【2026プレナスなでしこリーグ2部 第14節~試合結果~】VS 南葛SC WINGS戦について

いつもFCふじざくら山梨へご声援頂きまして誠にありがとうございます。

6月13日(土)に行われた2026プレナスなでしこリーグ2部第14節南葛SC WINGS戦の試合結果をお伝えいたします。

【試合結果】
FCふじざくら山梨 4-0 南葛SC WINGS
前半 3-0
後半 1-0
[得点]
3分 三田幸望
7分 寺田心春
24分 脇田紗弥
オウンゴール

[スターティングメンバー]
GK
1 出口 春奈
DF
2 高村 ちさと
6 五味 小暖
16 奈良 美沙季
MF
7 小鍜治 旭
11 辻野 友実子
14 三田 幸望
41 内藤 夏鈴
FW
8大矢 歩
9 脇田 紗弥
20 寺田 心春


(途中出場)
66分 OUT 8 大矢歩 → IN 10 菅百花
66分 OUT 20 寺田 心春 → IN 15 成迫 実咲
66分 OUT 14 三田 幸望 → IN 19 島村 美風
83分 OUT 9 脇田 紗弥 → IN  40  鈴木 紋伽
87分 OUT 16 奈良 美沙季 → IN 3 加村 ななみ

~マッチレポート~

2026プレナスなでしこリーグ2部第14節。FCふじざくら山梨はアウェイで南葛SC WINGSと対戦しました。

リーグ戦3連勝中となるふじざくらは、前節はディオッサ出雲FCを3-0で下し、攻守ともに充実した内容で勝点3を獲得しました。迎える今節の相手は、今季ホームで1-2と敗戦を喫した南葛SC WINGS。シーズン序盤の借りを返すべく、選手たちはアウェイの地へ乗り込みます。試合会場ではふじざくらブルーのユニフォームを着たサポーターたちが多く終結し、開門後は選手たちに熱い声援を送ってくださいました。
スターティングメンバーは前節と同じ11人。前回対戦では相手の細かなパスワークとサイド攻撃に苦しめられました。現在はリーグ戦3連勝中とチーム状態は上向き。前線からの積極的なプレッシングと、五味小暖を中心とした粘り強い守備で試合の主導権を握りたい。

立ち上がりは南葛SC WINGSがロングボールを前線へ送り込み、背後を狙ってくる展開。ふじざくらは五味小暖、高村ちさと、奈良美沙季を中心とした守備陣が落ち着いて対応し、相手に決定機を作らせません。

すると早々に試合が動きます。前半3分、右サイドで脇田紗弥が粘り強くボールをキープし、相手を振り切ってクロスを供給。ゴール前で寺田心春が頭で折り返すと、走り込んだ三田幸望が押し込み先制点を奪います。

勢いに乗るふじざくらはさらに7分、再び右サイドで脇田が起点となります。高村からのボールをおさめ、時間を作ると、小鍛冶旭がオーバーラップ。右サイド深い位置からアーリークロスを送ると、ゴール前へ走り込んだ寺田が冷静に左足で流し込み追加点。寺田は移籍後初ゴールとなります。立ち上がりから攻撃陣が躍動し、2点のリードを奪います。

その後も前からの守備でボールを奪い、主導権を握るふじざくら。17分には左サイドで辻野友実子が粘り強くボールをキープしてクロスを供給。小鍛冶が飛び込みますが、わずかに合わず。19分には高村が右サイドを突破しクロスを上げると、寺田が合わせるもシュートはミートせず、ボールは流れます。サイドからの攻撃が流れを作ます。

一方の南葛SC WINGSも徐々にボール保持の時間を増やし反撃。23分には中央へ鋭い縦パスを差し込まれゴール前までボールを運ばれ、シュートまで持ち込まれますが、五味が身体を張った守備でゴールを許しません。

五味、高村、奈良が連携しながら前線を動かし、相手の自由にさせず、守備から良い流れを引き出します。
そして、この守備から再びふじざくらが流れを引き寄せます。


24分、最終ラインから丁寧にボールを繋ぐ相手に対し、中盤の内藤夏鈴が鋭い読みでボールを奪取。そのまま前線へ浮き球のパスを送ると、脇田が抜け出してペナルティエリアへ侵入します。相手との競り合いに勝ち、最後は前に出てきたGKをかわして冷静に流し込み、チーム3点目。前線からの守備と素早い切り替えが生んだ、ふじざくららしいゴールとなりました。

その後も前線から積極的なプレッシャーをかけ続けるふじざくら。相手に自由なビルドアップを許さず、主導権を渡しません。終了間際には左サイドからクロスを送り込まれる場面もありましたが、守備陣が集中して対応。攻守両面で高い強度を見せたふじざくらが、3-0とリードして前半を折り返します。

ハーフタイム、平山監督は選手たちへ「暑さに負けず全員必ずハードワークで!」「守備は内側に入ってきた時に体で圧縮をかけてボールを奪い切ろう」「ゴール前に入ってきたところはクロスを上げさせないよう徹底しよう」「守り切って追加点を取りに行くぞ!」と声をかけ、後半へ送り出します。

