戦となる中でもチーム全員で準備し、次節は必ず勝ち点3を山梨に持ち帰れるように戦います。サポーターの皆様に結果で応えられるよう、強い気持ちで臨みます。

Q)同期(大森みさき)の頑張りについて
他チームでプレーしている同期の活躍は意識していて自分も負けられないという気持ちにつながっています。自分自身のモチベーションにもなっていますし火を灯してくれる存在です。ホームでレノファ山口FCレディースを迎え入れた際には、同じピッチで戦いたいです。背中を押してくれるコミと互いの場所で互いに成長していきたいという思いも強くあります。