【2026プレナスなでしこリーグ2部 第13節~試合結果~】VS ディオッサ出雲FC戦について
いつもFCふじざくら山梨へご声援頂きまして誠にありがとうございます。
6月7日に行われた2026プレナスなでしこリーグ2部第13節ディオッサ出雲FC戦の試合結果をお伝えいたします。
【試合結果】
‐韮崎市サンクスデー‐
~旭陽電気・東京エレクトロン テクノロジーソリューションズダブルスペシャルマッチ~
FCふじざくら山梨 3-0 ディオッサ出雲FC
前半 2-0
後半 1-0
[得点]
15分 脇田紗弥
30分 内藤夏鈴
65分 菅百花
[来場者数]
870人
[スターティングメンバー]
GK
1 出口 春奈
DF
2 高村 ちさと
6 五味 小暖
16 奈良 美沙季
MF
7 小鍜治 旭
11 辻野 友実子
14 三田 幸望
41 内藤 夏鈴
FW
8大矢 歩
9 脇田 紗弥
20 寺田 心春

63分 OUT 8 大矢歩 → IN 10 菅百花
63分 OUT 20 寺田 心春 → IN 15 成迫 実咲
83分 OUT 9 脇田 紗弥 → IN 24 ワイアット 漢乃
90分+4分 OUT 10 菅 百花 → IN 40 鈴木 紋伽
~マッチレポート~
2026プレナスなでしこリーグ2部第13節。FCふじざくら山梨は韮崎市中央公園陸上競技場にディオッサ出雲FCを迎えます。
前節、ヴィアティン三重レディースとのアウェイゲームを3-1で制し、リーグ戦2連勝を飾ったふじざくら。攻撃陣の好調さに加え、守備陣も安定感を見せており、チームはシーズン序盤の苦しい時期を乗り越え、しっかり前に進んでます。対するディオッサ出雲FCとの前回対戦は0-0の引き分け。前半はふじざくらがボールを保持しながらも、相手の粘り強い守備を崩し切ることができませんでした。その一戦から約3か月。直近2試合で7得点を記録するなど、得点力にも改善の兆しが見えています。
この試合も前節と同じスターティングメンバー。好調を維持する脇田、大矢、寺田の前線に加え、中盤では内藤夏鈴と三田幸望がゲームを組み立てます。最終ラインは奈良美沙季、五味小暖、高村ちさとが支え、ゴールマウスには出口春奈が構えます。
ディオッサ出雲FCは粘り強い守備と前回の対戦で苦しんだロングボールを武器に試合を進めるチーム。前回対戦のように時間が進むほど難しい展開になる可能性もあるだけに、序盤から積極的にゴールへ迫り、自分たちのペースへ持ち込みたいところです。

本日の冠協賛企業は韮崎に社を置く、東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ様と旭陽電気様が務めてくださいました。前日に行なわれたダイバシティフットボールカップでもこの両社と共創パートナーとして、イベントを支えて頂きました。
この日のエスコートキッズには、社員のお子さんたちが務めてくださり、キックインセレモニーも社員のお子さんがこの大役を立派に務めてくれました。

ご両親が花束を贈呈し、サポーターさんから多くの拍手が届きました。

試合序盤は両チームとも球際の激しい攻防となり、ロングボール、中盤で競り合う展開になります。それでもふじざくらは前線から積極的にプレスを仕掛け、相手陣内でボールを奪う場面を増やしていきます。
前半9分にはセットプレーの流れから五味小暖がシュートを放ち、こぼれ球に選手が次々に反応し、シュートを放ちゴールへ迫ると、14分に試合が動きます。


先制後も攻撃の手を緩めず、相手ゴールに迫ります。19分には高村が高い位置で相手のパスを奪うと、そのまま推進。脇田へパスを送るもここは合わずにゴールキックになるも、追加点を狙う攻撃的な守備を見せます。
そして29分、追加点が生まれます。

相手GKがボールを回収した場面で脇田、寺田が一気にプレッシャーをかけると、寺田の相手選手へのプレスから脇田が高い位置でボールを奪取。そのまま放ったシュートはGKに弾かれるものの、こぼれ球に素早く反応した内藤が押し込みゴール。前線からの守備がそのまま得点へ繋がる、ふじざくららしい追加点となりました。

その後も左サイドの辻野、奈良の積極的な攻撃参加や小鍛冶と高村の右サイドの連携から何度も相手ゴールへ迫ります。40分には脇田、内藤、高村、五味と立て続けにシュートチャンスを作り出すなど、前半終了間際まで攻撃の手を緩めません。