3点を追う南葛SC WINGSは後半開始と同時に3枚の交代カードを切り、反撃へ出ます。

それでも最初のチャンスを作ったのはふじざくらでした。
後半早々、脇田がペナルティエリア付近で粘り強くボールをキープし、右サイドの小鍛冶旭へ展開。クロスに三田幸望が飛び込みますが、シュートはわずかにゴール左へ外れます。さらに大矢歩のアーリークロスにファーサイドの辻野友実子が反応。相手をかわしてシュートまで持ち込みますが、相手GKの正面を突きます。

その後は南葛SC WINGSがポジションを修正しながらボール保持の時間を増やし、ふじざくらが我慢を強いられる展開となります。10分には自陣中央でファールを与え、危険な位置でフリーキックを献上。しかし五味を中心とした守備陣が集中した対応を見せ、ゴールを許しません。

相手の保持が続く中でも、ふじざくらは粘り強く守備を続けます。
ペナルティエリア周辺では内藤、三田がセカンドボールを回収し、最終ラインでは奈良、高村、五味が身体を張って対応。相手にボールを持たれる時間が続きながらも、決定的な侵入は許しません。

15分にはコーナーキックから追加点のチャンス。大矢のキックに五味がダイレクトボレーで合わせますが、相手GKが好反応でセーブ。

それでも攻撃の手を緩めず、相手ゴールを脅かし続けます。20分には中盤でボールを奪われ、ゴール前まで侵入を許すピンチを迎えます。しかし最後の局面で身体を張った守備を見せ、シュートを打たせながらもゴールを割らせません。

その後、菅、成迫、島村を投入。交代選手たちが運動量と推進力をもたらし、再び流れを引き寄せます。

すると30分頃、試合を決定づける4点目が生まれます。
奈良からのロングフィードを左サイドで受けた辻野がスピードを活かして突破。グラウンダーのクロスをゴール前へ送ると、走り込んだ脇田と菅を警戒した相手守備陣に当たり、そのままゴールへ吸い込まれます。オウンゴールではありましたが、最後までゴールへ向かう姿勢が生んだ追加点となりました。

37分には内藤が中盤で相手を引きつけながら前線へスルーパスを供給。小鍛冶が反応し相手GKとの勝負へ持ち込みますが、惜しくもシュートまで持ち込むことはできません。

終盤には鈴木、加村も投入。最後まで運動量を落とさず相手ゴールへ向かい続けるとともに、守備陣も集中力を切らさず対応します。
攻守両面でチームの成長を感じさせる内容で、FCふじざくら山梨は4-0で南葛SC WINGSを下し、リーグ戦4連勝を飾りました。

~試合を振返って~

ホームで悔しい敗戦を喫した南葛戦から約2か月。アウェイ江戸川区には、朝から多くのサポーターが集い、本日も200名以上の方が選手の背中を押してくれました。
相手サポーターの皆さんにも負けないふじざくらサポーターの拍手や声援が届き、4つのゴールを記録し、クリーンシートでの勝利。これでクラブの歴史である連勝記録「4」に並びました。
守備から攻撃へ、今日の試合でも奪って得点に繋げる素晴らしい攻撃が生まれました。


中断明けまで残り2試合。全て勝利して、夏を迎え、リーグ再開へ。次節もアウェイ群馬になりますが、皆さんのサポートお願いいたします。
以下、平山監督、移籍後初ゴールの寺田心春、三田幸望のコメントになります。

~監督・選手の試合後コメント~

平山茶久美監督

Q)試合を振り返って
A)前節からの良い流れを維持し、前半の早い時間帯に先制点を奪えたことで、自分たちのやりたいサッカーを展開することができました。前線の選手が相手の最終ラインに対して優位性を保ち、そこへ後方からの配球も効果的に入っていたのが良かったですね。前回の対戦で課題となった中央からの崩しやセカンドボールの回収についても、練習とミーティングでしっかりと修正し、選手たちがピッチで体現してくれました。相手にボールを回される苦しい時間帯もありましたが、背後への対応を徹底し、交代選手も含めて無失点で守り切ったこと、そして多くのサポーターの後押しが勝利に繋がりました。。

Q)4連勝。好調の要因は?
A)ここ数試合複数得点が続いている要因としては、日頃のトレーニングや自主練から「前にプレーする」「関わり続ける」というテーマを徹底し、選手たちがそれを強く意識できていることが挙げられます。前線の選手が怖い場所でアクションを起こし、後方からの配球もそのチャンスを逃さずに行えており、前線だけでなく「チーム全体」で得点を生み出せていますね。また、フォワードだけでなくボランチやウイングバックの選手も得点に絡むなど、交代で入る選手も含めてチームとしての厚みが増していると感じます。「日常が全て」という意識のもと、練習から無意識に戦えるよう徹底している成果だと思ってます。

Q)次節に向けて
A)次節もアウェイ(群馬でのバニーズ戦)となりますが、暑く苦しい時間帯でも勇気をくれるサポーターの皆様と共に戦い、勝ち点3を掴みたいです。前期の対戦では0点に抑えられてしまった相手なので、今回はしっかりと勝ち切り、その次の前期最終戦へと繋げていきたいと思います。優勝を目指す上で、相手の攻撃に対して奪いどころでしっかり奪いきる質の向上や、1点を争う厳しい展開で確実に決めきる決定力の高さを、チームの課題としてさらに追求していきます。

寺田心春

Q)試合を振返って
A)前半のうちに複数得点を奪えたことはすごく良かったと思います。相手に対して1週間準備してきたことを試合の中でしっかり表現できましたし、守備から攻撃につなげる形も多く作ることができました。一方で、最近の課題でもある後半の立ち上がりについては、今回も少し改善できた部分はありましたが、まだ十分ではないと感じています。相手に勢いを持たせないことや、自分たちが主導権を握り続けること、さらに追加点を奪うことは今後も求めていかなければいけない部分だと思います。
前期の対戦では守備がうまくはまらず、攻撃につなげることができなかった反省がありました。今回はシャドーの選手と後ろの選手がしっかり連動しながら、「どこでボールを奪うのか」を共有し続けることができたので、守備の部分は狙い通りにできたと感じています。

Q)得点シーンを振返って
A)率直に、やっと決められたという気持ちです。チームメイトも毎試合「今日こそ決めよう」と声をかけてくれていましたし、自分自身もゴールを意識し続けていたので、本当にホッとしました。
シャドーでプレーするようになってからは、ボランチの時以上にゴールへの意識が強くなっています。得点シーンも「自分が決める」という気持ちを持ってゴール前まで走り切った結果、ボールが来てくれたと思います。コースを狙うことももちろん大事ですが、まずはゴール前まで入り切ることが得点につながると改めて感じました。また、このゴールは自分一人の力ではなく、前線からの守備や後ろの選手たちのサポートがあったからこそ生まれたものです。最近は前線でボールを奪える回数が増えていて、そこから素早く攻撃に移れる場面も多くなっています。後ろからの声掛けや誘導によってプレスのかけどころも明確になっているので、チーム全体で奪い切る守備ができていることが得点につながっていると思います。

Q)次節に向けて
A)連勝が続き、複数得点も取れるようになってきていますが、次節も非常に大事な一戦になると思っています。特に課題として挙がっている後半の戦い方については、今回の試合以上に成長した姿を見せられるようにしたいです。疲労が出る時間帯でも主導権を握り続けられるチームになれるよう、日頃のトレーニングから意識して取り組んでいきたいと思います。今の良い流れを継続するためにも、チーム全員でハードワークしながら良い準備を進めていきます。次節も勝利を届けられるよう全力で戦いますので、引き続き応援よろしくお願いします。

三田幸望

Q)試合を振返って
A)相手がボールを繋いでくるチームだということは事前に分かっていたので、この1週間はその対策を意識しながら準備してきました。練習ではうまくいかないこともありましたが、試合ではそれがしっかりとはまり、相手に思うような攻撃をさせない時間を長く作ることができたと思います。立ち上がりから自分たちの守備が機能し、早い時間帯に先制点を取れたことが大きかったですし、その後も立て続けに得点を重ねて前半だけで3得点できたことは、これまで積み上げてきたものが形になった結果だと感じています。本当に嬉しい勝利でした。
また、複数得点が続いている要因としては、前線の選手たちが練習後も自主的にシュート練習を続けていることや、後ろの選手たちも良いタイミングで欲しい場所にボールを配給し続けてくれますし、チーム全体で前向きな声掛けが増えています。試合中も「チームで勝つためにどうするか」という会話が増えていて、それが今の良い流れにつながっていると感じています。

Q)得点シーンを振返って
A)正直、得点シーンはあまり覚えていません(笑)。ただ、てら(寺田心春)が競っている位置を見た時に、てらが直接シュートを打つのは難しいかなと感じていました。また、相手のボランチのセカンドボールへの反応の仕方が分かっていたので、「ここにこぼれてくるかもしれない」と思って走り込んでいました。しっかりと良いところにボールを落としてくれて、自分の前にこぼれてきたので、あとは枠に飛ばすことだけを意識してシュートを打ちました。気づいたらゴールに入っていたという感覚でした。日頃からシュート練習には力を入れていて、試合前日の練習でも良い感触でシュートを決めることができていました。コーチ陣からもシュートの質や威力が上がっていると言ってもらえているので、フィジカルを含めた日々の積み重ねが結果につながったのかなと思います。
今シーズン2点目ですが、勝利した試合で得点できたことは特別です。チームの勝利に貢献できたことが何より嬉しいです。

Q)次節に向けて
A)4連勝していますが、私たちはまだ立ち止まっていられる順位ではありません。ここからが本当の勝負だと思っています。
次節の相手も簡単な相手ではありませんが、今の良い流れを止めないためにも、チーム全員がもう一度気を引き締めて準備することが大切だと思います。良い結果が続いている時こそ、日々の積み重ねを大事にしなければいけません。来週も全員で勝利にこだわりながら良い準備をしていきますので、引き続き熱い応援をよろしくお願いします。