一方で出雲FCもクロスやサイド攻撃で反撃を試みますが、出口春奈が安定したキャッチングを披露。守備陣も集中力を切らさず対応し、2-0のリードで前半を終えました。ハーフタイムに入り、平山監督は「1個誘導して、ウィングがアタックしていこう。リスク管理を徹底しよう。」と伝え、「球際などやるところをしっかりやって、後半も点を取るぞ!」と背中を押します。
後半開始時、ディオッサ出雲FCは3人の交代カードをきると、戦い方を変えて、ボール保持の時間を増やし、ふじざくらゴールへ迫ります。


押し込まれる時間帯を耐え抜くと、19分に試合を決定づける3点目が生まれます。
脇田が左サイドで時間を作り、成迫との連携から中央の内藤へ展開。内藤がボールを運び出し前の様子を伺うと、絶妙なスルーパスを出し、これに成迫が受けて、左足でゴール前へクロスを送ります。そのクロスに途中出場の菅が鋭く飛び込み左足でゴールに流し込む。途中出場の2選手が結果出し、リードを3点に広げます。

その後も出雲FCは攻撃の手を緩めず、ロングスローやセットプレーで何度もゴール前へボールを送り込みます。
37分にはロングスローからコーナーキックを与え、終盤も連続してセットプレーを受ける苦しい展開に。しかし出口のパンチング、高村のヘディング、辻野のクリアなど全員が集中力を切らさず対応し、最後まで相手に得点を許しません。

~試合を終えて~
年に1度ある韮崎開催。逆を言えば、年に1度しかない、韮崎市での大事な公式戦。

~監督・選手の試合後コメント~
平山茶久美

A)前期は0-0で引き分けた相手でしたが、今回は自分たちがしっかり得点を奪い、無失点で試合を終えられたことにチームの積み上げと成長を感じています。また、前日に開催された「ふじざくらダイバーシティフットボールカップ2026」に参加してくださったスポンサー企業の皆さまへの恩返しをしようとミーティングでも共有して試合に臨みました。選手たちがその想いをピッチで体現してくれたことも非常に良かったと思います。前期はボールを動かすことにこだわっていましたが、改めて守備や距離感を見直したことで、相手陣地でボールを奪い、そのまま攻撃につなげるシーンが増えてきました。そうした積み重ねが得点につながり、前半から自分たちのペースで試合を進められたことに手応えを感じています。
また、途中出場した菅百花、成迫実咲が結果を残してくれたことも大きかったです。菅がピッチに入るとチーム全体の熱量が上がり、選手たちにとってももう一段階ギアを上げるきっかけになります。後半は勝点3を確実に取り切ることを意識して試合を進めましたが、その中で訪れたチャンスをしっかりと得点につなげてくれました。Q)チームの成長と選手たちの活躍について
A)今シーズンは守備の強度や球際、相手との距離感といった当たり前の部分を徹底して積み上げてきました。その成果が現在の3連勝につながっていると感じています。交代選手を含め、全員が自分の役割を理解し、チームのためにプレーできていることも大きな成長です。
私がコーチとしてチームに加わったタイミングで入団した五味小暖ですが、今ではヘディングの強さやビルドアップ、セットプレーでの得点力など、とても頼もしいセンターバックへと成長してくれました。また、脇田紗弥が試合開始から相手に対して優位性を発揮し、チームの攻撃を牽引してくれました。もともとの裏抜けだけでなく、前線で時間を作るプレーも身につき、攻撃の厚みを生み出せる存在になっています。さらに高村ちさとのオーバーラップも、チームとして積み上げてきた攻撃の形の一つであり、攻撃に幅をもたらしてくれています。Q)次節に向けて
A)次節以降もまずは自分たちのストロングポイントをしっかり発揮することを大切にしていきたいと思います。また、スタメンだけでなく交代選手も含めて、それぞれが役割を全うすることがチームの力になっています。特別なことをするのではなく、これまで積み上げてきたことを継続し、さらに精度を高めていくことが次節以降の戦いでも重要になると思います。引き続きチーム全員で積み上げながら、勝利を目指して準備していきます。

Q)試合を振返って
A)得点シーンは、寺田心春と脇田紗弥がかけにいきボールを奪い切ってくれたことが大きかったです。何か起こるかもしれないと思って前に走り続けた結果、こぼれ球が自分のところに来たので、落ち着いて流し込むことができました。自分のゴールというよりも、奪い切ってくれた選手たちのおかげで生まれた得点だと思っています。
ゴールを決めた瞬間は意外と冷静で、自分よりも周りの選手たちの方が喜んでくれていました。気づいたらボールを取りに行っていて、みんなから「もっと喜べよ」と言われたくらいです(笑)。でも仲間が喜んでくれている姿を見て、自分も改めて嬉しさを感じました。
今日の試合はチームとしてやるべきことを徹底できたことが勝利につながったと思います。Q)ボランチとして意識していること
A)自分はボランチとしてゲームをコントロールすることを意識しています。相手の戦術やフォーメーションを見ながら、チームとしてどう戦うかを考え、それをプレーで表現しながら周りを引っ張っていけるように取り組んでいます。それが少しずつ結果にもつながっているのかなと感じています。
前期は怪我からの復帰からシャドーでプレーする時間が長かったですが、もともとボランチでプレーしたいという思いがありました。自分の特長を一番発揮できるポジションだと感じています。
前線でプレーするよりも、ボールを引き出して組み立てたり、相手の攻撃を予測してボールを奪ったり、守備からチームを動かしていくことの方が自分には合っていると思っています。ボランチはピッチの中で仲間に伝える役割も求められるポジションなので、プレーだけでなくコミュニケーションの部分でもチームを支えていきたいです。Q)次節に向けて
A)後半の立ち上がりは相手に押し込まれる時間帯が続くことがあるので、そうした時間帯をチームとして改善していくことが課題だと感じています。一方で、セットプレーや得点を奪い切る力は少しずつ成果として表れているので、継続して伸ばしていきたいです。
失点につながるようなイージーミスを減らし、これまで積み上げてきたことをさらに高めていくことで、もっと強いチームになれると思っています。
個人としてはボールロストを減らし、「かりんに預ければ何かしてくれる」と信頼してもらえる選手になりたいです。ボールを奪うだけでなく、その後の攻撃につなげるプレーの質も高めていきたいと思います。

Q)試合を振返って
A)今シーズンここまで12試合を戦ってきた中で、課題や改善点と向き合いながら、自分たちの強みが少しずつ明確になってきました。その中で、今日は守備も攻撃もチームとして積み上げてきたものをしっかり表現できた試合だったと思います。個人としては無失点で終われたことが一番嬉しいですし、ゴールキーパーとして常に目指さなければいけない部分だと思っています。クリーンシートを達成できたことにはホッとしていますし、チームとしても良い試合ができたと感じています。
相手に押し込まれる時間帯やゴール前で混戦になる場面もありましたが、今週のトレーニングで相手のクロスやセットプレーへの対応を重点的に積み上げてきました。シュートに対するタイミングの取り方も意識して取り組んできたので、練習で準備してきたことを試合で発揮できたと思います。後半は相手に押し込まれる時間帯もあったので、自分たちがボールを保持する時間を増やしたり、自分がボールをキャッチした後に繋ぐのか蹴るのかといった判断の質を高めたりすることが今後の課題だと感じています。Q)クリーンシートにつながった要因について
A)前節はセットプレーから失点してしまい、自分自身にも反省がありました。その中で、チャレンジした結果のミスだったとしても、失点につなげないためにできることをチーム全体で考えながら1週間取り組んできました。
出雲さんは相手がクロスやセットプレーを強みにしているので、普段以上にクロス対応のトレーニングを行いました。結果として、ディフェンス陣が体を張って守ってくれたこともあり、相手の強みをしっかり消すことができたと思います。
また、前線の選手たちが早い時間帯に得点を奪ってくれていることで、自分たちのやりたい試合運びができています。ただ、得点後こそ気を緩めずにもう一度チームを引き締めることを意識しています。失点しないことはもちろんですが、その後も攻撃的に戦い続けられるように後ろから声を掛け続けています。Q)次節に向けて
A)今回できたタイミングの取り方やゴール前での対応は継続していかなければいけません。ゴールキーパー人のコンセプトは「チームが困難な時に立ち向かい支える」ということを軸としてやっています。そうした場面はこれからも必ず訪れると思うので、日々の練習を積み重ねながら自分自身も成長していきたいです。
次節も勝利のために自分たちが積み上げてきたものをしっかり表現したいと思います。そして、いつも応援してくださるサポーターの皆さまの声は、選手たちにとって最後の一歩を後押ししてくれる大きな力になっています。これからも熱い応援をよろしくお願いします。
